出撃! 雷門イレブン!!
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そうしてシンと響木と火来から別室に案内されたが、そこに灯りは点いていなかった。円堂が「真っ暗……」と呟くと一つのライトが照らされ、そこにあるのは稲妻マークがある大型の青いバスだった。その迫力にみんなは歓声の声を上げる。
「「「「「おおぉぉおおお!!」」」」」
「あれがイナズマキャラバン。この地下理事長室と繋がる前線基地になるのです」
「うわぁ! かっこいいッス~!」
「基地かぁ~……あっ」
円堂は何かに気づいてイナズマキャラバンに近づくと、その扉の前にサッカー部の看板があった。
「どうして……!」
「ここは言ってみれば新しい部室。だったらこいつは必要だろうが」
親指を立てて白い髭から見える歯を出してニッと笑う響木に、円堂が嬉し泣きをしそうになると――。
「「「「「はい!!」」」」」
円堂の気持ちを同意するように仲間たちが一斉に返事をした。シンはサッカー部の看板を取り、それで運転手席当たりの窓のそばをコンコンと叩く。
「古株さん、中に積んでおくからね」
「古株さん?」
「古株さんにはイナズマキャラバンの運転手をお願いしてるんだ」
窓から見える古株がこちらに向かってVサインをする。
そして中に荷物を積み、あとはみんなが乗ればいつでも出発ができるようになった。
「しっかりな、みんな!」
「「はい、監督!」」
「お前たちはきっと、エイリア学園に勝てる。俺はそう信じているからな」
「「「「「はい!!」」」」」
「いくぞ~みんな!」
「出発だ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんながイナズマキャラバンへ乗り込む中、瑞貴は乗り込む前にシンのそばに行く。
「行ってくるね」
「うん。がんばって」
シンは瑞貴の頭を撫でると瑞貴はその心地良さが嬉しそうに微笑み、響木と火来に一つ礼をしてからイナズマキャラバンの中に入る。
すでに全員が席に座ってシートベルトを付けて、瑞貴もどこに座ろうかキョロキョロ頭を巡らせる。
「瑞貴! 俺と風丸の間に座れよ!」
「俺と土門の間も開いているよ」
「俺の隣は誰もいないが」
円堂や一之瀬や鬼道がそう言ってくれ、瑞貴が少し悩むと瞳子が中に入ってくるのが見えたので円堂と風丸の間に座る。
「座らせてもらうね」
「構わないぞ」
「オウッ!」
「「え~!」」
一之瀬と土門の不満を言う声が聞こえたので、瑞貴は立ち上がって「次に乗るときね」と二人に言ってから座りシートベルトを付ける。
「イナズマキャラバン、発進スタンバイ!」
瞳子が合図を出すと、機械音が聞こえてイナズマキャラバンはどんどん地上へ上がって行く。そして止まると一本道となる前方には地上からの光が見える。瑞貴と円堂は高らかに拳を上へ掲げた。
「「イナズマキャラバン!」」
「「「「「発進!!」」」」」
そうしてイナズマキャラバンは地上へ発進され、雷門中を出て街を抜けると高速道路を走る。
それぞれの思いを胸に、雷門イレブンは奈良へと目指す――。
☆副キャプテン 今日の格言☆
サッカーは仲間と一つになれる楽しいものだ!
以上!!
「「「「「おおぉぉおおお!!」」」」」
「あれがイナズマキャラバン。この地下理事長室と繋がる前線基地になるのです」
「うわぁ! かっこいいッス~!」
「基地かぁ~……あっ」
円堂は何かに気づいてイナズマキャラバンに近づくと、その扉の前にサッカー部の看板があった。
「どうして……!」
「ここは言ってみれば新しい部室。だったらこいつは必要だろうが」
親指を立てて白い髭から見える歯を出してニッと笑う響木に、円堂が嬉し泣きをしそうになると――。
「「「「「はい!!」」」」」
円堂の気持ちを同意するように仲間たちが一斉に返事をした。シンはサッカー部の看板を取り、それで運転手席当たりの窓のそばをコンコンと叩く。
「古株さん、中に積んでおくからね」
「古株さん?」
「古株さんにはイナズマキャラバンの運転手をお願いしてるんだ」
窓から見える古株がこちらに向かってVサインをする。
そして中に荷物を積み、あとはみんなが乗ればいつでも出発ができるようになった。
「しっかりな、みんな!」
「「はい、監督!」」
「お前たちはきっと、エイリア学園に勝てる。俺はそう信じているからな」
「「「「「はい!!」」」」」
「いくぞ~みんな!」
「出発だ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんながイナズマキャラバンへ乗り込む中、瑞貴は乗り込む前にシンのそばに行く。
「行ってくるね」
「うん。がんばって」
シンは瑞貴の頭を撫でると瑞貴はその心地良さが嬉しそうに微笑み、響木と火来に一つ礼をしてからイナズマキャラバンの中に入る。
すでに全員が席に座ってシートベルトを付けて、瑞貴もどこに座ろうかキョロキョロ頭を巡らせる。
「瑞貴! 俺と風丸の間に座れよ!」
「俺と土門の間も開いているよ」
「俺の隣は誰もいないが」
円堂や一之瀬や鬼道がそう言ってくれ、瑞貴が少し悩むと瞳子が中に入ってくるのが見えたので円堂と風丸の間に座る。
「座らせてもらうね」
「構わないぞ」
「オウッ!」
「「え~!」」
一之瀬と土門の不満を言う声が聞こえたので、瑞貴は立ち上がって「次に乗るときね」と二人に言ってから座りシートベルトを付ける。
「イナズマキャラバン、発進スタンバイ!」
瞳子が合図を出すと、機械音が聞こえてイナズマキャラバンはどんどん地上へ上がって行く。そして止まると一本道となる前方には地上からの光が見える。瑞貴と円堂は高らかに拳を上へ掲げた。
「「イナズマキャラバン!」」
「「「「「発進!!」」」」」
そうしてイナズマキャラバンは地上へ発進され、雷門中を出て街を抜けると高速道路を走る。
それぞれの思いを胸に、雷門イレブンは奈良へと目指す――。
☆副キャプテン 今日の格言☆
サッカーは仲間と一つになれる楽しいものだ!
以上!!