復活の絆!!
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「風丸、なんで一人で食ってんだ?」
「円堂……。あのさ――」
「ほら、この肉食えよ」
何故か少し暗い顔をしている風丸に、円堂が焼き網から取った肉を風丸の皿に移すが……。
「あっ」
「ん? どうした?」
「これ……焼けてない……」
「えっ?」
「円堂、それは乗せたばかりだ」
「焼けているのはこの辺りだ」
鬼道と豪炎寺が焼き網の場所を指摘するが、円堂はどうやら目についた肉を取ったので焼けているか確認しなかったみたいだ。
「ああ、そっか! ごめんな、風丸」
「あっ、うん……」
「一郎太、これは焼けているからどうぞ」
瑞貴が風丸の皿に置いたのはタコさんウィンナーだ。ご丁寧に黒ゴマで目も作っている。
「これ、瑞貴が?」
「うん。ただウィンナーを焼くだけじゃなくて、こういうのもいいかなって。ちょっと変わり映えしているほうが面白いでしょ?」
「そうだな」
ちょっとイタズラっぽい顔で笑う瑞貴に、風丸はフッと微笑んだ。
「肉っスー! ――うぐっ…苦いっス~……」
「タレにゴーヤを擦って混ぜたからな! ウッシッシッ!」
「ゴーヤの苦さを克服できねぇと、海の男として一人前には見られねぇぞ」
「そういう問題じゃないっス……」
「……このタレ、もう少し香辛料が効いててもいいな」
木暮のイタズラはともかく、立向居のようにタレに好きなようにアレンジをして食べていく。
和気藹々と楽しそうに過ごす、この光景こそが求めていた日常なのだろう。
「やっぱさ、こうして空の下でみんなで食べるのって最高だな!」
「キャラバンに乗ってた頃もそうだったな」
「仲間が最高の調味料、か」
「そういうこと! なっ、風丸!」
「ああ」
エイリア学園との戦いの間だって、こうして一緒に作って食べる日も多かった。苦楽を共にする仲間と一緒に食べるからこそ、いつもより最高においしく感じるのだろう。
この場にいないメンバーのことを思うと、瑞貴は少し寂しそうな顔をして呟いたのに綱海は気づく。
「バーベキュー……他のみんなも一緒にやりたかったね」
「そうだな。連中、今頃何してんだ?」
「一之瀬と土門は木戸川清修だ」
「西垣が、ダークエンペラーズにいたから」
「ああ。バツが悪くて帰り辛そうにしていたから、一緒に二階堂先生に謝りに行ったんだ」
「あの三人、アメリカにいたときから仲良かったんだもんな」
聞けば西垣守もエイリア学園へリベンジするためにバックアップチームへスカウトされたようだが、エイリア石の力に付け込まれて落ち込んでいた。
アメリカ時代からの友人の一之瀬一哉と土門飛鳥が一緒に行ったことを、豪炎寺も風丸も円堂も知っていた。
「目金さんは、栗松さんを誘って美少女フィギュアを買いに行きました」
「秋葉名戸中サッカー部も一緒らしいっス。目金さんと意気投合してたっスから」
「秋葉名戸サッカー部……」
立向居に続いて壁山が食べながら言う学校名に、瑞貴は過去を思い出して表情に影を見せる。どうやら少しトラウマになっているらしい。
「秋たちは確か、塔子の別荘だったよな」
「はい。女子だけで合宿です。明日帰って来る予定で」
「総理大臣の別荘か……どんなとこだろうな? 海のそばなら行ってみたいぜ!」
「スゴい豪華な料理が食えるかもっス!」
綱海と壁山はそればかりのようだ。確かに総理大臣となれば豪華な別荘がイメージつくだろう。
本当なら瑞貴もそちらへ行く予定だったのだが……吹雪と木暮と綱海が一斉に引き止めて、瑞貴を連れて行こうとする女子組とジャンケンをした。勝ったチームの合宿に参加というルールにすると、見事に三人が勝ったのだ。
「そういえば、俺たち総理大臣から感謝状をもらっちゃったんだよな」
「財前宗助総理大臣から、直々に表彰されるとは思いもしなかった」
「円堂、かなり緊張してたな」
「えっ!」
「右手と右足が一緒に前に出てたもんね。ウッシッシッ!」
「ウウッ!」
チームの代表としてキャプテンの円堂が、財前塔子の父で総理大臣である財前宗助から感謝状を受け取ったのだが、そのときの光景を思い出すだけで豪炎寺も木暮も思わず笑ってしまう。
