出撃! 雷門イレブン!!
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――それから各自は自宅でこれからの旅に向けて準備することになった。瑞貴も部屋で荷物をまとめていると、ふと家族と親友・加藤綾香の写真が目に入る。そしてその写真もパスケースに移してソッと荷物に入れてリビングへ向かうと、一之瀬がいた。どうやら先に終わっていたらしい。
「ごめんね。待たせて」
「いいよ別に。それにしても、まさか宇宙人との戦いの旅に出るなんてね」
「望むところだよ。今度こそ勝ってやる!」
メラメラとやる気の炎が燃えている瑞貴に一之瀬は少しホッとした。昨日の戦いで恐怖が出てきたらどうしようかと思っていたのだ。
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「理事長からだ。もしもし」
総一郎からの連絡に瑞貴はだんだんと顔をしかめていく。
「はい………はい、わかりました。すぐ行きます!」
ピッと電源ボタンを押し、瑞貴は一之瀬に振り向く。一之瀬はその内容は聞こえなかったが、瑞貴の表情を見て只事ではないと感じ取った。二人はすぐに家を飛び出し、雷門中へ向けて走り出す。
「理事長はなんて!?」
「奈良でエイリア学園の襲撃があったって!」
同じように連絡があったらしく豪炎寺以外雷門中で会うことができた。全員すぐにイナビカリ修練場のエレベータに乗り込み、先ほどの部屋に向かった。そしてそこの巨大モニターでニュースを見る。
〈先ほど襲撃現場で、中学校連続破壊事件の際に、宇宙人が学校破壊に使ったものと同一と思われる黒いサッカーボールが発見されました〉
「黒いサッカーボール……」
見覚えのある円堂が呟く。それは確かにエイリア学園が使っていたボールなのだから。
「さらに最新情報だよ。エイリア学園は財前総理を連れ去った」
「「「「「えぇ!?」」」」」
シンが説明した内容に全員が驚く。中学校破壊の次に総理大臣の財前宗助を連れ去ったことの意味がわからないからだ。
するとエレベータが開き円堂と瑞貴が振り向くと、豪炎寺が出てきた。
「豪炎寺!」
「遅かったね」
「ああ……。遅れてすまない」
最初にこの部屋を出て行く前と違う雰囲気に瑞貴と瞳子は感じ取った。豪炎寺はみんなと並んで総一郎に一つ礼をする。
「そろったな諸君。情報によれば総理は謎の集団に連れ去られたという。この謎の集団はエイリア学園と関係があるようだ」
豪炎寺が目を見開いたことを瑞貴は見逃さなかった。すると瞳子が瑞貴たちの前に立つ。
「出発よ。エイリア学園とすぐに戦うことになるかもしれないわ」
「瞳子くん。円堂くんや井上くんたちを頼む。情報は随時イナズマキャラバンに転送する」
「僕も何かわかったら連絡するよ」
「お願いします」
「イナズマキャラバン?」
瞳子と総一郎とシンが話す中、円堂を始め、瑞貴以外『イナズマキャラバン』というのが何かわからず目をパチクリさせた。
「ごめんね。待たせて」
「いいよ別に。それにしても、まさか宇宙人との戦いの旅に出るなんてね」
「望むところだよ。今度こそ勝ってやる!」
メラメラとやる気の炎が燃えている瑞貴に一之瀬は少しホッとした。昨日の戦いで恐怖が出てきたらどうしようかと思っていたのだ。
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「理事長からだ。もしもし」
総一郎からの連絡に瑞貴はだんだんと顔をしかめていく。
「はい………はい、わかりました。すぐ行きます!」
ピッと電源ボタンを押し、瑞貴は一之瀬に振り向く。一之瀬はその内容は聞こえなかったが、瑞貴の表情を見て只事ではないと感じ取った。二人はすぐに家を飛び出し、雷門中へ向けて走り出す。
「理事長はなんて!?」
「奈良でエイリア学園の襲撃があったって!」
同じように連絡があったらしく豪炎寺以外雷門中で会うことができた。全員すぐにイナビカリ修練場のエレベータに乗り込み、先ほどの部屋に向かった。そしてそこの巨大モニターでニュースを見る。
〈先ほど襲撃現場で、中学校連続破壊事件の際に、宇宙人が学校破壊に使ったものと同一と思われる黒いサッカーボールが発見されました〉
「黒いサッカーボール……」
見覚えのある円堂が呟く。それは確かにエイリア学園が使っていたボールなのだから。
「さらに最新情報だよ。エイリア学園は財前総理を連れ去った」
「「「「「えぇ!?」」」」」
シンが説明した内容に全員が驚く。中学校破壊の次に総理大臣の財前宗助を連れ去ったことの意味がわからないからだ。
するとエレベータが開き円堂と瑞貴が振り向くと、豪炎寺が出てきた。
「豪炎寺!」
「遅かったね」
「ああ……。遅れてすまない」
最初にこの部屋を出て行く前と違う雰囲気に瑞貴と瞳子は感じ取った。豪炎寺はみんなと並んで総一郎に一つ礼をする。
「そろったな諸君。情報によれば総理は謎の集団に連れ去られたという。この謎の集団はエイリア学園と関係があるようだ」
豪炎寺が目を見開いたことを瑞貴は見逃さなかった。すると瞳子が瑞貴たちの前に立つ。
「出発よ。エイリア学園とすぐに戦うことになるかもしれないわ」
「瞳子くん。円堂くんや井上くんたちを頼む。情報は随時イナズマキャラバンに転送する」
「僕も何かわかったら連絡するよ」
「お願いします」
「イナズマキャラバン?」
瞳子と総一郎とシンが話す中、円堂を始め、瑞貴以外『イナズマキャラバン』というのが何かわからず目をパチクリさせた。