倒せ! 黒の11人!!
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だが試合には勝てたが、SPフィクサーズは雷門イレブンが宇宙人という誤解は解けたかどうかは否だ。円堂たちはキャプテンの搭子を見る。対して搭子は清々しい顔だった。
「負けたよ。さすがは――日本一の雷門イレブンだ!」
「いやぁ~……えっ? 今、なんて言った?」
「あたし知ってたんだ。あんたたちがフットボールフロンティアで優勝したチームだって」
「「なんだって~!?」」
知っていながら宇宙人呼ばわりした搭子に、円堂と土門は声を上げ、原作で知る瑞貴以外は唖然としていた。
「それ、どういうこと……!?」
理由を教えてもらおうと、雷門イレブンはグラウンドの横にあった大きなテレビのそばに座り、搭子から事情を聞くが――。
「えっ! 総理大臣の娘!?」
「うん。ビックリした?」
搭子の正体を知った円堂たちが驚くのもムリはない。
「あたし宇宙人からパパを救い出したい……。だから、超強力な仲間が欲しいんだ!」
「それで強引に俺たちと試合を……」
「ごめん。試したりして……」
「いいですよ。気にしないでください」
瑞貴たちが許してくれたことに搭子は安心するが、それも束の間ですぐに真剣な表情に戻す。
「あんたたちならエイリア学園に勝てるかもしれない。あたしと一緒に戦ってほしいんだ! パパを助けるために!」
「もちろんです!」
「なっ、みんな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「ありがとう……!」
搭子の加入をみんなは快く許してくれた。円堂は立ち上がって搭子に手を差し出す。
「俺、円堂守。よろしくな! 財前……えーっと……」
「財前搭子。搭子って呼んでよ!」
「じゃ、よろしくな。――搭子」
円堂と搭子が握手を交わす。新たな仲間が増えて瑞貴も微笑むと搭子が瑞貴に目を向けて目にも止まらぬ速さで瑞貴の両手をつかんだ。
「えっ!? あの……」
「あんた、井上瑞貴だろ!? 女の子でありながらフットボールフロンティアに出場した女子選手! あたしあんたのこと同じ女子として憧れてたんだ!」
「あ、ありがとうございます……」
「敬語使わなくていいよ。瑞貴って呼んでいいか!? あたしのことも搭子って呼んで!」
「あー……。じゃ、よろしく搭子ちゃん」
「こちらこそ!」
つかんだ手を解いて握手を交わす搭子と瑞貴。するとテレビから磁気嵐が聞こえてきた。
〈地球の民たちよ。我々は宇宙からやってきたエイリア学園なり〉
「「「「「!」」」」」
エイリア学園のレーゼの声がテレビから鳴り響き、雷門イレブンと搭子は顔を向ける。
〈お前たち地球人に我らが大いなる力を示すため、この地球に降り立った。我々は野蛮な行為は望まぬ。お前たちの星にあるサッカーという一つの秩序の元において、逆らう意味がないことを示して見せよう!〉
「クソッ! あいつらいったいどこに!?」
「――何っ!? それは本当か! 間違いないな!?」
加賀美が何かを発見したように声を上げたので全員加賀美に振り向く。
「探知しました。放送の発信源は奈良シカTVです!」
☆☆☆☆☆
加賀美の情報を元に雷門イレブンは即刻奈良シカTVに向かった。空には雷門中が破壊されたときと同じような暗雲が広がり、その屋上から不気味な光が出ている。
エレベータに乗って屋上に行くと、紫色の光を放つ黒いサッカーボールの周りに、レーゼたちジェミニストームがいた。
「「レーゼ!」」
円堂と瑞貴が声を上げる。彼らの到着がわかったレーゼは不敵に笑ったのだった――。
☆副キャプテン 今日の格言☆
サッカーに大人も子供も関係ない!
以上!!
「負けたよ。さすがは――日本一の雷門イレブンだ!」
「いやぁ~……えっ? 今、なんて言った?」
「あたし知ってたんだ。あんたたちがフットボールフロンティアで優勝したチームだって」
「「なんだって~!?」」
知っていながら宇宙人呼ばわりした搭子に、円堂と土門は声を上げ、原作で知る瑞貴以外は唖然としていた。
「それ、どういうこと……!?」
理由を教えてもらおうと、雷門イレブンはグラウンドの横にあった大きなテレビのそばに座り、搭子から事情を聞くが――。
「えっ! 総理大臣の娘!?」
「うん。ビックリした?」
搭子の正体を知った円堂たちが驚くのもムリはない。
「あたし宇宙人からパパを救い出したい……。だから、超強力な仲間が欲しいんだ!」
「それで強引に俺たちと試合を……」
「ごめん。試したりして……」
「いいですよ。気にしないでください」
瑞貴たちが許してくれたことに搭子は安心するが、それも束の間ですぐに真剣な表情に戻す。
「あんたたちならエイリア学園に勝てるかもしれない。あたしと一緒に戦ってほしいんだ! パパを助けるために!」
「もちろんです!」
「なっ、みんな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「ありがとう……!」
搭子の加入をみんなは快く許してくれた。円堂は立ち上がって搭子に手を差し出す。
「俺、円堂守。よろしくな! 財前……えーっと……」
「財前搭子。搭子って呼んでよ!」
「じゃ、よろしくな。――搭子」
円堂と搭子が握手を交わす。新たな仲間が増えて瑞貴も微笑むと搭子が瑞貴に目を向けて目にも止まらぬ速さで瑞貴の両手をつかんだ。
「えっ!? あの……」
「あんた、井上瑞貴だろ!? 女の子でありながらフットボールフロンティアに出場した女子選手! あたしあんたのこと同じ女子として憧れてたんだ!」
「あ、ありがとうございます……」
「敬語使わなくていいよ。瑞貴って呼んでいいか!? あたしのことも搭子って呼んで!」
「あー……。じゃ、よろしく搭子ちゃん」
「こちらこそ!」
つかんだ手を解いて握手を交わす搭子と瑞貴。するとテレビから磁気嵐が聞こえてきた。
〈地球の民たちよ。我々は宇宙からやってきたエイリア学園なり〉
「「「「「!」」」」」
エイリア学園のレーゼの声がテレビから鳴り響き、雷門イレブンと搭子は顔を向ける。
〈お前たち地球人に我らが大いなる力を示すため、この地球に降り立った。我々は野蛮な行為は望まぬ。お前たちの星にあるサッカーという一つの秩序の元において、逆らう意味がないことを示して見せよう!〉
「クソッ! あいつらいったいどこに!?」
「――何っ!? それは本当か! 間違いないな!?」
加賀美が何かを発見したように声を上げたので全員加賀美に振り向く。
「探知しました。放送の発信源は奈良シカTVです!」
☆☆☆☆☆
加賀美の情報を元に雷門イレブンは即刻奈良シカTVに向かった。空には雷門中が破壊されたときと同じような暗雲が広がり、その屋上から不気味な光が出ている。
エレベータに乗って屋上に行くと、紫色の光を放つ黒いサッカーボールの周りに、レーゼたちジェミニストームがいた。
「「レーゼ!」」
円堂と瑞貴が声を上げる。彼らの到着がわかったレーゼは不敵に笑ったのだった――。
☆副キャプテン 今日の格言☆
サッカーに大人も子供も関係ない!
以上!!