最強軍団・オーガ襲来
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「瑞貴!」
バシュンッ!!
なんとか止めるためと瑞貴を守るために、円堂が瑞貴の前に立って構える中、どこからともなく現れた青い光の球体が円堂の前に出て、デススピアーを食い止めた。
「「「「「!?」」」」」
「!?」
「………!」
その様子に円堂を除いた雷門は全員驚き、それはバダップも同じようで微かに反応を見せた。瑞貴の瞳も微かに光が戻って来た。そして青い光が治まると同時に、背伸びする少年少女が現れる。
「ク~! 間に合ったー!」
「あと一歩遅かったら危なかったね~!」
二人は円堂と瑞貴に振り向いてウィンクした。そう――カノンとリオがついに二人の前に堂々と現れたのだ。
「「君たちは……?」」
「初めまして、ひいじいちゃん!」
「それと、ひいおばあちゃん!」
「ハッ!? な、なんだって!?」
「ええっ……!?」
「あっ、初めてでもないかな?」
「あんたが見つかったせいでね」
「グッ!」
「誰でしょう?」
「ひいじいちゃんに、ひいおばあちゃんって……」
その会話が聞こえたベンチにいる春奈も秋も奈津美も不思議に思った。
《これはフットボールフロンティア史上、前代未聞の事態です! 後半残り10分、風雲級を告げる決勝戦です!!》
突然の事態に当然試合は一時中断となり、雷門中サッカー部はカノンとリオと共にベンチに向かった。
「俺は円堂カノン! みんなと一緒に戦うために来たんだ。ひいじいちゃん――円堂守の曾孫として!」
「名字を名乗ると未来に大きく影響を及ぼすため言えませんが……私はリオ! カノンの補佐と時空影響阻止のために来ました。ひいおばあちゃん――井上瑞貴の曾孫だよ!」
「「曾孫ー!?」」
現れて早々に自分たちの曾孫と言ったので円堂と瑞貴は驚いて大きな声を上げた。確かに姿は二人共確かに円堂と瑞貴に似ている。
「いきなりそんなこと言われても……」
「曾孫だなんて……」
「未来から来たなんて……信じられるか?」
染岡に問いかける一之瀬の言葉に反応した二人はそれぞれ懐から何かを取り出した。カノンはノート、リオは少し集めの手帳であり、二つ共古くなっているかボロボロで汚れもある。
「はい!」
「これが証拠だよ!」
それをつきつけられた円堂と瑞貴は、それぞれ差し出された物よく見ると驚いて受け取る。
「ああっ! これ、じいちゃんのノートだ!」
「これって……まさか!」
カノンとリオが差し出したノートと手帳の中を見て、さらに驚くことになった。
「わっ、本物だ……! 俺の書いたメモまである!」
「『ヘソの下に力を入れるのは基本中の基本』!」
「えっ!? 俺の字読めるの!?」
「「「!」」」
大介の孫である円堂を除けば瑞貴以外読めなかったノートだ。円堂の血筋を引くなら納得がいくため、マネージャー組も顔を見合わせて確信するように頷いた。
「あ、あの、これの中身って全部見た……?」
「『憧れの守が相棒と呼んでくれて心から嬉しく思った』……とか?」
「わー! わー!」
「瑞貴、それってまさか……」
「私の日記帳です……」
リオの言葉に慌てて止めようとしたが時既に遅く、円堂が問いかけると瑞貴は恥を忍んで答えた。
「どうやら、信じてみる価値はありそうだな」
「有人……」
「俺も信じよう」
「豪炎寺……」
「乗ってみるか!」
「風丸!」
本人も間違いないと確認したので、鬼道も豪炎寺も風丸も信じてくれた。
「みなさん、確かにひいおばあちゃんは異世界から来ました。我が一族にもそれが代々伝わっています」
