衝撃! エイリア学園!!

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「パパ? やったよ、宇宙人をやっつけた! うん…うん……!」

「半田…マックス…みんな……俺たち、勝ったぜ!」

「「監督!」」


搭子が財前に連絡を取り、風丸は空を見上げながら半田たちに勝利を伝える。そして円堂と瑞貴を筆頭にみんな瞳子の元へ駆け寄った。


「俺たち、勝ちました!」

「監督の采配のおかげです!」

「「ありがとうございます!」」

「おめでとう」


瞳子からはたったひと言……でも、それだけで充分だった。

すると瑞貴はジェミニストームの元へ駆け寄り、レーゼの前に立って手を差し出す。その行動にジェミニストームも雷門も驚く。


「また、サッカーやりましょう!」

「…………!」


瑞貴の純粋な微笑みに、レーゼは驚いて手と瑞貴を交互に見る。一瞬、レーゼの表情が和らいだが、すぐに何かに怯えるように焦りだした。


「レーゼ?」

「……お前たちは知らないのだ。本当のエイリア学園の恐ろしさを……」

「!」


その言葉に瞳子だけ反応した。


「我々はセカンドランクにすぎない……。我々の力など…イプシロンに比べれば……!」

「――ぶざまだぞ、レーゼ」


第三者の声が響くと同時に黒い霧が現れる。さらに紫色の光が注ぎ込まれ、瑞貴たちがその方向を見れば十一人の少年少女が現れた。彼らを見たジェミニストームは怯えるような表情をする。


「デザーム様!」

「覚悟はできてるか? お前たちを追放する」

「デザーム様……」


デザームは黒いボールをつきつけると、レーゼは絶望するかのように地に手と膝を付いた。

そしてデザームが撃ったボールがジェミニストームに襲い掛かろうとする。


「ダメ!」

「なっ!?」

瑞貴!?」


かばうように前に出て両手を広げる瑞貴に、レーゼたちも円堂たちも驚く。

ボールが当たる瞬間レーゼは瑞貴を横に押し、バランスを崩した瑞貴が倒れる。すぐさま顔を上げると、レーゼが今までに見たことのない優しい微笑みをして口を動かした。


『ありがとう』


そしてボールが光ると同時に、ジェミニストームは跡形もなく消えたのだった。


「レーゼ!」


その光景に目を見開いた円堂たちは、再び紫の光が放たれるとデザームたちを見る。


「我らは、エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン。地球の民たちよ、やがてエイリア学園の真の力を知るだろう」


紫の光が治まると、イプシロンも先ほどいた場所から消えていた。


「イプシロン……。宇宙人との戦いは…まだ終わってないんだ……」

「レーゼ……!」


円堂は新たな敵が現れて顔をしかめ、瑞貴はジェミニストームが消えて顔をうつむけた。

雷門イレブンは新たな戦いへと幕を開ける――。










☆副キャプテン 今日の格言☆



何もせず考えるより、動いて考えるほうが一番だよ。



以上!!
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