かくされた力!
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「諸君! キックオフといこうか」
「暴れ足りねぇな……。レーゼに勝ったなら、少しは手応えあんじゃねぇの?」
「お手並み拝見といきましょう」
「ぶっ潰す……」
「命知らずってマキュア大好き!」
仮にもジェミニストームに勝ったのに、デザームもゼルもメトロンもクリプトもマキュアも余裕の表情をかましていた。
「聞け、雷門中! 破壊されるべきは漫遊寺中にあらず……我らエイリア学園に歯向かい続けるお前たち、雷門イレブンと決まった!」
「勝手に決めちゃってるよ」
デザームの勝手な宣言に一之瀬は呆れる。
「漫遊寺中は6分で片づけた。だが、お前たちはジェミニストームを倒した……。その実力を称え、3分で決着とする。光栄に思うが良い」
「3分!?」
「ふざけないで!」
「だからなんで勝手に決めちゃうかなぁ」
「ホント腹立つな。あたしそういうの大嫌い」
「だったら、僕たちも3分で片づけちゃおうよ」
「おもしれぇ」
デザームの指摘した時間に円堂と瑞貴は腹を立て、土門も搭子も吹雪も染岡も勝つ気でいる。
「エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロンの力、思い知るがいい!」
「3分だなんて……」
「それだけ私たちに対して本気なのよ」
「ええ。でも漫遊寺戦の6分間で、イプシロンがどんな戦い方をするかはつかめたわ」
「「「「「えぇ!?」」」」」
秋や夏未を初め、みんな瞳子が短時間で相手の戦術をつかんだこと驚く。
ジェミニストームはスピードで押していくチームだが、それに比べてイプシロンの戦いは的確にFWを封じて相手の攻撃を削いでくる。漫遊寺が破れたのは満足なプレーをさせてもらえなかったからだ。
「――はい、お待たせいたしました!」
「「「「わぁ!!」」」」」
いつの間にかベンチに現れたのは角馬圭太。神出鬼没の彼にマネージャーたちも栗松も目金も、漫遊寺イレブンも驚く。
「角馬くん!?」
「漫遊寺戦のときは来なかったのに……」
「小生、雷門中の一員として雷門の試合を余さずお伝えすることを心情としています。あしからず、漫遊寺のみなさん」
「ハァ……どうぞお気遣いなく……」
漫遊寺へ確認を取った角馬に垣田大将が答えたが、どっちかというと呆気に取られていた。
《それでは、雷門中対エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン! 雷門イレブンの攻撃よりスタートです!》
古株がホイッスルを鳴らし、試合が始まった。
吹雪が染岡にボールを渡し、次に風丸へ繋いでみんな上がっていく。逆に木暮はまだ恐怖があるので動かない。
「戦闘……開始!!」
デザームの合図でイプシロンが動き出す。
染岡にはクリプトとファドラが、吹雪にはスオームとメトロンが、瑞貴にはゼルとマキュアで三人の動きをガッチリと封じてしまった。3TOPの彼らを抑えることで、雷門のプレッシャー狙っているのだ。
「突っ込め! 風丸!」
「いっけぇー!」
鬼道の指示と円堂の掛け声で風丸が上がっていく。それをフォローするかのように他のみんなも上がっていく。木暮は雷門イレブンのスピードに驚いていた。
するとケンビルとタイタンがスライディングをすると、風丸はジャンプでかわす。
「さすがにジェミニストーム以上のスピードだな。搭子!」
「鬼道!」
風丸から搭子へ、搭子から鬼道へとパスを繋いでいく。ジェミニストームの経験を生かされて敵の動きを見切っているが、FWの三人は攻撃を完全に封じられた。
「暴れ足りねぇな……。レーゼに勝ったなら、少しは手応えあんじゃねぇの?」
「お手並み拝見といきましょう」
「ぶっ潰す……」
「命知らずってマキュア大好き!」
仮にもジェミニストームに勝ったのに、デザームもゼルもメトロンもクリプトもマキュアも余裕の表情をかましていた。
「聞け、雷門中! 破壊されるべきは漫遊寺中にあらず……我らエイリア学園に歯向かい続けるお前たち、雷門イレブンと決まった!」
「勝手に決めちゃってるよ」
デザームの勝手な宣言に一之瀬は呆れる。
「漫遊寺中は6分で片づけた。だが、お前たちはジェミニストームを倒した……。その実力を称え、3分で決着とする。光栄に思うが良い」
「3分!?」
「ふざけないで!」
「だからなんで勝手に決めちゃうかなぁ」
「ホント腹立つな。あたしそういうの大嫌い」
「だったら、僕たちも3分で片づけちゃおうよ」
「おもしれぇ」
デザームの指摘した時間に円堂と瑞貴は腹を立て、土門も搭子も吹雪も染岡も勝つ気でいる。
「エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロンの力、思い知るがいい!」
「3分だなんて……」
「それだけ私たちに対して本気なのよ」
「ええ。でも漫遊寺戦の6分間で、イプシロンがどんな戦い方をするかはつかめたわ」
「「「「「えぇ!?」」」」」
秋や夏未を初め、みんな瞳子が短時間で相手の戦術をつかんだこと驚く。
ジェミニストームはスピードで押していくチームだが、それに比べてイプシロンの戦いは的確にFWを封じて相手の攻撃を削いでくる。漫遊寺が破れたのは満足なプレーをさせてもらえなかったからだ。
「――はい、お待たせいたしました!」
「「「「わぁ!!」」」」」
いつの間にかベンチに現れたのは角馬圭太。神出鬼没の彼にマネージャーたちも栗松も目金も、漫遊寺イレブンも驚く。
「角馬くん!?」
「漫遊寺戦のときは来なかったのに……」
「小生、雷門中の一員として雷門の試合を余さずお伝えすることを心情としています。あしからず、漫遊寺のみなさん」
「ハァ……どうぞお気遣いなく……」
漫遊寺へ確認を取った角馬に垣田大将が答えたが、どっちかというと呆気に取られていた。
《それでは、雷門中対エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン! 雷門イレブンの攻撃よりスタートです!》
古株がホイッスルを鳴らし、試合が始まった。
吹雪が染岡にボールを渡し、次に風丸へ繋いでみんな上がっていく。逆に木暮はまだ恐怖があるので動かない。
「戦闘……開始!!」
デザームの合図でイプシロンが動き出す。
染岡にはクリプトとファドラが、吹雪にはスオームとメトロンが、瑞貴にはゼルとマキュアで三人の動きをガッチリと封じてしまった。3TOPの彼らを抑えることで、雷門のプレッシャー狙っているのだ。
「突っ込め! 風丸!」
「いっけぇー!」
鬼道の指示と円堂の掛け声で風丸が上がっていく。それをフォローするかのように他のみんなも上がっていく。木暮は雷門イレブンのスピードに驚いていた。
するとケンビルとタイタンがスライディングをすると、風丸はジャンプでかわす。
「さすがにジェミニストーム以上のスピードだな。搭子!」
「鬼道!」
風丸から搭子へ、搭子から鬼道へとパスを繋いでいく。ジェミニストームの経験を生かされて敵の動きを見切っているが、FWの三人は攻撃を完全に封じられた。