「っ……」
一歩前に出たリオがそう言うと、どんな反応が来るかわからなくて恐ろしくなった瑞貴は顔をうつむけた。
「ですが、ひいおばあちゃんのサッカーへの情熱と、みなさんへの想いも言葉も本物なんです! せめてそれだけは――」
「わかってるさ!」
「守……?」
リオの言葉を遮った円堂の声は明るかった。瑞貴も顔を上げると、円堂は一度瑞貴に笑って肩に腕を回した。
「瑞貴が異世界人でも、俺たちの過ごしてきた時間は何よりも本物だ……それは一緒にプレーしてきた俺たちが一番よくわかっている。サッカーに嘘は付けない! だろ、みんな!」
「「「「「ああ/うん!!」」」」」
「みんな……! ありがとう……!」
ポンッ。
「これからも、俺たちの仲間であると同時に、俺の相棒だぜ」
「うん!」
選手もマネージャーも一人残らず真っ直ぐな瞳で微笑んで頷いた。戸惑いと嬉しさで瞳が揺れる瑞貴をあと押しするように円堂はポンッと背中を叩くと瑞貴も頷き返した。もう瞳には迷いもなく意志も光も完全に戻っている。
それを見届けたカノンとリオも嬉しそうに笑ったが、次いで真剣な表情になる。
「俺たち、ずっと二人のことを見てきたんだ」
「なのに、肝心なときに遅れちゃってごめんなさい」
「「肝心なときって?」」
「この試合さ。残念だったね……チーム・オーガ!」
「勝手に歴史を変えようとするあんたたちを、私たちは許さない!」
カノンとリオに怒りの表情を向けられたバダップたちだが、全く動じない。
「たった二人で何ができる」
「二人じゃないさ!」
「私たちが遅れたのは、最強の仲間を集めて来たからなんだ!」
カノンとリオは空に向かって顔を見上げ、思いっきり叫ぶ。
「「みんな! 出て来てくれ!」」
キランッ!
その言葉に応えるように暗雲の中で五つの光が現れた。その光を中心に亀裂が走り、ガラスのように砕け散って太陽が差し込んだ。
いきなりの眩しさに一度顔を覆った円堂と瑞貴たちだが、すぐに空へ顔を向けると五人の少年たちが飛んでくる。
「風に、なろうよ! 白恋中の吹雪士郎だ!!」
攻守共に実力を持つ雪原の王子(プリンス)――吹雪士郎。
「お待たせ! 日本代表イナズマジャパン・宇都宮虎丸!!」
眠れる虎を解放した天才小学生――宇都宮虎丸。
「同じく! 飛鷹征矢!!」
元不良だが素晴らしいキック力持つ――飛鷹征矢。
「元エイリア学園ジェネシス! 基山ヒロト!!」
改心した流星のストライカー――基山ヒロト。
「イタリア代表オルフェウス! フィディオ=アルデナ!!」
白き流星として名高いイタリアの選手――フィディオ=アルデナ。
「ええっ……!」
「な、なんだ!?」
原作を知る瑞貴には馴染み深いメンバーだが、会うのは円堂と同じ初対面だ。
「よろしく、キャプテン、瑞貴ちゃん。実は僕たち、みんなキャプテンと瑞貴ちゃんのことを知ってるんだ」
「えっ?」
「つまり、ひいじいちゃんたちがこれから出会う未来の仲間たちなんだ!」
「みんなサッカーが大好きだから、ひいおばあちゃんたちを助けに来てくれたんだよ!」
「私のことも……?」
本来原作にいない瑞貴は『自分がいない未来』は知ってても、『自分がいる未来』は知らない。だから吹雪たちが助ける人に自分自身もいたことに驚いた。
「君たちのおかげで、僕はここにいる……。だから力になりたい!」
「キャプテン! 瑞貴さん! 豪炎寺さん! よろしくお願いします!」
「響木さん、それにキャプテン、瑞貴、助っ人に来ました!」
「円堂くんと瑞貴ちゃんと一緒に、この決勝を戦えるなんて嬉しいよ!」
