宇宙人が来た!
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「古株さん、あんた……」
「おぉ、響木か。昔取った杵柄(キネヅカ)、久しぶりにキーパーの名乗りを上げたんだがな…奴らには通用しなかったよ……」
「本当に宇宙人と戦ったのか!?」
「ええ……サッカーで戦いを挑んできたんですよ!」
「サッカー……? どういうことですか!?」
ゴゴゴゴゴ――……!!
円堂が理由を聞こうとすると、突然音が聞こえた。何かが迫ってくる音にいち早く気づいたのは鬼道だった。
「円堂!」
円堂に当たろうという直前にその何かは三つとも宙を舞う。そして一つになると不気味な空間を生み出し、その中から異様な格好をした二人の少年と一人の少女が現れた。まるで宇宙人のような姿だった。
そしてその光の正体は黒いサッカーボールで、中心にいる緑髪の少年の足元に置かれた。
「宇宙人だぁ!」
「嘘だろ!? アレが!?」
「お嬢様、奴らです! 奴らがサッカーで挑んできたんです!」
彼らの姿に驚く壁山と宍戸たち。そして場寅が自分たちをボロボロにした相手を知らせる。
「お、お前たちが宇宙人なのか!?」
円堂が問いかけると、ボールを足元に置く少年はニヤッと笑う。
「我々は、遠き星・エイリアよりこの星に舞い降りた星の使徒である。我々はお前たちの星の秩序に従い、自らの力を示すと決めた。その秩序とは……――サッカー」
緑髪の少年はボールを足で手の中に収めると、横にいる桃髪少女に向かって落とす。少女はそれをリフィティングしてもう一人の青髪少年にも渡す。
「サッカーは、お前たちの星において戦いで勝利者を決めるための手段である。サッカーを知る者に伝えよ。サッカーにおいて我々を倒さぬ限り、この地球に存在できなくなるであろう」
青髪少年から渡されたボールは説明した緑髪少年の足元に治まる。
「だから……だからイナズマイレブンのおじさんたちと戦ったっていうのか……! だったら次は―俺たちと勝負だ!」
「フッ。見よ、この学校は既に崩れ去った。すなわち勝負が終わった証。もっとも、あれが勝負と言えるものならな」
緑髪の少年は不気味に笑い、それを見た円堂は顔をしかめて彼らを睨みつける。
「宇宙人だろうがなんだろうが、学校をぶっ壊されて黙ってられるか!」
染岡の言葉に同意するように他のみんなも円堂の周りに集まる。
「みんな……。見せてやろうぜ! 俺たちのサッカー!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「その必要は……ない」
緑髪の少年が黒いサッカーボールを押さえていた足をどけると、ボールは回転しながら紫色の不気味な光を放ち、少年がそれを円堂たちに向けて蹴る。
「おぉ、響木か。昔取った杵柄(キネヅカ)、久しぶりにキーパーの名乗りを上げたんだがな…奴らには通用しなかったよ……」
「本当に宇宙人と戦ったのか!?」
「ええ……サッカーで戦いを挑んできたんですよ!」
「サッカー……? どういうことですか!?」
ゴゴゴゴゴ――……!!
円堂が理由を聞こうとすると、突然音が聞こえた。何かが迫ってくる音にいち早く気づいたのは鬼道だった。
「円堂!」
円堂に当たろうという直前にその何かは三つとも宙を舞う。そして一つになると不気味な空間を生み出し、その中から異様な格好をした二人の少年と一人の少女が現れた。まるで宇宙人のような姿だった。
そしてその光の正体は黒いサッカーボールで、中心にいる緑髪の少年の足元に置かれた。
「宇宙人だぁ!」
「嘘だろ!? アレが!?」
「お嬢様、奴らです! 奴らがサッカーで挑んできたんです!」
彼らの姿に驚く壁山と宍戸たち。そして場寅が自分たちをボロボロにした相手を知らせる。
「お、お前たちが宇宙人なのか!?」
円堂が問いかけると、ボールを足元に置く少年はニヤッと笑う。
「我々は、遠き星・エイリアよりこの星に舞い降りた星の使徒である。我々はお前たちの星の秩序に従い、自らの力を示すと決めた。その秩序とは……――サッカー」
緑髪の少年はボールを足で手の中に収めると、横にいる桃髪少女に向かって落とす。少女はそれをリフィティングしてもう一人の青髪少年にも渡す。
「サッカーは、お前たちの星において戦いで勝利者を決めるための手段である。サッカーを知る者に伝えよ。サッカーにおいて我々を倒さぬ限り、この地球に存在できなくなるであろう」
青髪少年から渡されたボールは説明した緑髪少年の足元に治まる。
「だから……だからイナズマイレブンのおじさんたちと戦ったっていうのか……! だったら次は―俺たちと勝負だ!」
「フッ。見よ、この学校は既に崩れ去った。すなわち勝負が終わった証。もっとも、あれが勝負と言えるものならな」
緑髪の少年は不気味に笑い、それを見た円堂は顔をしかめて彼らを睨みつける。
「宇宙人だろうがなんだろうが、学校をぶっ壊されて黙ってられるか!」
染岡の言葉に同意するように他のみんなも円堂の周りに集まる。
「みんな……。見せてやろうぜ! 俺たちのサッカー!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「その必要は……ない」
緑髪の少年が黒いサッカーボールを押さえていた足をどけると、ボールは回転しながら紫色の不気味な光を放ち、少年がそれを円堂たちに向けて蹴る。