出撃! 雷門イレブン!!
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「準備ができ次第、出発だ。瑞貴、頼んだぞ」
「えっ? なんで私ですか?」
「お前は円堂よりしっかりしてるからな」
「ヒ、ヒドい……」
響木がそう言うと、円堂はガクッと肩を落として呟くも事実なので反論できない。みんなも苦笑する。
だが、響木が言うことに気になることがあったので風丸が問いかける。
「頼んだぞ、って監督は?」
「俺は行かん」
「「「「「ええぇぇえええ!?」」」」」
保護者でもあり、彼らの支えとなっている響木が同行しないことに全員驚きの声を上げる。
「響木監督には私から頼んでいることがあるのだ。これもエイリア学園と戦うために必要なことでな」
「そんなぁ。じゃあ俺たち監督なし?」
「理事長……」
「俺、監督がいないなんて嫌っス~!」
「俺もでヤンス~!」
「心配するな」
雷門イレブンは響木が共に行かないことにショック受ける。
「仕方ないよ。理事長には理事長の考えがあって響木さんに頼んだから。それに、エイリア学園と戦うためでも、子供だけで行かせないから代わりの監督がいるって。そうですよね?」
「うむ。その通りだ」
するとポーンとエレベータから音が聞こえた。円堂たちが振り向くと、開いた扉から見えたのは――。
「シ、シン!?」
「シンさん!?」
「「「「「えええぇぇえ!?」」」」」
瑞貴や一之瀬を始め全員驚いた顔をする。そこにいたのはまさかの神崎シンだ。原作と違うことに瑞貴は困惑する。
「ま、まさか新しい監督ってシンがなるの!?」
「違うよ。僕も理事長から頼まれていることがあるから一緒に行けない。今は案内して来ただけ。彼女をね」
シンがその場をどくと、そのうしろから凛々しい女性が現れた。
「紹介しよう。新監督の吉良瞳子くんだ」
「「「「「ええぇぇえええ!?」」」」」
「――井上さん以外、ちょっとガッカリですね、理事長」
今度はまさかの女性であった。彼女――吉良瞳子はと肩にかかった髪をはらいながら言う。円堂たちはガッカリと評価されたことに眉を顰める。瞳子はそれを無視してこちらに歩き出す。
「監督がいないと何もできないお子様の集まりだったとは思いませんでしたわ。本当にこの子たちに地球の未来は託せるんですか? 彼らは一度、エイリア学園に負けているんですよ」
「「だから勝つんです!」」
瞳子は円堂と瑞貴の言葉に振り向く。
「一度負けたことは次の勝利に繋がるんです!」
「このまま黙って引き下がれません!」
二人を始め、そこにいる誰もが先ほどの不安の表情から一変して、自信に溢れていた。
「頼もしいわね。でも私のサッカーは今までとは違うわよ。――覚悟しておいて!」
瞳子は面白そうに笑っていた。彼らにはエイリア学園と戦うという意志があることがわかってくれたのだ。
「えっ? なんで私ですか?」
「お前は円堂よりしっかりしてるからな」
「ヒ、ヒドい……」
響木がそう言うと、円堂はガクッと肩を落として呟くも事実なので反論できない。みんなも苦笑する。
だが、響木が言うことに気になることがあったので風丸が問いかける。
「頼んだぞ、って監督は?」
「俺は行かん」
「「「「「ええぇぇえええ!?」」」」」
保護者でもあり、彼らの支えとなっている響木が同行しないことに全員驚きの声を上げる。
「響木監督には私から頼んでいることがあるのだ。これもエイリア学園と戦うために必要なことでな」
「そんなぁ。じゃあ俺たち監督なし?」
「理事長……」
「俺、監督がいないなんて嫌っス~!」
「俺もでヤンス~!」
「心配するな」
雷門イレブンは響木が共に行かないことにショック受ける。
「仕方ないよ。理事長には理事長の考えがあって響木さんに頼んだから。それに、エイリア学園と戦うためでも、子供だけで行かせないから代わりの監督がいるって。そうですよね?」
「うむ。その通りだ」
するとポーンとエレベータから音が聞こえた。円堂たちが振り向くと、開いた扉から見えたのは――。
「シ、シン!?」
「シンさん!?」
「「「「「えええぇぇえ!?」」」」」
瑞貴や一之瀬を始め全員驚いた顔をする。そこにいたのはまさかの神崎シンだ。原作と違うことに瑞貴は困惑する。
「ま、まさか新しい監督ってシンがなるの!?」
「違うよ。僕も理事長から頼まれていることがあるから一緒に行けない。今は案内して来ただけ。彼女をね」
シンがその場をどくと、そのうしろから凛々しい女性が現れた。
「紹介しよう。新監督の吉良瞳子くんだ」
「「「「「ええぇぇえええ!?」」」」」
「――井上さん以外、ちょっとガッカリですね、理事長」
今度はまさかの女性であった。彼女――吉良瞳子はと肩にかかった髪をはらいながら言う。円堂たちはガッカリと評価されたことに眉を顰める。瞳子はそれを無視してこちらに歩き出す。
「監督がいないと何もできないお子様の集まりだったとは思いませんでしたわ。本当にこの子たちに地球の未来は託せるんですか? 彼らは一度、エイリア学園に負けているんですよ」
「「だから勝つんです!」」
瞳子は円堂と瑞貴の言葉に振り向く。
「一度負けたことは次の勝利に繋がるんです!」
「このまま黙って引き下がれません!」
二人を始め、そこにいる誰もが先ほどの不安の表情から一変して、自信に溢れていた。
「頼もしいわね。でも私のサッカーは今までとは違うわよ。――覚悟しておいて!」
瞳子は面白そうに笑っていた。彼らにはエイリア学園と戦うという意志があることがわかってくれたのだ。