「マモル、ミズキ、俺も光栄に思うよ!」
「「……っ!」」
次々と言葉を送ってくれたみんなに円堂と瑞貴は目尻に涙を浮かべ、風丸たちはそれに気づく。
「円堂、瑞貴、なんで泣いてるんだ?」
「だってさ! よくわかんないけど『サッカー好き』ってだけで、こんなに仲間が来てくれたんだぜ!? 俺、スゲー感激した!」
「私も……! あんなに強い相手と戦うのに、それでも駆け付けて来てくれてスゴく嬉しい!」
「未来ではね、ひいおばあちゃんたちがこの時代にサッカーの素晴らしさを伝えてくれたから、たっくさんいいことあったの!」
「「「「「うん!」」」」」
リオの言葉に吹雪たちは同意した。当然、円堂も瑞貴も実感が湧かないのだが。
「そうなのか?」
「私たちがサッカーの素晴らしさを?」
「だからみんなで、俺たちの『今』を守ろうよ!」
「――その言葉、信じるぜ」
振り向くと真剣な顔をする染岡が脱いだユニフォームを差し出している。うしろにいる他のメンバーも染岡と同じ表情をしていた。
「俺たちの思い……全て託すぜ!」
「「「「「うん!」」」」」
「「「「「っ……――うん!」」」」」
「全員の力で、戦い抜こう!」
心から自分たちにあとを任せてくれたことにカノンたちは驚いたが、そのためにこの時代に来たのだ。
「「よーし! みんなの力でオーガに勝つぞ!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
〈奴ら諸共潰せ〉
「了解」
円堂と瑞貴を中心に失った士気を取り戻した様子を見るバダップたち。通信でバウゼンからの新たな指示に答えると彼らを見る。
「円堂守! 井上瑞貴! 誰が入って来ようとこちらは構わない……戦闘を続行する」
「「「「!」」」」
バダップの言葉に円堂と瑞貴とカノンとリオは顔をしかめた。自分たちの大好きな『サッカー』を『戦闘』と呼んだのだから。代表するように瑞貴と円堂は叫ぶ。
バシュンッ!!
なんとか止めるためと瑞貴を守るために、円堂が瑞貴の前に立って構える中、どこからともなく現れた青い光の球体が円堂の前に出て、デススピアーを食い止めた。
「「「「「!?」」」」」
「!?」
「………!」
その様子に円堂を除いた雷門は全員驚き、それはバダップも同じようで微かに反応を見せた。瑞貴の瞳も微かに光が戻って来た。そして青い光が治まると同時に、背伸びする少年少女が現れる。
「ク~! 間に合ったー!」
「あと一歩遅かったら危なかったね~!」
二人は円堂と瑞貴に振り向いてウィンクした。そう――カノンとリオがついに二人の前に堂々と現れたのだ。
「「君たちは……?」」
「初めまして、ひいじいちゃん!」
「それと、ひいおばあちゃん!」
「ハッ!? な、なんだって!?」
「ええっ……!?」
「あっ、初めてでもないかな?」
「あんたが見つかったせいでね」
「グッ!」
「誰でしょう?」
「ひいじいちゃんに、ひいおばあちゃんって……」
その会話が聞こえたベンチにいる春奈も秋も奈津美も不思議に思った。
《これはフットボールフロンティア史上、前代未聞の事態です! 後半残り10分、風雲級を告げる決勝戦です!!》
突然の事態に当然試合は一時中断となり、雷門中サッカー部はカノンとリオと共にベンチに向かった。
「俺は円堂カノン! みんなと一緒に戦うために来たんだ。ひいじいちゃん――円堂守の曾孫として!」
「名字を名乗ると未来に大きく影響を及ぼすため言えませんが……私はリオ! カノンの補佐と時空影響阻止のために来ました。ひいおばあちゃん――井上瑞貴の曾孫だよ!」