「円堂……。あのさ――」
「ほら、この肉食えよ」
何故か少し暗い顔をしている風丸に、円堂が焼き網から取った肉を風丸の皿に移すが……。
「あっ」
「ん? どうした?」
「これ……焼けてない……」
「えっ?」
「円堂、それは乗せたばかりだ」
「焼けているのはこの辺りだ」
鬼道と豪炎寺が焼き網の場所を指摘するが、円堂はどうやら目についた肉を取ったので焼けているか確認しなかったみたいだ。
「ああ、そっか! ごめんな、風丸」
「あっ、うん……」
「一郎太、これは焼けているからどうぞ」
瑞貴が風丸の皿に置いたのはタコさんウィンナーだ。ご丁寧に黒ゴマで目も作っている。
「これ、瑞貴が?」
「うん。ただウィンナーを焼くだけじゃなくて、こういうのもいいかなって。ちょっと変わり映えしているほうが面白いでしょ?」
「そうだな」
ちょっとイタズラっぽい顔で笑う瑞貴に、風丸はフッと微笑んだ。
「肉っスー! ――うぐっ…苦いっス~……」
「タレにゴーヤを擦って混ぜたからな! ウッシッシッ!」
「ゴーヤの苦さを克服できねぇと、海の男として一人前には見られねぇぞ」
「そういう問題じゃないっス……」
「……このタレ、もう少し香辛料が効いててもいいな」
木暮のイタズラはともかく、立向居のようにタレに好きなようにアレンジをして食べていく。
和気藹々と楽しそうに過ごす、この光景こそが求めていた日常なのだろう。
「やっぱさ、こうして空の下でみんなで食べるのって最高だな!」
「キャラバンに乗ってた頃もそうだったな」
「仲間が最高の調味料、か」
「そういうこと! なっ、風丸!」
「ああ」
エイリア学園との戦いの間だって、こうして一緒に作って食べる日も多かった。苦楽を共にする仲間と一緒に食べるからこそ、いつもより最高においしく感じるのだろう。
この場にいないメンバーのことを思うと、瑞貴は少し寂しそうな顔をして呟いたのに綱海は気づく。
「バーベキュー……他のみんなも一緒にやりたかったね」
「そうだな。連中、今頃何してんだ?」
「一之瀬と土門は木戸川清修だ」
「西垣が、ダークエンペラーズにいたから」
「ああ。バツが悪くて帰り辛そうにしていたから、一緒に二階堂先生に謝りに行ったんだ」
「あの三人、アメリカにいたときから仲良かったんだもんな」
聞けば西垣守もエイリア学園へリベンジするためにバックアップチームへスカウトされたようだが、エイリア石の力に付け込まれて落ち込んでいた。
アメリカ時代からの友人の一之瀬一哉と土門飛鳥が一緒に行ったことを、豪炎寺も風丸も円堂も知っていた。
「目金さんは、栗松さんを誘って美少女フィギュアを買いに行きました」
「秋葉名戸中サッカー部も一緒らしいっス。目金さんと意気投合してたっスから」
「秋葉名戸サッカー部……」
立向居に続いて壁山が食べながら言う学校名に、瑞貴は過去を思い出して表情に影を見せる。どうやら少しトラウマになっているらしい。
「秋たちは確か、塔子の別荘だったよな」
「はい。女子だけで合宿です。明日帰って来る予定で」
「総理大臣の別荘か……どんなとこだろうな? 海のそばなら行ってみたいぜ!」
「スゴい豪華な料理が食えるかもっス!」
綱海と壁山はそればかりのようだ。確かに総理大臣となれば豪華な別荘がイメージつくだろう。
本当なら瑞貴もそちらへ行く予定だったのだが……吹雪と木暮と綱海が一斉に引き止めて、瑞貴を連れて行こうとする女子組とジャンケンをした。勝ったチームの合宿に参加というルールにすると、見事に三人が勝ったのだ。
「そういえば、俺たち総理大臣から感謝状をもらっちゃったんだよな」
「財前宗助総理大臣から、直々に表彰されるとは思いもしなかった」
「円堂、かなり緊張してたな」
「えっ!」
「右手と右足が一緒に前に出てたもんね。ウッシッシッ!」
「ウウッ!」
チームの代表としてキャプテンの円堂が、財前塔子の父で総理大臣である財前宗助から感謝状を受け取ったのだが、そのときの光景を思い出すだけで豪炎寺も木暮も思わず笑ってしまう。