合宿やろうぜ!

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「か、固い……」

「私でもムリ……」

「つか、お前が動かせたら俺たち男の立場はどうなんだよ……」


染岡も女子だけど力がある瑞貴もハンドルを少しでも動かすことができない。それは他のみんなも同じであった。原因を突き止めるため会田が調べてみる。


「完全に錆びついている」

「四十年前の機械だからな……」


それから菅田がそれぞれのハンドルに油を差しこみ、「これでよし」と言ったのでみんなはもう一度ハンドルを握る。


「今度こそいくよ守!」

「オウッ!」


油を入れたとはいえハンドル自体は重いが、それでも作動し円堂は流れる床の丸を踏みながら障害物を避けていく。


「もっと低く! ヘソに力を入れて!」

「っ、はい!」


すると足首に障害物が当たり円堂は倒れてしまった。


「もう一度だ!」

「はい!」

「コンベアの動きより早く、そして障害物をうまくさけて進まないと、向こうまで行き着かないぞ!」

「はい!」


それから何度も挑戦してみるが、コンベアに足を取られたり障害物に当たったりなどして橋まで辿り着くことができない。しかしそれと同時にハンドルを回す者にも負担がかかる。だいぶ疲れが溜まってきた。


「大丈夫か?」

「これぐらい平気……有人こそ大丈夫なの?」

「ああ……」


とはいえ二人とも息が上がっている。円堂はマシンから降りた。


「ちょっと休憩するか?」

「だったら、俺たちが回すでヤンス!」

「えっ?」


円堂たちが目を向けた先には真剣な表情をしている一年組がいた。


「お前ら……」

「先輩たちががんばってるのに、俺たちだけ休んでるなんてできないっス!」

「俺たちにも手伝わせてください!」

「キャプテン、私たちも手伝います!」

「ここまできたら完成させたいもんね!」

「みんな……!」


マネージャーの春奈も秋も申し出てくれ、他のみんなも同意するように笑っていた。


「何やってんだ俺は……こんな仲間がいたのに、マジン・ザ・ハンドができないからって一人で焦って……! 俺は世界一の大バカ者だ!」

「なーに言ってんの。守のバカは今に始まったことじゃないでしょ」

「ヒデーぞ瑞貴!」

「だからこそ、それを補うために、私やみんながいるんだから!」


瑞貴がニコッと笑うと、円堂もそれがわかって満面の笑みを浮かべた。


「頼むぜ、みんな!俺、絶対完成させてみせるから!」

「「「「「ああ!」」」」」

「円堂! 続けるぞ!」

「はい!」


それから交代しながらマシンを動かしていき、円堂は何度もチャレンジを続けた。みんな円堂のためにマジン・ザ・ハンドを完成させようと協力したおかげで、円堂はついに最後まで行くことができた。


「よし! 次のステップだ!」
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