「「曾孫ー!?」」
現れて早々に自分たちの曾孫と言ったので円堂と瑞貴は驚いて大きな声を上げた。確かに姿は二人共確かに円堂と瑞貴に似ている。
「いきなりそんなこと言われても……」
「曾孫だなんて……」
「未来から来たなんて……信じられるか?」
染岡に問いかける一之瀬の言葉に反応した二人はそれぞれ懐から何かを取り出した。カノンはノート、リオは少し集めの手帳であり、二つ共古くなっているかボロボロで汚れもある。
「はい!」
「これが証拠だよ!」
それをつきつけられた円堂と瑞貴は、それぞれ差し出された物よく見ると驚いて受け取る。
「ああっ! これ、じいちゃんのノートだ!」
「これって……まさか!」
カノンとリオが差し出したノートと手帳の中を見て、さらに驚くことになった。
「わっ、本物だ……! 俺の書いたメモまである!」
「『ヘソの下に力を入れるのは基本中の基本』!」
「えっ!? 俺の字読めるの!?」
「「「!」」」
大介の孫である円堂を除けば瑞貴以外読めなかったノートだ。円堂の血筋を引くなら納得がいくため、マネージャー組も顔を見合わせて確信するように頷いた。
「あ、あの、これの中身って全部見た……?」
「『憧れの守が相棒と呼んでくれて心から嬉しく思った』……とか?」
「わー! わー!」
「瑞貴、それってまさか……」
「私の日記帳です……」
リオの言葉に慌てて止めようとしたが時既に遅く、円堂が問いかけると瑞貴は恥を忍んで答えた。
「どうやら、信じてみる価値はありそうだな」
「有人……」
「俺も信じよう」
「豪炎寺……」
「乗ってみるか!」
「風丸!」
本人も間違いないと確認したので、鬼道も豪炎寺も風丸も信じてくれた。
「みなさん、確かにひいおばあちゃんは異世界から来ました。我が一族にもそれが代々伝わっています」
「っ……」
一歩前に出たリオがそう言うと、どんな反応が来るかわからなくて恐ろしくなった瑞貴は顔をうつむけた。
「ですが、ひいおばあちゃんのサッカーへの情熱と、みなさんへの想いも言葉も本物なんです! せめてそれだけは――」
「わかってるさ!」
「守……?」
リオの言葉を遮った円堂の声は明るかった。瑞貴も顔を上げると、円堂は一度瑞貴に笑って肩に腕を回した。
「瑞貴が異世界人でも、俺たちの過ごしてきた時間は何よりも本物だ……それは一緒にプレーしてきた俺たちが一番よくわかっている。サッカーに嘘は付けない! だろ、みんな!」
「「「「「ああ/うん!!」」」」」
「みんな……! ありがとう……!」
ポンッ。
「これからも、俺たちの仲間であると同時に、俺の相棒だぜ」
「うん!」
選手もマネージャーも一人残らず真っ直ぐな瞳で微笑んで頷いた。戸惑いと嬉しさで瞳が揺れる瑞貴をあと押しするように円堂はポンッと背中を叩くと瑞貴も頷き返した。もう瞳には迷いもなく意志も光も完全に戻っている。
それを見届けたカノンとリオも嬉しそうに笑ったが、次いで真剣な表情になる。
「俺たち、ずっと二人のことを見てきたんだ」
「なのに、肝心なときに遅れちゃってごめんなさい」
「「肝心なときって?」」
「この試合さ。残念だったね……チーム・オーガ!」
「勝手に歴史を変えようとするあんたたちを、私たちは許さない!」
カノンとリオに怒りの表情を向けられたバダップたちだが、全く動じない。
「たった二人で何ができる」
「二人じゃないさ!」
「私たちが遅れたのは、最強の仲間を集めて来たからなんだ!」
カノンとリオは空に向かって顔を見上げ、思いっきり叫ぶ。
「「みんな! 出て来てくれ!」」
キランッ!
