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  • ヘアゴムで遊ぶ

    20240227(火)18:22
    「(リンネの手首に、ミョーにそそられる輪っかが着けられている。どうも気になるな…)」
    「ちょ、ちょっと。ヘアゴムで何してるのよ」  
    「見ればわかるだろう。ちょっと、引っ張ってみた」
    「そう……。いい?シセル。それ、ぜっったいに離しちゃダメよ」
    「いい具合に伸びているが…もしかして、キケンなモノだったのだろうか」
    「ええ。そのまま、ゆっくりよ。ゆっっくり手首に戻して。そうじゃないと、あたし。痛みで死んじゃうかもしれないから」
    「わ。わかった。……あ」
    「イタッ。もうッ!赤くなったじゃないの!」
    「(しまった…シッパイしてしまった…。しかしこのスリル、クセになりそうだな)」
    「こらこらこら!楽しそうなカオしてもう一度やらない!今度こそ死んじゃうかもしれないでしょ!」
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  • 文字と絵

    20240226(月)18:16
    「知っての通り、私は文字を“読む”コトができない。だが…その文字に込めた“想い”は感じるコトができる。そのヒトが直接書いたモノならなおさらだ。たとえば…ジョード刑事。アンタの書く文字は勢いがよくゴーカイだ」
    「そうなんだな。まあ、もっと丁寧に書いてほしいと部下には言われてるんだが。手帳の文字はオレだけにしか読めないらしい」
    「ヨミエルは丁寧な文字を書くが、絵に添える“サイン”は流れるようだな。あれは彼自身が描いたという証明だと教えてもらった」
    「ヨミエルか。10年間でずいぶんと絵が上手くなったよな。他のヒトの文字もわかるのか?」
    「リンネの文字は元気いっぱいだな。大きめに書いていてわかりやすいらしい。小さなレディはたまにアンタにメモを残しているが、丸っこくて可愛らしい文字だ。一緒に添えられたイラストのおカゲで“読める”時がある」
    「そうか。…シセルくん、もっと文字が“読める”ようになりたいと思わないか?何かあった時に“手がかり”になるぞ」
    「たしかに。リンネなど、私に緊急事態の時のサインを教えようとしているし、読める方が安心だな。小さなレディが文字を覚えた時のように、絵が一緒だとわかるのだが」
    「絵か…。ヨミエルにいくつか描いてもらうかな。それでいいかい?シセルくん」
    「ヨミエルのが見れるのなら歓迎だ。じっくりと覚えるとしよう」
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  • 月夜の晩に

    20240225(日)18:05
    「今夜は満月か。ハンニンもこの月を見上げているんだろうな」
    「ずいぶんロマンチストだねえ、相棒。キミをタイホした夜を思い出すよ」
    「あの時も満月だったか?そこまで気が回らなかったなあ。なんせ、オマエさんの演技が上手かったモンでね」
    「よく言うよ。ボクをダマしてミスター・ゴーストの“道”を作っていたクセにさ。もう仲間はずれはよしてくれよ、相棒」
    「いちいち言わなくてもオマエさんには通じるだろう?あらゆる手でのし上がったオトコだ。1つ手がかりがあれば、十分理解できる。そうじゃないのか?」
    「まあね。キミに美味しいトコロを持って行かれないようにしないといけないけどさ。…ねえ、相棒」
    「なんだい、カバネラ」
    「キミは、上を目指す気はないのかな。ボクが推薦すれば、もっと高いトコロから現場を見れるようになる」
    「…いいや、オレは現場で走り回ってる方が性に合うな。オマエさんがウラで手を尽くしてくれてるからこそ、安心して捜査できるんだ」
    「……そうか。それじゃあボクは、ますますラブリーにやって行かなきゃいけないね」
    「ああ。…今夜の月は特にキレイだな、カバネラ」
    「ホントにそうだね、相棒」
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  • 映える投稿とは

    20240224(土)17:07
    「今。SNSでは人形を連れて旅に出るのが当たり前なんだって。流行りに乗ってあたしもやろうかな」 
    「その人形、“お気に入り”というヤツだな。リンネはダレを連れて行くのだろうか」
    「うーん。話題のトノサマンでもいいけど、この前ケーキに旅をさせてる投稿を見たのよね」
    「ケーキ?その場で食べるのか?」 
    「ううん。何でも“世界”を見せると言って巡ってるらしいの。そういうのを見ると、負けてられない気がするわ。ここはおニクで対抗すべきかしら」
    「“世界”か…。私には想像が付かないな。もし行ったとしたら、そのニクもひと味変わりそうだ」
    「でしょ。キレイな景色を知った美味しいおニク。想像しただけで期待値が上がるわ。早速一緒に行くわよ!」
    「(やれやれ。焼き上げられるニクも大変そうだな)」
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  • 差し入れをどうぞ

