神の挑戦状!
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「「行ってきまーす!」」
井上瑞貴と一之瀬一哉は家を出て学校へと向かう。今日は学校が休みだが、決勝へ向けて練習をするために部活はあるのだ。
「おはよー!」
うしろを振り向くと円堂守が走ってきて二人の少し前に止まった。
「おはよ、円堂」
「おはよう」
一之瀬と瑞貴も挨拶をかわすと、円堂はガシッと瑞貴の手をつかんだ。
「えっ?」
「瑞貴、特訓に付き合ってくれ!」
「あの、ちょ、みぎゃああぁぁあああ――……!」
円堂は瑞貴の返事を聞く前に走り出し、手をつかまれたままなので瑞貴も一緒に走った。残された一之瀬は呆然としたが、すぐに我に返って二人のあとを追いかけて走り出した。
――雷門中に着いてユニフォームに着替えた二人はイナビカリ修練場に入る。円堂がキーパーの特訓をしている様子を瑞貴は壁際で見ていた。何か気づいたことがあったら教えて欲しいと頼まれたからだ。瑞貴は何気なくキーパー用の手袋を嵌めてみる。
(守はいつもこの手袋を嵌めてゴールを守ってたんだ……)
「イダダダ! クソォ! だぁ!」
目を向ければ円堂がボールを顔に当てたまま倒れていた。何やってんだ、と思いながら瑞貴はマシンが中断している間に円堂の体を支えて起こしてやる。
「大丈夫?」
「な、なんとか……」
「――円堂? 瑞貴? 何やってるんだ?」
二人が顔を向けると、そこには半田真一がいた。
「いや、じいちゃんのノートにマジン・ザ・ハンドはここだって書いてあるから、胸を鍛えればいいのかなぁって」
「私は守の付き添いだよ」
「それってもしかして、肺とか心臓のことじゃないか?」
「えっ? そっか! そういう考え方もできるな!」
いきなり立ち上がった円堂はボールを一つ持ってそのまま出て行った。
「円堂どこへ――」
ビ――ッ!!
「ん?」
機械の音に残された瑞貴と半田が顔を向けると、ボールがマシンガンのように連射して襲いかかってきた。
「わぁ――っ!!」
「任せて!爆裂パンチ!」
瑞貴は連続でパンチをして無数にあるボールを止めていく。その間に半田はスイッチを切り、マシンは止まった。
井上瑞貴と一之瀬一哉は家を出て学校へと向かう。今日は学校が休みだが、決勝へ向けて練習をするために部活はあるのだ。
「おはよー!」
うしろを振り向くと円堂守が走ってきて二人の少し前に止まった。
「おはよ、円堂」
「おはよう」
一之瀬と瑞貴も挨拶をかわすと、円堂はガシッと瑞貴の手をつかんだ。
「えっ?」
「瑞貴、特訓に付き合ってくれ!」
「あの、ちょ、みぎゃああぁぁあああ――……!」
円堂は瑞貴の返事を聞く前に走り出し、手をつかまれたままなので瑞貴も一緒に走った。残された一之瀬は呆然としたが、すぐに我に返って二人のあとを追いかけて走り出した。
――雷門中に着いてユニフォームに着替えた二人はイナビカリ修練場に入る。円堂がキーパーの特訓をしている様子を瑞貴は壁際で見ていた。何か気づいたことがあったら教えて欲しいと頼まれたからだ。瑞貴は何気なくキーパー用の手袋を嵌めてみる。
(守はいつもこの手袋を嵌めてゴールを守ってたんだ……)
「イダダダ! クソォ! だぁ!」
目を向ければ円堂がボールを顔に当てたまま倒れていた。何やってんだ、と思いながら瑞貴はマシンが中断している間に円堂の体を支えて起こしてやる。
「大丈夫?」
「な、なんとか……」
「――円堂? 瑞貴? 何やってるんだ?」
二人が顔を向けると、そこには半田真一がいた。
「いや、じいちゃんのノートにマジン・ザ・ハンドはここだって書いてあるから、胸を鍛えればいいのかなぁって」
「私は守の付き添いだよ」
「それってもしかして、肺とか心臓のことじゃないか?」
「えっ? そっか! そういう考え方もできるな!」
いきなり立ち上がった円堂はボールを一つ持ってそのまま出て行った。
「円堂どこへ――」
ビ――ッ!!
「ん?」
機械の音に残された瑞貴と半田が顔を向けると、ボールがマシンガンのように連射して襲いかかってきた。
「わぁ――っ!!」
「任せて!爆裂パンチ!」
瑞貴は連続でパンチをして無数にあるボールを止めていく。その間に半田はスイッチを切り、マシンは止まった。