宇宙人が来た!
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「修也、病院行くなら私も一緒に行っていい? 優勝を知らせたい友達がいるの」
「ああ」
瑞貴と豪炎寺は稲妻総合病院に向かうバスで、残りのみんなは雷門中へとバスで向かった。
――稲妻総合病院まで行くバスに乗った瑞貴はグッタリとした表情でいた。それを隣にいる豪炎寺はクスリと笑う。
「……返信するだけで、ちょっと疲れちゃった」
「いいじゃないか。嬉しいだろう?」
バスを待っている間、瑞貴の携帯電話にメールがたくさんあった。
確認してみれば御影専農の杉森威と下鶴改、秋葉名戸の野部流来人と漫画萌、帝国学園の成神健也と洞面秀一郎と辺見渡と咲山修二、戦国伊賀島の霧隠才次など様々な友達が瑞貴におめでとうコールをしていた。
それを瑞貴は律儀にも一件一件違う文章でメールを返していったのだ。
「知らせたい友達って言っていたが、神崎さんに知らせなくていいのか?」
「それがね、連絡したけど繋がらなかったんだ。まあ、シンのことだから会場のどこかで見てたと思うし」
「そうだな」
「でも、最初は部員たった七人で廃部寸前の弱小サッカー部だったのに、ここまで来るなんて思いもしなかったね。ホントビックリだよ」
夏未も廃部にすると言っていたし、鬼道も帝国にいた頃は豪炎寺以外相手にしていなかった。
「帝国学園の練習試合が良いきっかけになったな。サッカー部にとっても、俺にとっても」
豪炎寺はあの試合がきっかけでサッカーを取り戻していき、そして雷門中サッカー部も結果的に隠された力を目覚めさせることになった。
「スゴかったよね、インタビューも写真撮影も。一哉と飛鳥がいなくてちょっと残念だったけどね……」
一之瀬一哉と土門飛鳥は木戸川清修中にいる西垣守に連絡をもらい、直接報告しに行くため木戸川清修へ向かった。
「お前も自然の(ナチュラル)プレーヤーとしてさらに有名になったな」
「それを言うなら修也だって、雷門のエースストライカーであり、炎のストライカー。きっとこれからもその名を轟かせていくよ。――世界にだって」
「世界か……。円堂なら世界を目指して大特訓だ、とか言いそうだな」
「もうすでに言ってたりして」
二人はそれが想像できてしまい微笑み合う。同時刻に雷門のバスの中で円堂が大きなくしゃみをしていたことを知らずに。
「ああ」
瑞貴と豪炎寺は稲妻総合病院に向かうバスで、残りのみんなは雷門中へとバスで向かった。
――稲妻総合病院まで行くバスに乗った瑞貴はグッタリとした表情でいた。それを隣にいる豪炎寺はクスリと笑う。
「……返信するだけで、ちょっと疲れちゃった」
「いいじゃないか。嬉しいだろう?」
バスを待っている間、瑞貴の携帯電話にメールがたくさんあった。
確認してみれば御影専農の杉森威と下鶴改、秋葉名戸の野部流来人と漫画萌、帝国学園の成神健也と洞面秀一郎と辺見渡と咲山修二、戦国伊賀島の霧隠才次など様々な友達が瑞貴におめでとうコールをしていた。
それを瑞貴は律儀にも一件一件違う文章でメールを返していったのだ。
「知らせたい友達って言っていたが、神崎さんに知らせなくていいのか?」
「それがね、連絡したけど繋がらなかったんだ。まあ、シンのことだから会場のどこかで見てたと思うし」
「そうだな」
「でも、最初は部員たった七人で廃部寸前の弱小サッカー部だったのに、ここまで来るなんて思いもしなかったね。ホントビックリだよ」
夏未も廃部にすると言っていたし、鬼道も帝国にいた頃は豪炎寺以外相手にしていなかった。
「帝国学園の練習試合が良いきっかけになったな。サッカー部にとっても、俺にとっても」
豪炎寺はあの試合がきっかけでサッカーを取り戻していき、そして雷門中サッカー部も結果的に隠された力を目覚めさせることになった。
「スゴかったよね、インタビューも写真撮影も。一哉と飛鳥がいなくてちょっと残念だったけどね……」
一之瀬一哉と土門飛鳥は木戸川清修中にいる西垣守に連絡をもらい、直接報告しに行くため木戸川清修へ向かった。
「お前も自然の(ナチュラル)プレーヤーとしてさらに有名になったな」
「それを言うなら修也だって、雷門のエースストライカーであり、炎のストライカー。きっとこれからもその名を轟かせていくよ。――世界にだって」
「世界か……。円堂なら世界を目指して大特訓だ、とか言いそうだな」
「もうすでに言ってたりして」
二人はそれが想像できてしまい微笑み合う。同時刻に雷門のバスの中で円堂が大きなくしゃみをしていたことを知らずに。