    20240223(金)17:50
    「お疲れ様、ヨミエル。オレからの差し入れでハンバーガーだ」
    「ありがたいが…大きくないか?」
    「それを食べられるぐらいのスタミナは付けてもらいたいモンだな。警察の連中はそれぐらい軽くいくぞ」
    「…前に比べれば食べてる方なんだがな。毎日軽い運動をしているし、栄養も気にしてるが…アンタを基準にしたら限りなさそうだ。部下たちも食べる方なのか?」
    「『刑事はギリギリのセトギワまで食うべし』だから結構いくな。食べているうちに胃袋がデッカくなっていくんだろう。キミも試してみるかい?」
    「エンリョしておくよ。食べ過ぎで倒れたら元も子もない。シゴトができるヤツはそこら辺ちゃんとしてるのさ」
    「そうだな。だが、そのバーガーは食べといた方がいいぞ。これから“ヤマ”が待ち構えてる」
    「…わかった。今回も頼むぜ、ジョード刑事」
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  • 猫の日のオシャレ

    20240222(木)18:38
    「シセルちゃん、シセルちゃん。ちょっとコレ着けてくれる?」
    「赤く大きいリボンか。小さなレディが着けてるモノと同じに見えるな」
    「そう!今日は“猫の日”だからシセルちゃんもオシャレなんてどう?それで一緒に写真を撮れたら嬉しいな」
    「わかった。私はじっとしてればいいのだろうか」
    「うん。おねえちゃんやパパも“お揃い”にしたいって言ってるから楽しみにしててね。カバネラ警部さんがコーディネートしてくれるって言っていたよ」
    「まるでファッションショーだな。コチラも気合を入れてかかるとしよう」
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  • ミサイルは警察犬になれるか?

    20240221(水)19:44
    「シセルさんッ!ボクってそんなに真ん丸ですかッ?!」
    「見るからにどこまでも転がっていきそうな感じではあるな。何かあったのだろうか、ミサイル」
    「リンネ様が『スラっとしてる犬ってデキる感じがするよね』と言っていたのですよッ。アイツら、ただ大きいだけなのに!」
    「(キャンキャンとケンカを売ってる小犬クンがいるな。まあ。体格差からすると、ミサイルに勝ち目はないのだが)」
    「そんなコトないですよッ。その気になれば“警察犬”にだってなれますッ」
    「そのためには、スルドいキバとアゴが必要だ。“待て”と指示に従う必要もある。騒がしいアンタにできるだろうか」
    「やってやりますともッ」
    「どうやら本気のようだな…。いいだろう。私も付き合うとしよう」

    「“警察犬”ってホエちゃダメなんですね…。センパイいわく、ボクはホエすぎだそうです。何でも、落ち着きが足りないとか」
    「(見るからにしょんぼりしている小犬クンがいるな。どうやら、カレにとってキビしい世界のようだったようだ)」
    「…やっぱり。ボクは大勢のためより、カノン様やリンネ様のためにがんばるのがいいです!お二人にホメてもらえると幸せですともッ」
    「アンタには、アンタにしかできないコトがある。それがわかっただけでも大きな収穫だ。よくがんばったな、ミサイル」
    「はいッ。ありがとうございますシセルさん!」
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  • お腹いっぱいになるまで

    20240220(火)19:53
    「ねえシセル。今度、カフェに付き合ってくれない?名物の巨大プディングを食べたいのよ」
    「構わないが、いつもの刑事さんはどうしたのだろうか」
    「リンジューさんのこと?何かお腹の調子が悪いらしくて、『キミの食いっぷりに付き合ってると悪化しそうだ』って断られちゃった」
    「それは…わかる気がするな。ギリギリでセトギワまで攻めるサマを眺めていると、コチラのお腹もいっぱいになる」
    「なんて言ったってイノチをかけてるからね。ダレかに見てもらった方が、『食べ切った!』という感じがするわ」
    「なるほど…。キミがどこまでいけるかキョーミが湧いてきた。胃袋の限界まで、とことん付き合うとしよう」
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  • シャッターチャンス

