衝撃! エイリア学園!!
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エイリア学園が白恋中へ襲撃予告をして数日。雷門中はスピードアップのために吹雪士郎のオススメ特訓をして、レベルアップをしていた。
そしてとうとう現れたのは、エイリア学園・レーゼが率いるジェミニストームだった。挨拶代わりに円堂守はレーゼにボールを蹴り、レーゼはそれを受け止める。
「またお前たちか。何故ここにいる」
「決まってんでしょ!」
「俺たちが代わりに戦う!」
闘志を出す井上瑞貴と円堂に、レーゼは呆れるような顔をする。
「フッ。地球人の学習能力は想像以上に低いな……。二度も敗れたのに何故わからないのだ。我々には勝てないと」
「宇宙人の想像力も大したことないね。あたしたちがパワーアップしたとは思わないの?」
「ホォ……いいだろう。地球にはこんな言葉がある『二度あることは三度ある』と!」
搭子の宣言にレーゼは勝負を受け、ボールを円堂に向かって蹴る。今までとは違い、ノーマルシュートでも円堂はそれを受け止めることができた。
――白恋中のグラウンドで、雷門イレブン対ジェミニストームの試合が始まる。観客にはテレビ局も来ているので、中継を通して東京にいる雷門総一郎、神崎シン、財前宗助も勝負の行方を見守っていた。
すると雪だるまの中から角間圭太が現れる。
《凍てつく北の大地を溶かすほどの熱圏! 緊急テレビ中継も行われる、注目の雷門イレブン対エイリア学園・ジェミニストーム! まさに世紀の決戦が始まろうとしています!》
エイリア学園は負けた学校を破壊してしまう。荒谷紺子を始め、白恋イレブンは不安になっていた。
「私たちの学校…壊されちゃうの……?」
「大丈夫だよ。白恋中は僕が守る」
吹雪がそう言うと、紺子は少しだけ安心した顔になる。
「吹雪! がんばろうぜ!」
「エターナルブリザードで、奴らをバシンッバシンッ吹っ飛ばしてほしいでヤンス!」
「うん。宇宙人なんかに負けないよ」
「瑞貴もがんばれよ!」
「オッケー、守!」
「吹雪くん、井上さん、あなたたちセンターバックに入って」
「「「「ええぇぇえええ!?」」」」
吉良瞳子のまさかの指示に、円堂と財前搭子と壁山塀吾郎と栗松鉄平は驚いて瞳子を見る。
「ディフェンスに専念するのよ。絶対に前線へ上がらないで。エターナルブリザードとシューティングアローは封印してもらいます」
「「はい」」
「何故です!? 吹雪のスピードを生かした攻撃! それが奴らの対抗策でしょ!? それに瑞貴のテクニックは攻撃に必要ですよ!」
「意見は聞いてないわ」
「……なんだよあの監督。やっぱりわけわかんないよ」
一之瀬一哉の抗議も聞かず、瞳子は長い髪をなびかせながらベンチに移動する。意図がつかめない搭子は言うが、それは他のみんなも同じだった。……鬼道有人を除いて。
静まりかえる中、円堂は一つ手を叩いて我に返させる。
「監督の作戦に、従おう!」
「監督は士郎だけじゃなく、私たちを信頼して言ってるんだから」
「円堂……。瑞貴……」
円堂も瑞貴も賛同したことに、染岡竜吾たちは二人を見つめる。
「この試合は、白恋中を守るためだけじゃない。全人類の命運がかかった大事な一戦よ」
「ああ。監督もそれを承知の上で、吹雪と瑞貴をDFに起用したはずだ。――勝つために」
瞳子の意志を代弁するかのように、雷門夏未と鬼道がみんなに伝えた。
そしてとうとう現れたのは、エイリア学園・レーゼが率いるジェミニストームだった。挨拶代わりに円堂守はレーゼにボールを蹴り、レーゼはそれを受け止める。
「またお前たちか。何故ここにいる」
「決まってんでしょ!」
「俺たちが代わりに戦う!」
闘志を出す井上瑞貴と円堂に、レーゼは呆れるような顔をする。
「フッ。地球人の学習能力は想像以上に低いな……。二度も敗れたのに何故わからないのだ。我々には勝てないと」
「宇宙人の想像力も大したことないね。あたしたちがパワーアップしたとは思わないの?」
「ホォ……いいだろう。地球にはこんな言葉がある『二度あることは三度ある』と!」
搭子の宣言にレーゼは勝負を受け、ボールを円堂に向かって蹴る。今までとは違い、ノーマルシュートでも円堂はそれを受け止めることができた。
――白恋中のグラウンドで、雷門イレブン対ジェミニストームの試合が始まる。観客にはテレビ局も来ているので、中継を通して東京にいる雷門総一郎、神崎シン、財前宗助も勝負の行方を見守っていた。
すると雪だるまの中から角間圭太が現れる。
《凍てつく北の大地を溶かすほどの熱圏! 緊急テレビ中継も行われる、注目の雷門イレブン対エイリア学園・ジェミニストーム! まさに世紀の決戦が始まろうとしています!》
エイリア学園は負けた学校を破壊してしまう。荒谷紺子を始め、白恋イレブンは不安になっていた。
「私たちの学校…壊されちゃうの……?」
「大丈夫だよ。白恋中は僕が守る」
吹雪がそう言うと、紺子は少しだけ安心した顔になる。
「吹雪! がんばろうぜ!」
「エターナルブリザードで、奴らをバシンッバシンッ吹っ飛ばしてほしいでヤンス!」
「うん。宇宙人なんかに負けないよ」
「瑞貴もがんばれよ!」
「オッケー、守!」
「吹雪くん、井上さん、あなたたちセンターバックに入って」
「「「「ええぇぇえええ!?」」」」
吉良瞳子のまさかの指示に、円堂と財前搭子と壁山塀吾郎と栗松鉄平は驚いて瞳子を見る。
「ディフェンスに専念するのよ。絶対に前線へ上がらないで。エターナルブリザードとシューティングアローは封印してもらいます」
「「はい」」
「何故です!? 吹雪のスピードを生かした攻撃! それが奴らの対抗策でしょ!? それに瑞貴のテクニックは攻撃に必要ですよ!」
「意見は聞いてないわ」
「……なんだよあの監督。やっぱりわけわかんないよ」
一之瀬一哉の抗議も聞かず、瞳子は長い髪をなびかせながらベンチに移動する。意図がつかめない搭子は言うが、それは他のみんなも同じだった。……鬼道有人を除いて。
静まりかえる中、円堂は一つ手を叩いて我に返させる。
「監督の作戦に、従おう!」
「監督は士郎だけじゃなく、私たちを信頼して言ってるんだから」
「円堂……。瑞貴……」
円堂も瑞貴も賛同したことに、染岡竜吾たちは二人を見つめる。
「この試合は、白恋中を守るためだけじゃない。全人類の命運がかかった大事な一戦よ」
「ああ。監督もそれを承知の上で、吹雪と瑞貴をDFに起用したはずだ。――勝つために」
瞳子の意志を代弁するかのように、雷門夏未と鬼道がみんなに伝えた。