その言葉に応えるように暗雲の中で五つの光が現れた。その光を中心に亀裂が走り、ガラスのように砕け散って太陽が差し込んだ。
いきなりの眩しさに一度顔を覆った円堂と瑞貴たちだが、すぐに空へ顔を向けると五人の少年たちが飛んでくる。
「風に、なろうよ! 白恋中の吹雪士郎だ!!」
攻守共に実力を持つ雪原の王子(プリンス)――吹雪士郎。
「お待たせ! 日本代表イナズマジャパン・宇都宮虎丸!!」
眠れる虎を解放した天才小学生――宇都宮虎丸。
「同じく! 飛鷹征矢!!」
元不良だが素晴らしいキック力持つ――飛鷹征矢。
「元エイリア学園ジェネシス! 基山ヒロト!!」
改心した流星のストライカー――基山ヒロト。
「イタリア代表オルフェウス! フィディオ=アルデナ!!」
白き流星として名高いイタリアの選手――フィディオ=アルデナ。
「ええっ……!」
「な、なんだ!?」
原作を知る瑞貴には馴染み深いメンバーだが、会うのは円堂と同じ初対面だ。
「よろしく、キャプテン、瑞貴ちゃん。実は僕たち、みんなキャプテンと瑞貴ちゃんのことを知ってるんだ」
「えっ?」
「つまり、ひいじいちゃんたちがこれから出会う未来の仲間たちなんだ!」
「みんなサッカーが大好きだから、ひいおばあちゃんたちを助けに来てくれたんだよ!」
「私のことも……?」
本来原作にいない瑞貴は『自分がいない未来』は知ってても、『自分がいる未来』は知らない。だから吹雪たちが助ける人に自分自身もいたことに驚いた。
「君たちのおかげで、僕はここにいる……。だから力になりたい!」
「キャプテン! 瑞貴さん! 豪炎寺さん! よろしくお願いします!」
「響木さん、それにキャプテン、瑞貴、助っ人に来ました!」
「円堂くんと瑞貴ちゃんと一緒に、この決勝を戦えるなんて嬉しいよ!」
「マモル、ミズキ、俺も光栄に思うよ!」
「「……っ!」」
次々と言葉を送ってくれたみんなに円堂と瑞貴は目尻に涙を浮かべ、風丸たちはそれに気づく。
「円堂、瑞貴、なんで泣いてるんだ?」
「だってさ! よくわかんないけど『サッカー好き』ってだけで、こんなに仲間が来てくれたんだぜ!? 俺、スゲー感激した!」
「私も……! あんなに強い相手と戦うのに、それでも駆け付けて来てくれてスゴく嬉しい!」
「未来ではね、ひいおばあちゃんたちがこの時代にサッカーの素晴らしさを伝えてくれたから、たっくさんいいことあったの!」
「「「「「うん!」」」」」
リオの言葉に吹雪たちは同意した。当然、円堂も瑞貴も実感が湧かないのだが。
「そうなのか?」
「私たちがサッカーの素晴らしさを?」
「だからみんなで、俺たちの『今』を守ろうよ!」
「――その言葉、信じるぜ」
振り向くと真剣な顔をする染岡が脱いだユニフォームを差し出している。うしろにいる他のメンバーも染岡と同じ表情をしていた。
「俺たちの思い……全て託すぜ!」
「「「「「うん!」」」」」
「「「「「っ……――うん!」」」」」
「全員の力で、戦い抜こう!」
心から自分たちにあとを任せてくれたことにカノンたちは驚いたが、そのためにこの時代に来たのだ。
「「よーし! みんなの力でオーガに勝つぞ!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
〈奴ら諸共潰せ〉
「了解」
円堂と瑞貴を中心に失った士気を取り戻した様子を見るバダップたち。通信でバウゼンからの新たな指示に答えると彼らを見る。
「円堂守! 井上瑞貴! 誰が入って来ようとこちらは構わない……戦闘を続行する」
「「「「!」」」」
バダップの言葉に円堂と瑞貴とカノンとリオは顔をしかめた。自分たちの大好きな『サッカー』を『戦闘』と呼んだのだから。代表するように瑞貴と円堂は叫ぶ。