    20240219(月)18:41
    「くくく…ッ。し、シセル。オマエ…どうしたんだそのカオ…!」
    「どうしたのだろうか、ヨミエル。特に変わりがあるように思えないのだが」
    「変わりあるぜ…。その、舌…ふふふッ。ゼツミョーな感じに出てるじゃないか…ッ!」
    「おや、忘れていた。ミョーに乾くと思っていたらそういうコトだったか」
    「ははははッ!写真を撮っておけばよかったなあ。ジマンしたいほどの可愛らしさだったぜ」
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  • チピチピチャパチャパ

    20240218(日)13:40
    「最近“猫ミーム”とやらが流行ってるらしいな」
    「そうだね。猫を使っているから、ミスター・システムエンジニアでもパパッとできるんじゃないかな」
    「黙って聞いてりゃチピチピチャパチャパ…」
    「ちぴちぴちゃぱちゃぱ…?」
    「シセルじゃなくてカバネラ警部に言ったツモリだったんだがな」
    「あっはっは!それだけ使いこなせればモンダイないね」
    「(どうやらゴキゲンというコトだけはわかったな)」
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  • ごあいさつをする台風の目

    20240217(土)18:20
    「ようこそッ!!ようこそですともッ!!アナタも、そこのアナタも、初めてお会いしましたねッ」
    「相変わらず、とてつもないパワーと勢いだ。私にはとてもマネができそうにない」
    「あいさつすると、みんなエガオになってくれます!それを見ると、とても幸せになりますともッ」
    「みんな“幸せ”になる、か…。それが小犬くんの元気の源なのかもしれないな」
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  • ペット探偵と刑事

    20240216(金)20:57
    「柵に猫の毛がはさまっているな。ここを潜り抜けて行ったか…。どう思う?相棒」
    「この先は隠れられる場所が多い。ここを重点的に探した方がいいだろうな」
    「住宅街か…。縁の下や建物のスキマを見てよう。もしかしたら、足あとが残っているかもしれない」
    「ヨミエルが通るには狭い場所だ。先に私が様子を見てこよう」
    「ああ、頼んだ。もし本猫を見つけたら、驚かさないように声をかけてやってくれ」
    「わかっている。私にしかできないシゴトだな」
    「あ。シセルに、ヨミエルさん。どうしたの?」
    「“探偵”…といったトコロだろうか。リンネこそこんなところで何をしてるのだ?」
    「ここら辺で最近不審人物が目撃されたのよ。誘拐未遂も起こったみたい」
    「へえ。もしかしたら関係があるかもしれないな。リンネ刑事、協力しないか?」
    「いいわよ。あなたたちの“手”が借りられるのなら頼もしいわ」
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  • お菓子作り カップケーキの巻

    20240215(木)17:59
    「ううん。おねえちゃんにカップケーキ作ろうとしたんだけど、カタチがシッパイしちゃった…」
    「どれどれ。コレは…ある種の芸術性を感じるわね。食べていい?」
    「うん!いいよ!」
    「いいニオイがしますねッ。ボクも食べたいですッ」
    「アンタはダメよ、ミサイル。ジャーキーをあげるからそれでガマンして」
    「はいッ。もらえるのなら何でも頂きますともッ」
    「とても食いしん坊な小犬クンがいるな。それだけ美味しそうに食べられると、私としても腹が空いてる気がしてくる。何か分けてもらえないだろうか」
    「シセルちゃんにはササミをあげるね。みんなでオヤツにしよう!」
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  • バレンタインデーのそれぞれ

    20240214(水)18:38
    「り、リンネ刑事殿…。今日はその、バレンタインデーであるからして…。あの…だから…」
    「あ。ジョードさんだ。ちょっと行っていい?」
    「はい。その、はい……」

    「ジョードさん、カバネラさん。あたしからの、いつもお世話になってるお礼です。どうぞ!」
    「………。あのさ。どこからどう見ても大きすぎないかい?ベイビイ」
    「ざっと見てもキッチンチキンにブラ下がってるチキンよりありそうだなあ。ココロというよりムネがツブされそうだ」
    「さすがにボクには荷が重いね。どうする?相棒」
    「リンネ。この日を期待してる連中に夢を見させてやってもいいか?」
    「いいですよ。じゃんじゃん食べちゃってください!」
    「だそうだ。キミも、そこのキミもみんなで分けようじゃないか」
    「ジョード刑事殿…!ありがとうございます!いただきます!」

    「シセル。あなたにチョコは…あげられないわよね」
    「そうだな。キモチだけもらっておこう」
    「“愛は猛毒”ってこういう時に使うのかな」
    「マダムが好きそうなコトバだが、一歩まちがえればイノチを落とすと点では当てはまりそうだ」
    「代わりにオヤツをあげるわね。これからもあたしが死んだ時はよろしく頼むわ」
    「(よろしくされてしまった)」
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  • 成長すると何になる

