イプシロン来襲!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
時間が進んでいくことに、次々と漫遊寺イレブンが倒れ、最後の影田も……。
「無念だ……」
とうとう彼も倒れてしまった。そして0対15で続行不能と見なし、試合が終了した。
イプシロンの圧倒的な実力に、雷門イレブンも息を呑む。
「あいつら、本当に6分で決めやがった……」
「これがファーストランクチームの力……」
「ジェミニストームとは比べ物にならないくらい強いでヤンス……」
染岡も一之瀬も栗松も、時間通りに試合終了させる実力にショックを受けた。
「やれ」
「「待て!」」
破壊指令を出したデザームを止めたのは、円堂と瑞貴だった。
「まだ、試合は終わっちゃいない!」
「私たちが相手だ!」
「お前たちが? フッ、いいだろう」
「でもキャプテン、瑞貴さん、目金先輩と栗松が……」
壁山の言う通り、目金と栗松が負傷したことで試合に出られるのは十人しかいない。
「だったら、十人で戦うまでだ!」
「じゅ、十人で!?」
円堂のまさかの言葉に、栗松は鬼道の肩から身を出して叫ぶ。
「このままあいつらの好きにはさせられないでしょ!?」
「それはそうでヤンスが……」
「十一人目ならいます! 木暮くんが!」
「えぇ!?」
「こっ!」
「「「「「木暮ぇ!?」」」」」
春奈の推薦に一部の雷門イレブン木暮本人すらも驚く。特に搭子はイタズラされた記憶があるので一番驚く。
「木暮くんだってサッカー部の一員です!」
「でも補欠だろ!? 大丈夫かよ、そんな奴入れて」
「ヘタにウロチョロされると、返って邪魔になるし……」
「そんなことないです。木暮くんなら大丈夫です! だからお願いです! お願いします!」
染岡や土門たちを必死に説得する春奈だが、背後で春奈が口を開く度に木暮が冷や汗をかいている。
みんながどうするか迷っていると、円堂が春奈の前に出てきた。
「キャプテン! お願いします!」
「わかったよ、音無。瑞貴もいいだろ?」
「うん!」
「「「「「ええぇぇぇえええ!?」」」」」
「キャプテン! 瑞貴先輩!」
キャプテンと副キャプテンの選択に雷門イレブンは驚き、春奈は嬉しそうにと声を上げた。
「いいですよね、監督!」
「好きにすればいいわ」
「ありがとうございます!」
瞳子からも許可をもらったが、木暮はずっと浮かない顔のままだ。
「さっ!」
「えっ、いや、でも、俺……」
「何怖気づいてんの!みんなを見返すチャンスじゃない!」
「でも……だって……。いや……でも……」
木暮はボールに額を当てて冷や汗を流す。彼もイプシロンの実力に恐怖を感じたのだ。
「大丈夫よ、木暮くんなら。私、信じてるから」
「っつ!」
そのひと言に木暮は頭を上げて春奈を見る。
「俺を…信じてる……?」
「ええ、信じてるわ! 木暮くんなら、きっとやってくれるって!」
木暮はチラッと瑞貴を見ると、視線に気づいた彼女も頷いていた。
それぞれの不安な思いが交錯する中、イプシロンとの試合が始まろうとしていた。
☆副キャプテン 今日の格言☆
最初の出会いはそれぞれだけど、いつの間にか大切な人になってるの。
以上!!
「無念だ……」
とうとう彼も倒れてしまった。そして0対15で続行不能と見なし、試合が終了した。
イプシロンの圧倒的な実力に、雷門イレブンも息を呑む。
「あいつら、本当に6分で決めやがった……」
「これがファーストランクチームの力……」
「ジェミニストームとは比べ物にならないくらい強いでヤンス……」
染岡も一之瀬も栗松も、時間通りに試合終了させる実力にショックを受けた。
「やれ」
「「待て!」」
破壊指令を出したデザームを止めたのは、円堂と瑞貴だった。
「まだ、試合は終わっちゃいない!」
「私たちが相手だ!」
「お前たちが? フッ、いいだろう」
「でもキャプテン、瑞貴さん、目金先輩と栗松が……」
壁山の言う通り、目金と栗松が負傷したことで試合に出られるのは十人しかいない。
「だったら、十人で戦うまでだ!」
「じゅ、十人で!?」
円堂のまさかの言葉に、栗松は鬼道の肩から身を出して叫ぶ。
「このままあいつらの好きにはさせられないでしょ!?」
「それはそうでヤンスが……」
「十一人目ならいます! 木暮くんが!」
「えぇ!?」
「こっ!」
「「「「「木暮ぇ!?」」」」」
春奈の推薦に一部の雷門イレブン木暮本人すらも驚く。特に搭子はイタズラされた記憶があるので一番驚く。
「木暮くんだってサッカー部の一員です!」
「でも補欠だろ!? 大丈夫かよ、そんな奴入れて」
「ヘタにウロチョロされると、返って邪魔になるし……」
「そんなことないです。木暮くんなら大丈夫です! だからお願いです! お願いします!」
染岡や土門たちを必死に説得する春奈だが、背後で春奈が口を開く度に木暮が冷や汗をかいている。
みんながどうするか迷っていると、円堂が春奈の前に出てきた。
「キャプテン! お願いします!」
「わかったよ、音無。瑞貴もいいだろ?」
「うん!」
「「「「「ええぇぇぇえええ!?」」」」」
「キャプテン! 瑞貴先輩!」
キャプテンと副キャプテンの選択に雷門イレブンは驚き、春奈は嬉しそうにと声を上げた。
「いいですよね、監督!」
「好きにすればいいわ」
「ありがとうございます!」
瞳子からも許可をもらったが、木暮はずっと浮かない顔のままだ。
「さっ!」
「えっ、いや、でも、俺……」
「何怖気づいてんの!みんなを見返すチャンスじゃない!」
「でも……だって……。いや……でも……」
木暮はボールに額を当てて冷や汗を流す。彼もイプシロンの実力に恐怖を感じたのだ。
「大丈夫よ、木暮くんなら。私、信じてるから」
「っつ!」
そのひと言に木暮は頭を上げて春奈を見る。
「俺を…信じてる……?」
「ええ、信じてるわ! 木暮くんなら、きっとやってくれるって!」
木暮はチラッと瑞貴を見ると、視線に気づいた彼女も頷いていた。
それぞれの不安な思いが交錯する中、イプシロンとの試合が始まろうとしていた。
☆副キャプテン 今日の格言☆
最初の出会いはそれぞれだけど、いつの間にか大切な人になってるの。
以上!!