倒せ! 黒の11人!!
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「面白い」
人数的に不利な状況でも有利に変えること。鬼道は挑戦を受けたかのように笑う。そして円堂も豪炎寺もそのことに気づき、瑞貴は彼らが理解してくれたことにホッとした。
それからも一進一退と雷門とSPフィクサーズの激しい攻防が続いていく。
《さあ、もう残り時間もわずかだー! 果たして決勝点はどちらに!?》
だが八人になったことで疲労や負担は積み重なっていく。その隙を突くかのように搭子が上がってきた。
「行かせるか!」
「僕だって!」
「かかったね!」
土門と目金が防ごうとすると、搭子は笑って言い、サイドにボールを上げた。その先には加賀美と木曽久がいる。加賀美は鍵のようなオーラを宙へ上げ、それを追って木曽久が飛ぶ。
「「セキュリティショット!」」
「決まった!」
相手の不意をついた攻撃に搭子はガッツポーズする。逆にやられた目金と土門は円堂へ振り向く。
「円堂くん!」
「円堂!」
「来い!ゴールは俺が守りぬく! マジン・ザ・ハンド!」
円堂は完全にモノにしたマジン・ザ・ハンドでシュートを防いだ。
「出た!」
「マジ・ザ・ハンド!」
「完璧っス!」
染岡と風丸と壁山は、強力なシュートを見事に止めた円堂に感嘆の声を上げた。そして瞳子はその光景に驚き、表情が緩んだ。
「やったぜ!」
《止めた――っ!! 鉄壁のマジン・ザ・ハンドだー!》
「スゴい……!」
円堂の必殺技を目にした搭子はと声を上げた。
「円堂くん、もう時間がないわ!」
「鬼道! ラストチャンスだ!」
「オウッ!」
円堂は鬼道にボールを上げると同時に走り出す。ボールを受けた鬼道は上がっていく瑞貴と豪炎寺に目を向けると一之瀬にパスを送った。
それに合わせるかのように土門も円堂も上がっていく。ザ・フェニックスの体勢だ。
「やらせないよ! ザ・タワー!」
「かかったな!」
「っ!?」
攻撃を阻止しようとした搭子だが、それが作戦だった一之瀬は鬼道にボールを戻した。
それを防ごうと今度は角巣が鬼道の前に立ちふさがる。
「イリュージョンボール!」
鬼道の新必殺技・イリュージョンボールで、無数に現れるボールに角巣が戸惑うと鬼道はその隙に角巣を抜いた。
「今だ、瑞貴! 豪炎寺!」
鬼道がボールを上げると瑞貴と豪炎寺は高く飛ぶ。
「シューティング……」
「トルネード!」
二人の必殺技のシューティングトルネードに、鉄壁は反応できずゴールを許してしまった。そして同時に試合終了のホイッスルも鳴り響く。
《ゴォ――ルッ!! そして試合終了ー! 土壇場の決勝ゴールで、雷門中の勝利だ――っ!!》
「「やったぜ!」」
瑞貴と円堂を始め雷門イレブンは喜びに溢れる。土門と一之瀬は腕を組みあい、栗松と目金は両腕を挙げ、鬼道と豪炎寺は握手をし、秋と春奈は手を合わせて喜び合い、夏未はホッとし、染岡たちも勝てたことに喜んだ。
人数的に不利な状況でも有利に変えること。鬼道は挑戦を受けたかのように笑う。そして円堂も豪炎寺もそのことに気づき、瑞貴は彼らが理解してくれたことにホッとした。
それからも一進一退と雷門とSPフィクサーズの激しい攻防が続いていく。
《さあ、もう残り時間もわずかだー! 果たして決勝点はどちらに!?》
だが八人になったことで疲労や負担は積み重なっていく。その隙を突くかのように搭子が上がってきた。
「行かせるか!」
「僕だって!」
「かかったね!」
土門と目金が防ごうとすると、搭子は笑って言い、サイドにボールを上げた。その先には加賀美と木曽久がいる。加賀美は鍵のようなオーラを宙へ上げ、それを追って木曽久が飛ぶ。
「「セキュリティショット!」」
「決まった!」
相手の不意をついた攻撃に搭子はガッツポーズする。逆にやられた目金と土門は円堂へ振り向く。
「円堂くん!」
「円堂!」
「来い!ゴールは俺が守りぬく! マジン・ザ・ハンド!」
円堂は完全にモノにしたマジン・ザ・ハンドでシュートを防いだ。
「出た!」
「マジ・ザ・ハンド!」
「完璧っス!」
染岡と風丸と壁山は、強力なシュートを見事に止めた円堂に感嘆の声を上げた。そして瞳子はその光景に驚き、表情が緩んだ。
「やったぜ!」
《止めた――っ!! 鉄壁のマジン・ザ・ハンドだー!》
「スゴい……!」
円堂の必殺技を目にした搭子はと声を上げた。
「円堂くん、もう時間がないわ!」
「鬼道! ラストチャンスだ!」
「オウッ!」
円堂は鬼道にボールを上げると同時に走り出す。ボールを受けた鬼道は上がっていく瑞貴と豪炎寺に目を向けると一之瀬にパスを送った。
それに合わせるかのように土門も円堂も上がっていく。ザ・フェニックスの体勢だ。
「やらせないよ! ザ・タワー!」
「かかったな!」
「っ!?」
攻撃を阻止しようとした搭子だが、それが作戦だった一之瀬は鬼道にボールを戻した。
それを防ごうと今度は角巣が鬼道の前に立ちふさがる。
「イリュージョンボール!」
鬼道の新必殺技・イリュージョンボールで、無数に現れるボールに角巣が戸惑うと鬼道はその隙に角巣を抜いた。
「今だ、瑞貴! 豪炎寺!」
鬼道がボールを上げると瑞貴と豪炎寺は高く飛ぶ。
「シューティング……」
「トルネード!」
二人の必殺技のシューティングトルネードに、鉄壁は反応できずゴールを許してしまった。そして同時に試合終了のホイッスルも鳴り響く。
《ゴォ――ルッ!! そして試合終了ー! 土壇場の決勝ゴールで、雷門中の勝利だ――っ!!》
「「やったぜ!」」
瑞貴と円堂を始め雷門イレブンは喜びに溢れる。土門と一之瀬は腕を組みあい、栗松と目金は両腕を挙げ、鬼道と豪炎寺は握手をし、秋と春奈は手を合わせて喜び合い、夏未はホッとし、染岡たちも勝てたことに喜んだ。