    20240213(火)18:38
    「死者のチカラは時間が経つと変化する。いずれはマダムのショックウェーブのように力強くなれるといいのだが…こればかりは成長しないとわからないな」
    「ボクはシセルさんのように“アヤツル”が使えるようになりたいですッ。そうすれば、今以上にカノン様をビシバシと助けることができますともッ」
    「(“アヤツル”が使えるようになった小犬クンを、私は知っている。カレは私を利用する道を選んだが、果たしてココにいるミサイルは同じようになるだろうか)」
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  • 食べ物のウラミ

    20240212(月)17:39
    「ヨミエルさん、聞いてくださいよ。この前、あたしが大切に取っておいたプリンが食べられちゃったんです」
    「それは災難だったな、リンネ刑事。そのプリンに名前は書いておかなったのかな?」
    「書いておいたんですけど、警察署のダレでも使える冷蔵庫に入れておいたんですよ。ひと仕事終えたら食べようと思ってたのに、気づいたらもう…」
    「字が“読めない”食いしん坊の腹の中ってワケか。シセルだったら、そのぐらいわかるようになったんだがな」
    「…今。呼ばれた気がしたのだが」
    「シセル、そこにいたのね。もー!あなたがアヤツって食べるのを阻止してくれたらよかったのに!」
    「ムチャを言わないでくれ。その場で私にできるコトと言ったら、せいぜいひっくり返すぐらいだ」
    「それでも何もしないよりマシよ。ヨミエルさんもそんなコトってありませんか?」
    「…そう言えば。この前、カバネラ警部にクッキーを勝手に取られたな」
    「クッキーというと…サクサクで、バターのいいニオイがするお菓子か」
    「そうだ。いい出来だと妻のシセルが待たせてくれたんだが…食べられた瞬間。ここにキミがいれば、警部さんを転ばせられるのにと思ったな」
    「わかります!ヒトの楽しみを取ったらそれ相応の罰があればいいんですよ」
    「マッタクだ。死なない程度の加減は必要だが、容赦なくやってほしいモンだな。次があったら頼んだぜ、シセル」
    「(ヨミエルの思考がリンネに似てきた気がするな…)」
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  • 不審な石コロの研究

    20240211(日)18:28
    「ジャマするよ、ジイさん。アンタ…まだそのハトくんと石コロを研究していたのか」
    「…初対面のヤツに言われる筋合いはないの」
    「そりゃあ失礼した。オレはしがないシステムエンジニアでね。そのハトくんとはちょっとした知り合いなのさ」
    「そうなのか、ドバトよ。…それにしてはアタマに座る様子がないがな」
    「髪の毛にはキョーミがあるようだぜ。まあ、ジイさんに比べたらイゴコチはよくないだろうな」
    「…勝手にするといい。ワタシも勝手にする」 
    「相変わらずだな、センセ。“アシタール”にキョーミを持つのもわかるな」
    「………話しなら、少しだけ聞いてやろうかの」
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  • お届け物です

    20240210(土)17:59
    「ヨミエル、アナタに贈り物が届いているわよ。箱入りの黒猫クンだわ」
    「ありがとう、シセル。賢くて、可愛らしくて、トクベツなプレゼントだな。大切にするよ」
    「(イゴコチのいい場所で昼寝してたらプレゼントにされてしまったな。だが、このように届けられるのも悪くない。2人の気がすむまで“フリ”をしてるとしよう)」
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  • 鼻歌を歌おう

    20240209(金)18:20
    「ふんふんふーん」
    「(ヨミエルがキゲンよく歌っているな。鼻歌とは言え、とてもいいコエだ)」
    「ふーんふーんふっふっふーん」
    「(このリズム…ごく最近聴き覚えがあるな。…そうだ、“オヤツ”の歌だ。きっともうすぐ、とっておきを出してきてくれるだろう)」
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  • じっくりと撫でてみよう

    20240208(木)18:49
    「ヨミエル。ちょっと撫でてもらえないだろうか」
    「ちょっとと言わず、たっぷりなでてやるよ。他ならぬキミからのお願いだからな。それにしても、いい手触りだ」
    「毎日の毛づくろいは欠かしたコトがないな。それに、小さなレディにブラッシングをやってもらってるのもあるだろう」
    「へえ。それならオレも時間をかけようかな。ツヤツヤな宝石のようにしてやるぜ」
    「キレイになるのなら歓迎だな。キミに任せよう。特に背中辺りを重点的にやってもらえるとありがたい」
    「いいぜ。磨きあがりが楽しみだ」
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  • 新たに捜査に加わるとしたら

