宇宙人が来た!
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「なんなの!?」
「何が起こったんだ!?」
♪ピリリリ、ピリリリ♪
瑞貴の携帯電話が突然鳴りだしそれを取ると『霧隠才次』と表示されていた。
「もしもし才次!?」
〈瑞貴……無事……か?〉
「才次!? どうしたの!?」
いつもの彼の明るく元気な声じゃなく、物凄く苦しそうな声をしていた。ただごとじゃない、と瑞貴は感じ取った。
〈宇宙人が…戦国伊賀島に……攻めてきた……〉
「宇宙人!?」
〈気をつけてくれ……! 奴らはとても強い……!〉
「才次!? 才次!」
瑞貴が声を荒げると電話は切れてしまった。豪炎寺もその様子に気づいて振り向き、二人は頷いて雷門中へ走り出す。
「爆発が起こったとき、時間的に円堂たちはまだ雷門中に着いてないはずだ」
「誰かが代わりに戦って、破れたということ……!?」
二人が雷門中に着くと雷門中は変わり果てた姿となっていた。校舎もサッカー部の部室も全て破壊されていた。
「そんな……!」
「円堂たちはどこに!?」
「井上くん! 豪炎寺くん!」
振り向くとボロボロで顔を青ざめている雷門中の校長・火来伸蔵が現れた。
「宇宙人だ! 宇宙人が攻めてきたんだ……!」
「事情はわかってます! 守たちはどこですか!?」
「円堂くんたちは宇宙人を追いに隣町の傘美野中へ向かったよ……」
「よし、行くぞ瑞貴!」
豪炎寺と瑞貴が向かおうとすると、雷門中の前に大型トラックが止まった。二人はそれに驚いて足を止めると、窓が開き中から見えたのは神崎シンだった。
「シン!?」
「二人とも乗って。円堂くんたちの元へ向かうんだろう?」
瑞貴と豪炎寺は頷いて乗り込み、トラックは傘美野中へ発進された。二人はトラックの荷台にある特別に作られた個室でユニフォームに着替える。
「どうしてシンがここに?」
「雷門の理事長から僕に依頼が来たんだ」
「理事長が!?」
フットボールフロンティア全国大会決勝戦が終了する頃、シンに一件の着信が来た。それが雷門中理事長・雷門総一郎だ。彼は他の学校で宇宙人からの襲撃にあったと聞き、シンが直接雷門中へ向かって事情を聞いた。
「神崎さん、雷門中で何があったんですか!?」
「僕も古株さんから聞いた話なんだけどね……」
「何が起こったんだ!?」
♪ピリリリ、ピリリリ♪
瑞貴の携帯電話が突然鳴りだしそれを取ると『霧隠才次』と表示されていた。
「もしもし才次!?」
〈瑞貴……無事……か?〉
「才次!? どうしたの!?」
いつもの彼の明るく元気な声じゃなく、物凄く苦しそうな声をしていた。ただごとじゃない、と瑞貴は感じ取った。
〈宇宙人が…戦国伊賀島に……攻めてきた……〉
「宇宙人!?」
〈気をつけてくれ……! 奴らはとても強い……!〉
「才次!? 才次!」
瑞貴が声を荒げると電話は切れてしまった。豪炎寺もその様子に気づいて振り向き、二人は頷いて雷門中へ走り出す。
「爆発が起こったとき、時間的に円堂たちはまだ雷門中に着いてないはずだ」
「誰かが代わりに戦って、破れたということ……!?」
二人が雷門中に着くと雷門中は変わり果てた姿となっていた。校舎もサッカー部の部室も全て破壊されていた。
「そんな……!」
「円堂たちはどこに!?」
「井上くん! 豪炎寺くん!」
振り向くとボロボロで顔を青ざめている雷門中の校長・火来伸蔵が現れた。
「宇宙人だ! 宇宙人が攻めてきたんだ……!」
「事情はわかってます! 守たちはどこですか!?」
「円堂くんたちは宇宙人を追いに隣町の傘美野中へ向かったよ……」
「よし、行くぞ瑞貴!」
豪炎寺と瑞貴が向かおうとすると、雷門中の前に大型トラックが止まった。二人はそれに驚いて足を止めると、窓が開き中から見えたのは神崎シンだった。
「シン!?」
「二人とも乗って。円堂くんたちの元へ向かうんだろう?」
瑞貴と豪炎寺は頷いて乗り込み、トラックは傘美野中へ発進された。二人はトラックの荷台にある特別に作られた個室でユニフォームに着替える。
「どうしてシンがここに?」
「雷門の理事長から僕に依頼が来たんだ」
「理事長が!?」
フットボールフロンティア全国大会決勝戦が終了する頃、シンに一件の着信が来た。それが雷門中理事長・雷門総一郎だ。彼は他の学校で宇宙人からの襲撃にあったと聞き、シンが直接雷門中へ向かって事情を聞いた。
「神崎さん、雷門中で何があったんですか!?」
「僕も古株さんから聞いた話なんだけどね……」