エピローグ
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「サッカーをしているのと同じくらいで、どこか違うように胸が熱くなる。――俺、瑞貴が好きだ!」
「フフッ。私も、守が好きだよ。大好き!」
瑞貴だって同じだ。今まで画面越しで見ることのできなかった世界に来て、体験して、異端者ということで恐れることもあったが、その闇を全て打ち払うような太陽のような笑顔がいつも隣にいた。
円堂と瑞貴は改めて想いを伝えると顔を見合わせて笑う。円堂が瑞貴の手を優しく引いて顔を近づけると、意図を察した瑞貴もゆっくり目を閉じて……。
チュ。
短くも優しいキスを交わした。すると瑞貴は顔を赤くして、仕掛けた本人の円堂ですら赤い。二人共まだまだ慣れていないようだ。
「な、なんかまだ恥ずかしいな……」
「私もだよ……。今まで頬とか手にされても、口にされたのは一年前に守がしたのが初めてだから……」
「それ、ホントか?」
「えっ? うん」
「よかった……」
「?」
ファーストキスが自分ということで円堂はホッとした。今まで何度か瑞貴にキスするメンバーの姿を目撃したが、知らない所でされていたらどうしようと思ったのだ。……一之瀬一哉のときは瑞貴が鈍感を発揮したので未然に防げたのだ。
それにまだまだ男女問わずにライバルがいる。いくら瑞貴とつき合うことができても気を抜くには早いようだ。本人に至ってはどうして円堂が安心しているのか首を傾げている始末だ。
「守」
「ん?」
「ずっと一緒に、サッカーしようね!」
「ああ。そして……ずっと俺のそばにいてくれよな!」
「もちろん!」
コツンと額を合わせて笑う円堂と瑞貴。二人の足元にはサッカーボールが夕日に照らされて光っていた。
――井上瑞貴がトリップして円堂守と相棒になり、雷門中学を卒業してからさらに月日は流れ……数年後、様々な困難がありながらも二人は家族や仲間に祝福されながら結婚式を挙げた。
そして世界大会を優勝して十年、雷門中サッカー部に新しい風が吹き込もうとしている。そよ風と共にやってきた一人の少年……そう、伝説は次の時代へと繋がっていくのだ。
☆副キャプテン 今日の格言☆
ずっと一緒に、サッカーしようね!
以上!!
「フフッ。私も、守が好きだよ。大好き!」
瑞貴だって同じだ。今まで画面越しで見ることのできなかった世界に来て、体験して、異端者ということで恐れることもあったが、その闇を全て打ち払うような太陽のような笑顔がいつも隣にいた。
円堂と瑞貴は改めて想いを伝えると顔を見合わせて笑う。円堂が瑞貴の手を優しく引いて顔を近づけると、意図を察した瑞貴もゆっくり目を閉じて……。
チュ。
短くも優しいキスを交わした。すると瑞貴は顔を赤くして、仕掛けた本人の円堂ですら赤い。二人共まだまだ慣れていないようだ。
「な、なんかまだ恥ずかしいな……」
「私もだよ……。今まで頬とか手にされても、口にされたのは一年前に守がしたのが初めてだから……」
「それ、ホントか?」
「えっ? うん」
「よかった……」
「?」
ファーストキスが自分ということで円堂はホッとした。今まで何度か瑞貴にキスするメンバーの姿を目撃したが、知らない所でされていたらどうしようと思ったのだ。……一之瀬一哉のときは瑞貴が鈍感を発揮したので未然に防げたのだ。
それにまだまだ男女問わずにライバルがいる。いくら瑞貴とつき合うことができても気を抜くには早いようだ。本人に至ってはどうして円堂が安心しているのか首を傾げている始末だ。
「守」
「ん?」
「ずっと一緒に、サッカーしようね!」
「ああ。そして……ずっと俺のそばにいてくれよな!」
「もちろん!」
コツンと額を合わせて笑う円堂と瑞貴。二人の足元にはサッカーボールが夕日に照らされて光っていた。
――井上瑞貴がトリップして円堂守と相棒になり、雷門中学を卒業してからさらに月日は流れ……数年後、様々な困難がありながらも二人は家族や仲間に祝福されながら結婚式を挙げた。
そして世界大会を優勝して十年、雷門中サッカー部に新しい風が吹き込もうとしている。そよ風と共にやってきた一人の少年……そう、伝説は次の時代へと繋がっていくのだ。
☆副キャプテン 今日の格言☆
ずっと一緒に、サッカーしようね!
以上!!