雪原の皇子(プリンス)!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「防げるモンなら、防いでみやがれ! ドラゴンクラッシュ!」
染岡のドラゴンクラッシュを見切った吹雪は、技も使わず足で見事に止めた。
「何っ!?」
「ドラゴンクラッシュを、あんなにアッサリと!」
「そうか! 吹雪はFWじゃなくて、スゴいDFだったんだ!」
染岡は止められたことにショックを受け、瑞貴は生で見る吹雪の実力に驚き、円堂はディフェンス能力に感心した。
それでも染岡はあきらめず足で止めているボールを奪おうと、スライディングを仕掛ける。
「……出番だよ」
「あっ!」
吹雪がマフラーに手をかけて呟いた言葉を、聴覚が良い瑞貴は聞き取った。染岡の足がボールに触れる直前、吹雪の周りから大雪が現れて染岡を弾き飛ばした。
そして雪が晴れると吹雪の髪は吊りあがり、灰色の優しい瞳は黄色く鋭い瞳になっていた。
「何!?」
「この程度かよぉ。甘っちょろい奴らだ」
「えっ!?」
「あいつ……」
「雰囲気が変わった!?」
円堂も一之瀬も搭子も鬼道も、吹雪の豹変に驚きを隠せなかった。
「吹雪くん!」
「任せとけ! いつもみてぇにバンバン点とってやるからよぉ! 見てな!」
紺子を始めた白恋イレブンは顔を綻ばせると、吹雪はそのまま雷門エリアに突っ込んで行く。
「お手並み拝見といこうか!」
一之瀬は吹雪の隣に並んで激しいショルダーチャージをかける。しかし吹雪の突進力に負けてしまった。さらに鬼道と風丸がスライディングタックルをかます。
「うぉぉおおおおぉぉ!!」
吹雪はたった一人で二人を弾き飛ばしてしまった。なんというパワーだ。
「キラースライド!」
土門がディフェンス技を放つが、それも吹雪はかわしてあっという間にゴール前に着いた。
(感じるぜ吹雪! お前のシュート、絶対スゴいはずだ!)
「吹き荒れろ……エターナルブリザード!」
「ゴッドハンド!」
円堂はゴッドハンドで止めようとするも、エターナルブリザードでゴッドハンドは凍りついて割れてしまう。そしてボールはそのままゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! 吹雪の必殺シュートが、雷門ゴールに炸裂! なんと、先制したのは白恋中だー!》
「ゴッドハンドがこんな簡単に……!」
「これが、ブリザードの吹雪……」
秋や夏未は円堂の必殺技が止められたことに驚きを隠せなかった。
「スゴい……。止めたと思ったのに、なんて破壊力……」
「いいかよく聞け。俺がエースストライカー・吹雪士郎だ!」
「吹雪! お前のシュート、どうしても止めたくなった!」
「できるモンならやってみな」
円堂は未だにジンジン痺れる手の平を見つめる。吹雪が仲間になってくれたら、一緒にサッカーができたら最高だろうと思った。
「スーパーディフェンスに、素晴らしいシュート力……。噂以上のプレーヤーだ……」
「スゴい! こんなにパワーもセンスもあるプレーができるなんて!」
「どんなにシュートがスゴくても、豪炎寺の代わりはいねぇんだ」
染岡はゴールのそばにあるボールを足でトラップしてキャッチする。
染岡のドラゴンクラッシュを見切った吹雪は、技も使わず足で見事に止めた。
「何っ!?」
「ドラゴンクラッシュを、あんなにアッサリと!」
「そうか! 吹雪はFWじゃなくて、スゴいDFだったんだ!」
染岡は止められたことにショックを受け、瑞貴は生で見る吹雪の実力に驚き、円堂はディフェンス能力に感心した。
それでも染岡はあきらめず足で止めているボールを奪おうと、スライディングを仕掛ける。
「……出番だよ」
「あっ!」
吹雪がマフラーに手をかけて呟いた言葉を、聴覚が良い瑞貴は聞き取った。染岡の足がボールに触れる直前、吹雪の周りから大雪が現れて染岡を弾き飛ばした。
そして雪が晴れると吹雪の髪は吊りあがり、灰色の優しい瞳は黄色く鋭い瞳になっていた。
「何!?」
「この程度かよぉ。甘っちょろい奴らだ」
「えっ!?」
「あいつ……」
「雰囲気が変わった!?」
円堂も一之瀬も搭子も鬼道も、吹雪の豹変に驚きを隠せなかった。
「吹雪くん!」
「任せとけ! いつもみてぇにバンバン点とってやるからよぉ! 見てな!」
紺子を始めた白恋イレブンは顔を綻ばせると、吹雪はそのまま雷門エリアに突っ込んで行く。
「お手並み拝見といこうか!」
一之瀬は吹雪の隣に並んで激しいショルダーチャージをかける。しかし吹雪の突進力に負けてしまった。さらに鬼道と風丸がスライディングタックルをかます。
「うぉぉおおおおぉぉ!!」
吹雪はたった一人で二人を弾き飛ばしてしまった。なんというパワーだ。
「キラースライド!」
土門がディフェンス技を放つが、それも吹雪はかわしてあっという間にゴール前に着いた。
(感じるぜ吹雪! お前のシュート、絶対スゴいはずだ!)
「吹き荒れろ……エターナルブリザード!」
「ゴッドハンド!」
円堂はゴッドハンドで止めようとするも、エターナルブリザードでゴッドハンドは凍りついて割れてしまう。そしてボールはそのままゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! 吹雪の必殺シュートが、雷門ゴールに炸裂! なんと、先制したのは白恋中だー!》
「ゴッドハンドがこんな簡単に……!」
「これが、ブリザードの吹雪……」
秋や夏未は円堂の必殺技が止められたことに驚きを隠せなかった。
「スゴい……。止めたと思ったのに、なんて破壊力……」
「いいかよく聞け。俺がエースストライカー・吹雪士郎だ!」
「吹雪! お前のシュート、どうしても止めたくなった!」
「できるモンならやってみな」
円堂は未だにジンジン痺れる手の平を見つめる。吹雪が仲間になってくれたら、一緒にサッカーができたら最高だろうと思った。
「スーパーディフェンスに、素晴らしいシュート力……。噂以上のプレーヤーだ……」
「スゴい! こんなにパワーもセンスもあるプレーができるなんて!」
「どんなにシュートがスゴくても、豪炎寺の代わりはいねぇんだ」
染岡はゴールのそばにあるボールを足でトラップしてキャッチする。