宇宙人が来た!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
――稲妻町へ向かう途中、円堂たちは雷門中の上空に謎の物体が雷門中へ下りてくるのが見え、そのすぐに爆発が起きたという。バスの運転手である響木正剛も運転を急ぎ雷門中へ着くと、そこにあったのは変わり果てた雷門中だった。
「なんてこと……」
「何が起こったんだ……?」
「ヒデェ……」
「――君たちなのか……!?」
夏未と円堂と染岡竜吾を始めとしてみんなこの光景にショックを受けていると、声が聞こえた。振り向くとフラフラとした足どりで火来が来た。
「校長先生!」
「おお……円堂くんか……」
「何があったんです!?」
「宇宙人だ!」
火来の口から出たとんでもない言葉に円堂たちは目を見開く。
「宇宙人……?」
「そうだ! 宇宙人だ! 宇宙人が攻めてきたんだよ!」
「そんな……。冗談でしょ、校長先生……」
彼らは宇宙人なんているはずがない、と思っていると崩れた瓦礫のそばに古株が倒れているのが見えた。そして他にも場寅仕を始めとするかつてのイナズマイレブンの選手がボロボロになって倒れていた。
「ヒドい……!」
「どうしてこんなことに……」
「大丈夫ですか!?」
「しっかりしてください!」
音無春奈と木野秋がショックを受けていると、松野や宍戸たちが彼らの元へ駆け寄る。
「場寅!」
「皆様の代わりに宇宙人と戦ったのですが、全く…歯が立ちませんでした……。面目ありません……」
「みんなの代わりに!? どういうことなの、宇宙人と戦ったって!」
夏未は場寅が言っていることがわからなかった。対して響木は自分の代わりにキーパーのユニフォームを着て火来に支えられている古株のそばに寄る。