倒せ! 黒の11人!!
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雷門中や傘美野中など数々の学校を破壊し財前宗助総理大臣を誘拐したのは、宇宙から来たという謎の集団・エイリア学園。
井上瑞貴と円堂守が率いる雷門イレブンは、彼らを倒すために新監督・吉良瞳子を迎えて誘拐現場である奈良の奈良鹿公園へやってきた。だけど警察が一般人を現場に通すわけにもいかず、瞳子が必死に説得してるが状況は変わらない。
「中には、入れそうもないでヤンスねぇ」
「ここまで来て門前払いかよ……」
瞳子の指示でイナズマキャラバンに待機している雷門イレブン。栗松鉄平や染岡竜吾のように、みんな中へ入れないことを悔しがる。
「俺、お巡りさんに頼んでくる!」
「ちょっと! ここで待ってるよう監督に言われたじゃない!」
「待ってよ守!」
痺れを切らした円堂は木野秋の制止も聞かず、彼を止めるべく瑞貴もキャラバンから出て行った。
「ここは関係者以外――」
ピーポ、ピーポ。
瞳子を引き止める警官の二人の内一人の無線が鳴り、警官はそれに応える。
「はい。はい……サッカーチームならここに……。えっ? 通すんですか?」
許可が出たことに瑞貴と円堂は驚いて顔を見合わせた。
雷門夏未が雷門総一郎と神崎シンに連絡を取り、警察関係者に通すように伝えてくれたらしい。とりあえず雷門イレブンは調べるべく公園の中に入った。
「フゥ~。入れてよかったっスー」
「はい……。ありがとうございます、理事長、神崎さん」
「どんだけ顔が広いんだよ、理事長と神崎さんって……」
土門飛鳥は二人の伝手の幅広さに驚くばかりだった。
公園のあちこちにある橋や銅像など施設の一部が破壊されている。瓦礫もできて彼らの破壊行為に全員顔をしかめる。
「こりゃヒドいな……」
「ちくしょう。エイリア学園め……!」
「よし! 必ず奴らの手がかりをつかもう!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴の掛け声で、全員手分けして手がかりを探すことにした。
ペアになって別れると、瑞貴は円堂と一緒に行動することになった。
「手がかりったって、どこにあるんだろう?」
「少なくとも足がつくような物は残しておかないと思うけど……」
何か残ってないかと二人は茂みを掻き分けて探しているが、これといったものは見つからない。すると瑞貴の前に鹿が現れた。
「可愛い……」
「どうした瑞貴? おっ、鹿じゃないか」
「うん。この公園に住んでいるんだね」
瑞貴は恐る恐る手を鹿の頭に乗せて撫でると、鹿は気持ちいいのか擦り寄ってきた。
「フフッ、くすぐったい」
「!」
それが嬉しくて微笑む瑞貴に円堂は見惚れていた。
「あ、あったっス――っ!!」
壁山塀吾郎の声が聞こえて瑞貴と円堂は鹿と分かれてその方向へ向かうと、着いた頃にはみんな集まっている。壁山と目金欠流は川に落ちてずぶ濡れだったが……。
井上瑞貴と円堂守が率いる雷門イレブンは、彼らを倒すために新監督・吉良瞳子を迎えて誘拐現場である奈良の奈良鹿公園へやってきた。だけど警察が一般人を現場に通すわけにもいかず、瞳子が必死に説得してるが状況は変わらない。
「中には、入れそうもないでヤンスねぇ」
「ここまで来て門前払いかよ……」
瞳子の指示でイナズマキャラバンに待機している雷門イレブン。栗松鉄平や染岡竜吾のように、みんな中へ入れないことを悔しがる。
「俺、お巡りさんに頼んでくる!」
「ちょっと! ここで待ってるよう監督に言われたじゃない!」
「待ってよ守!」
痺れを切らした円堂は木野秋の制止も聞かず、彼を止めるべく瑞貴もキャラバンから出て行った。
「ここは関係者以外――」
ピーポ、ピーポ。
瞳子を引き止める警官の二人の内一人の無線が鳴り、警官はそれに応える。
「はい。はい……サッカーチームならここに……。えっ? 通すんですか?」
許可が出たことに瑞貴と円堂は驚いて顔を見合わせた。
雷門夏未が雷門総一郎と神崎シンに連絡を取り、警察関係者に通すように伝えてくれたらしい。とりあえず雷門イレブンは調べるべく公園の中に入った。
「フゥ~。入れてよかったっスー」
「はい……。ありがとうございます、理事長、神崎さん」
「どんだけ顔が広いんだよ、理事長と神崎さんって……」
土門飛鳥は二人の伝手の幅広さに驚くばかりだった。
公園のあちこちにある橋や銅像など施設の一部が破壊されている。瓦礫もできて彼らの破壊行為に全員顔をしかめる。
「こりゃヒドいな……」
「ちくしょう。エイリア学園め……!」
「よし! 必ず奴らの手がかりをつかもう!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴の掛け声で、全員手分けして手がかりを探すことにした。
ペアになって別れると、瑞貴は円堂と一緒に行動することになった。
「手がかりったって、どこにあるんだろう?」
「少なくとも足がつくような物は残しておかないと思うけど……」
何か残ってないかと二人は茂みを掻き分けて探しているが、これといったものは見つからない。すると瑞貴の前に鹿が現れた。
「可愛い……」
「どうした瑞貴? おっ、鹿じゃないか」
「うん。この公園に住んでいるんだね」
瑞貴は恐る恐る手を鹿の頭に乗せて撫でると、鹿は気持ちいいのか擦り寄ってきた。
「フフッ、くすぐったい」
「!」
それが嬉しくて微笑む瑞貴に円堂は見惚れていた。
「あ、あったっス――っ!!」
壁山塀吾郎の声が聞こえて瑞貴と円堂は鹿と分かれてその方向へ向かうと、着いた頃にはみんな集まっている。壁山と目金欠流は川に落ちてずぶ濡れだったが……。