激突! 神VS魔神!!
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「マジン・ザ・ハンド!」
オーラをまとってボールを止めようとするが、未完成のため弾き返された。そしてボールはヘラの元へいく。
「跳ね返りの角度も予想通り……」
「やはりあの技は習得できていないようだ」
アフロディたちは影山零治からマジン・ザ・ハンドの存在を聞かされていた。だが、あれは円堂大介にしかできない技のため、習得は不可能だとわかった。
「こんな奴らにどうしたら勝てるのかそんなのはわからない……」
「わかっていることは……」
「「絶対あきらめないことだけ!」」
円堂と瑞貴はあきらめようとせず立ち上がる。瑞貴が世宇子からボールを奪おうとしたが、デメテルにボールをぶつけられて再び倒れる。
「これ以上、見てられません!」
「ダメよ。目を反らしちゃ」
「でも……!」
耐え切れなくて目を反らそうとした春奈を秋が制する。
「みんな必死に戦っているんだから、私たちもその戦いから逃げちゃいけないわ」
「…………!」
夏未の言葉に、春奈は恐れつつも真っ直ぐグラウンドを見る。
「プシュケといい君といい、まだ耐えられるというのか。興味が湧いてきたよ……。君たちがどこまでがんばれるのか」
するとアフロディはチラッとベンチを見るとボールをラインの外へ蹴った。
《おぉっといきなりアフロディ、ボールを外に蹴りだしたー! ミスキックではない、これは意図的に蹴りだしたのか!?》
なんとアフロディたちは余裕で水分補給をしていた。それを夏未は不審に思う。
「あれ、変じゃない?」
「ええ! いくらリードしているからって許せません!」
「じゃなくて、全員同時にってことよ」
「確かに、試合中の水分補給は重要だけど、試合の途中に全員がベンチへ戻ってなんて見たことがない……」
「言われてみれば……」
主に動いているのはFWとMFだけ。DFやGKはそんなにも動いていないのに水分補給を必要としているなんて変だ。
「影山なら……二人とも来て」
夏未と秋と秋はその正体を突き止めるためにベンチから出て行った。
☆☆☆☆☆
――だが、彼女たちが出て行っている間にも試合は進んで行き、帰って来たころには得点は変わっていないがまたみんな倒れていた。
「限界だね。主審……」
「試合続行不可能ということで、この試合、世宇子中の―」
「「まだだ!」」
アフロディと主審が顔を向けると、瑞貴と円堂は立ち上がろうとしていた。
「まだ、試合は終わってない……」
「勝手に終わらせないでください……」
「しかし、君たちだけでは――」
「そいつらだけじゃない!」
「そうだ……」
「まだまだ戦える!」
豪炎寺や鬼道や一之瀬を始めとして全員まだあきらめずに戦おうと立ち上がる。それを確認した主審は上げていた腕を下ろし、試合続行を認めた。アフロディは彼らの姿にありえないと思った。
オーラをまとってボールを止めようとするが、未完成のため弾き返された。そしてボールはヘラの元へいく。
「跳ね返りの角度も予想通り……」
「やはりあの技は習得できていないようだ」
アフロディたちは影山零治からマジン・ザ・ハンドの存在を聞かされていた。だが、あれは円堂大介にしかできない技のため、習得は不可能だとわかった。
「こんな奴らにどうしたら勝てるのかそんなのはわからない……」
「わかっていることは……」
「「絶対あきらめないことだけ!」」
円堂と瑞貴はあきらめようとせず立ち上がる。瑞貴が世宇子からボールを奪おうとしたが、デメテルにボールをぶつけられて再び倒れる。
「これ以上、見てられません!」
「ダメよ。目を反らしちゃ」
「でも……!」
耐え切れなくて目を反らそうとした春奈を秋が制する。
「みんな必死に戦っているんだから、私たちもその戦いから逃げちゃいけないわ」
「…………!」
夏未の言葉に、春奈は恐れつつも真っ直ぐグラウンドを見る。
「プシュケといい君といい、まだ耐えられるというのか。興味が湧いてきたよ……。君たちがどこまでがんばれるのか」
するとアフロディはチラッとベンチを見るとボールをラインの外へ蹴った。
《おぉっといきなりアフロディ、ボールを外に蹴りだしたー! ミスキックではない、これは意図的に蹴りだしたのか!?》
なんとアフロディたちは余裕で水分補給をしていた。それを夏未は不審に思う。
「あれ、変じゃない?」
「ええ! いくらリードしているからって許せません!」
「じゃなくて、全員同時にってことよ」
「確かに、試合中の水分補給は重要だけど、試合の途中に全員がベンチへ戻ってなんて見たことがない……」
「言われてみれば……」
主に動いているのはFWとMFだけ。DFやGKはそんなにも動いていないのに水分補給を必要としているなんて変だ。
「影山なら……二人とも来て」
夏未と秋と秋はその正体を突き止めるためにベンチから出て行った。
☆☆☆☆☆
――だが、彼女たちが出て行っている間にも試合は進んで行き、帰って来たころには得点は変わっていないがまたみんな倒れていた。
「限界だね。主審……」
「試合続行不可能ということで、この試合、世宇子中の―」
「「まだだ!」」
アフロディと主審が顔を向けると、瑞貴と円堂は立ち上がろうとしていた。
「まだ、試合は終わってない……」
「勝手に終わらせないでください……」
「しかし、君たちだけでは――」
「そいつらだけじゃない!」
「そうだ……」
「まだまだ戦える!」
豪炎寺や鬼道や一之瀬を始めとして全員まだあきらめずに戦おうと立ち上がる。それを確認した主審は上げていた腕を下ろし、試合続行を認めた。アフロディは彼らの姿にありえないと思った。