脅威! エイリア学園!!
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「大丈夫か瑞貴!?」
「へ、平気……。ごめんね、止められなくて」
「そんなの気にしなくていいんだ!」
点を入れられたことより自分の心配をしてくれる円堂に、瑞貴は申し訳ないと同時に嬉しく思った。瑞貴がポジションに戻ってみんなに大丈夫だと親指を立てる。
「みんな! ボールをキープして責めるんだ!」
鬼道の指示でみんながボールをパスしながら上がっていく。栗松にボールが渡り、そのまま前に出ようとするとディアムに止められた。そしてディアムは上がって行く。
「円堂ー! っつ!」
止めに行こうとした豪炎寺だが、男たちの視線に気づいて顔をうつむける。
「さあ来い!」
円堂が構えるとディアムはシュートを撃つ。ノーマルシュートなのに反応できずさらに点が入ってしまった。
――そしてそれからも、ディアムやリームにどんどんゴールを決められていく。
《エイリア学園、怒涛の攻撃ー! 全員上がっている雷門中、何もできません!》
「どうすんだ鬼道! このままじゃ円堂が持たないよ!」
「やっぱりムリなんだよ。こんなフォーメーション!」
搭子や一之瀬が不満を言う中、鬼道は瞳子が自分にどうしろと言っているのか悩む。
(どう考えても、攻撃だけでゲームを組み立てるのは不可能だ……――不可能!?)
鬼道が何かに気づいている間、染岡からボールを奪ったリームが円堂に向けてシュートを撃つ。今度こそ、と思った円堂はシュートの球筋を捕らえた円堂は手を上げる。
「ゴッドハン――!」
だが必殺技を出そうとする直前、顔面にボールをぶつけられてゴールを許してしまった。これでエイリア学園の得点は31点目になる。
「どうやら試合はここまでのようだ。これでお前たちもわかったはずだ……。大いなる力の前では、いかにお前たちが無力であるかが」
「……何、勝った気になってんだよ。まだまだ試合は……終わっちゃいないぜ」
ふらつきながらも立ち上がる円堂に、仲間たちは驚く。
「俺なら大丈夫だ。ぐっ……もう、点はやらない!」
「ダメだよ、みんな!これ以上やったら、今度は本当に円堂が……!」
「搭子ちゃん。気持ちはわかるけど、守はどんなに点差があっても、ボロボロになってもあきらめないんだよ」
「ああ。円堂は、言っても聞かない奴だとわかってる……。とにかく1点だ! 何が何でも取っていくぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「愚かな……」
円堂に負担はかけまいと意気込む雷門イレブンに、レーゼは呆れていた。
一之瀬に渡ったボールをディアムがカットし、レーゼに送られる。そして円堂と一対一になった。
「地球にはこんな言葉がある。『井の中の蛙、大海を知らず』……。己の無力、思い知るがいい!」
レーゼの足で抑えていたボールが浮き出すと、パワーを集めるかのように紫色の光を放っている。
「へ、平気……。ごめんね、止められなくて」
「そんなの気にしなくていいんだ!」
点を入れられたことより自分の心配をしてくれる円堂に、瑞貴は申し訳ないと同時に嬉しく思った。瑞貴がポジションに戻ってみんなに大丈夫だと親指を立てる。
「みんな! ボールをキープして責めるんだ!」
鬼道の指示でみんながボールをパスしながら上がっていく。栗松にボールが渡り、そのまま前に出ようとするとディアムに止められた。そしてディアムは上がって行く。
「円堂ー! っつ!」
止めに行こうとした豪炎寺だが、男たちの視線に気づいて顔をうつむける。
「さあ来い!」
円堂が構えるとディアムはシュートを撃つ。ノーマルシュートなのに反応できずさらに点が入ってしまった。
――そしてそれからも、ディアムやリームにどんどんゴールを決められていく。
《エイリア学園、怒涛の攻撃ー! 全員上がっている雷門中、何もできません!》
「どうすんだ鬼道! このままじゃ円堂が持たないよ!」
「やっぱりムリなんだよ。こんなフォーメーション!」
搭子や一之瀬が不満を言う中、鬼道は瞳子が自分にどうしろと言っているのか悩む。
(どう考えても、攻撃だけでゲームを組み立てるのは不可能だ……――不可能!?)
鬼道が何かに気づいている間、染岡からボールを奪ったリームが円堂に向けてシュートを撃つ。今度こそ、と思った円堂はシュートの球筋を捕らえた円堂は手を上げる。
「ゴッドハン――!」
だが必殺技を出そうとする直前、顔面にボールをぶつけられてゴールを許してしまった。これでエイリア学園の得点は31点目になる。
「どうやら試合はここまでのようだ。これでお前たちもわかったはずだ……。大いなる力の前では、いかにお前たちが無力であるかが」
「……何、勝った気になってんだよ。まだまだ試合は……終わっちゃいないぜ」
ふらつきながらも立ち上がる円堂に、仲間たちは驚く。
「俺なら大丈夫だ。ぐっ……もう、点はやらない!」
「ダメだよ、みんな!これ以上やったら、今度は本当に円堂が……!」
「搭子ちゃん。気持ちはわかるけど、守はどんなに点差があっても、ボロボロになってもあきらめないんだよ」
「ああ。円堂は、言っても聞かない奴だとわかってる……。とにかく1点だ! 何が何でも取っていくぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「愚かな……」
円堂に負担はかけまいと意気込む雷門イレブンに、レーゼは呆れていた。
一之瀬に渡ったボールをディアムがカットし、レーゼに送られる。そして円堂と一対一になった。
「地球にはこんな言葉がある。『井の中の蛙、大海を知らず』……。己の無力、思い知るがいい!」
レーゼの足で抑えていたボールが浮き出すと、パワーを集めるかのように紫色の光を放っている。