倒せ! 黒の11人!!
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「んー……。まずは守備を固めて――」
「いや、MFに風丸と土門を上げてオフェンスを強化するんだ」
「攻撃型の布陣に?」
反対の意見を言った鬼道に円堂が訪ねる。
「こういうときこそ、先取点が大事なんだ」
「うん。守りに入っていたら点を取るチャンスも減るんだ。ねっ、有人」
「ああ。それに俺たちのゴールはお前が守ってるんだ。安心して攻撃に集中できる。そうだろ、みんな?」
鬼道が周りを見渡せば、他のみんなも同意するように頷く。
「よし! みんな頼むぞ!」
「「「「「オ――ッ!!」」」」」
全員拳を高く上げて意気込む。そしてポジションに入って試合開始――。
ガサガサ――……。
「といや――っ!!」
なんと茂みの中から角馬圭太が自転車に乗って現れた。いきなりの乱入に秋と春奈は驚く。
「間に合いましたね!」
「角馬くん!? なんでここに!?」
「フフッ。雷門イレブンのある所、常に角馬の実況ありです!」
彼の実況はもはや定番となっているだろう。東京から奈良まで自転車で来るという行動に、瑞貴は苦笑するしかなかった。
《まもなく試合開始だー!》
古株のホイッスルが鳴り、雷門ボールから試合開始。染岡が豪炎寺にボールを渡すと深く敵陣に進入する。
豪炎寺は瑞貴にパスをし、瑞貴は先手勝と木曽久をかわしてさらにドリブルで上がる。そして染岡にパスを送った。
「来るぞ! ボディシールドだ!」
「「了解!」」
角巣の合図で疾風隼人と五洋武の順で角巣の背後に回って手を当てる。
「「「ボディシールド!」」」
彼らの必殺技に染岡は弾き飛ばされ、ボールはラインの外に出てしまった。
《おっと! SPフィクサーズのディフェンス陣が阻止したー!》
身を挺して守る、まさにSPの戦い方である。気を取り直して今度は豪炎寺が上がると、桜多聞が前に立ち塞がる。
「プロファイルゾーン!」
桜の周りから現れたファイルが豪炎寺の攻撃を防いだ。
それからも攻めて行くが、相手も強敵なのでなかなか点が取れない。そしてボールは染岡に渡った。
「今だ! 竜吾!」
「いけ! 染岡ー!」
「ドラゴンクラッシュ!」
「セーフティプロテクト!」
鉄壁堅が出す機動隊の盾がいくつも現れた必殺技で、ドラゴンクラッシュは止められてしまった。
「さあ、攻めるよ!」
《SPフィクサーズが雷門陣内に攻め込む!》
搭子を始め、極火務や館野舞が上がってきた。
「風丸! チェック!」
鬼道の指示で風丸は搭子の攻撃を止めようと走り出す。
「来たね宇宙人!」
「俺は人間だ!」
「へっ! すぐにわかるよ!」
搭子はジャンプして風丸をかわした。
「やられた! 壁山!」
鬼道が次の指示を出すと搭子は館野にパスを送る。壁山は「通さないっス!」と言ってディフェンスに入る。すると館野の隣に極火が並んだ。
「「いくぞ! 合・気・道!」」
二人の連携必殺技が、壁山をひっくり返した。
「いや、MFに風丸と土門を上げてオフェンスを強化するんだ」
「攻撃型の布陣に?」
反対の意見を言った鬼道に円堂が訪ねる。
「こういうときこそ、先取点が大事なんだ」
「うん。守りに入っていたら点を取るチャンスも減るんだ。ねっ、有人」
「ああ。それに俺たちのゴールはお前が守ってるんだ。安心して攻撃に集中できる。そうだろ、みんな?」
鬼道が周りを見渡せば、他のみんなも同意するように頷く。
「よし! みんな頼むぞ!」
「「「「「オ――ッ!!」」」」」
全員拳を高く上げて意気込む。そしてポジションに入って試合開始――。
ガサガサ――……。
「といや――っ!!」
なんと茂みの中から角馬圭太が自転車に乗って現れた。いきなりの乱入に秋と春奈は驚く。
「間に合いましたね!」
「角馬くん!? なんでここに!?」
「フフッ。雷門イレブンのある所、常に角馬の実況ありです!」
彼の実況はもはや定番となっているだろう。東京から奈良まで自転車で来るという行動に、瑞貴は苦笑するしかなかった。
《まもなく試合開始だー!》
古株のホイッスルが鳴り、雷門ボールから試合開始。染岡が豪炎寺にボールを渡すと深く敵陣に進入する。
豪炎寺は瑞貴にパスをし、瑞貴は先手勝と木曽久をかわしてさらにドリブルで上がる。そして染岡にパスを送った。
「来るぞ! ボディシールドだ!」
「「了解!」」
角巣の合図で疾風隼人と五洋武の順で角巣の背後に回って手を当てる。
「「「ボディシールド!」」」
彼らの必殺技に染岡は弾き飛ばされ、ボールはラインの外に出てしまった。
《おっと! SPフィクサーズのディフェンス陣が阻止したー!》
身を挺して守る、まさにSPの戦い方である。気を取り直して今度は豪炎寺が上がると、桜多聞が前に立ち塞がる。
「プロファイルゾーン!」
桜の周りから現れたファイルが豪炎寺の攻撃を防いだ。
それからも攻めて行くが、相手も強敵なのでなかなか点が取れない。そしてボールは染岡に渡った。
「今だ! 竜吾!」
「いけ! 染岡ー!」
「ドラゴンクラッシュ!」
「セーフティプロテクト!」
鉄壁堅が出す機動隊の盾がいくつも現れた必殺技で、ドラゴンクラッシュは止められてしまった。
「さあ、攻めるよ!」
《SPフィクサーズが雷門陣内に攻め込む!》
搭子を始め、極火務や館野舞が上がってきた。
「風丸! チェック!」
鬼道の指示で風丸は搭子の攻撃を止めようと走り出す。
「来たね宇宙人!」
「俺は人間だ!」
「へっ! すぐにわかるよ!」
搭子はジャンプして風丸をかわした。
「やられた! 壁山!」
鬼道が次の指示を出すと搭子は館野にパスを送る。壁山は「通さないっス!」と言ってディフェンスに入る。すると館野の隣に極火が並んだ。
「「いくぞ! 合・気・道!」」
二人の連携必殺技が、壁山をひっくり返した。