    20240207(水)18:12
    「みんなキミに期待してるんだよ。システムエンジニアくん」
    「だからと言ってざっくばらんな紹介じゃなかったか、カバネラ警部」
    「『「腕利きのシステムエンジニアで何でもできるからさ。みんなよろしくね』以外になんの説明が必要だと言うんだい?」
    「あるイミ有名だとでも?まあ腕利きのシステムエンジニアというのは否定しないが」
    「そこを上手くやるのがキミだ。さっそく手がかりを掴んだそうじゃないか。やるなあヨミエルくん」
    「ジョード刑事まで…。こうなったらサイバー捜査官として出来るトコロまでやってやるよ」
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  • 雪遊び

    20240206(火)17:42
    「やっとできあがったわ。どう?シセル。これ、何に見える?」
    「白い雪の上に、これまた白いモノがたくさんあるが…。この曲線とふくらみ具合、それにホネのように見える棒からすると、ニクだろうか」
    「当たり!せっかく雪が降ったんだし、作るとしたらウサギよりニクよね。やり遂げたカンジがするわ」
    「たしかに。あそこに一際大きなカタマリがあるな。より一層、愛と執念を感じる出来だ」
    「小さいのをたくさん作ったらお腹が減ってきちゃったの。そのキモチを込めたら最高ケッサクができちゃったというワケ」
    「さすがはリンネというトコロだな。刑事からコックに転職でもするのかな?」
    「それも魅力的だけど、やっぱりあたしは食べる専門がいいな。ハンニンを捕まえた後に食べるニクは最高だもの。さて!写真も撮ったし、キッチンチキンに行ってホンモノを食べるわよ!」
    「ああ。キミの食べっぷりに付き合うとしよう」
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  • 今と昔

    20240205(月)21:22
    「シセル。キミは昔と比べると落ち着いた性格になったな」
    「小さなレディを見守る役目もあるが…キミの元で暮らしていた10年があるからだろうな。キミに守られて暮らした思い出は、今でも消えずにココにある」
    「…そうか。それはよかった。子猫らしくはしゃぎ回ってたスガタも懐かしいんだが…」
    「…今度。2人きりになった時に構ってもらえないだろうか。久しぶりに運動したいキブンだ」
    「いいぜ。2人だけのヒミツだな」
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  • 冬ですね

    20240204(日)21:12
    「くしゅん くしゅん」
    「寒いのミサイル。あったまる?」
    「カノン様の温もりをわけていただけるのですかッ。ご一緒させていただきますともッ」
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  • そろそろヤツが来る

    20240203(土)20:59
    「マッタク。コマるよね、花粉ってヤツは。勝手に入ってきて、クシャミを止まらなくさせるんだもの。いったいダレの許可を取ってるのかしら」
    「私は“花粉”と縁がないが、大変そうなのはわかるな。きっと生き残るのに必死なのだろう」
    「うーん、そう考えると許しちゃいそうになるわね」
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  • ティロリ ティロリ

    20240202(金)20:49
    「あのユカイな音がすると店員たちが忙しく動き出すな」
    「あれはポテトが美味しく揚がった合図だからあまりいじらない方がいいわよ。生焼けができちゃうカモ」
    「(美味しくなるためにはガマンが必要というコトか…)
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  • コードがラベルに書いてあるお酒

    20240201(木)21:11
    「システムエンジニア向けのお酒だって。キミにピッタリだね」
    「それは…オレに対する挑戦状か?」
    「まあまあ。味には自信があるからさ、飲んでみてよ」
    「…何だかんだでアンタのセンスは信じてるからな。ありがたくいただいておくよ。………。なるほど、コードの酒だな。面白い趣向だ」
    「早速解読するなんて、さすがだね。ベイビイ」
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  • お友達

    20240131(水)21:09
    「シセルくん、毛づくろいしてあげちゃって可愛らしいわね。ねえヨミエル」
    「ああ。なかなか“お兄ちゃん”がサマになってるじゃないか」
    「(子猫を連れてきたのだが…放っておけないな。フィアンセ氏にも慣れてもらわなくては…)」
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  • 飼い主のカン 刑事のカン

    20240130(火)21:19
    「アイツはゼッタイここにいる。…飼い主のカンってヤツだ」
    「(…ヨミエルは私を信じている。ならば、その信頼に応えなければならないな)」

    「何でココがわかったんだよ!」
    「何もかもバレて追い詰められたキミなら、ここに逃げ込むと思ってね。…相棒風に言うなら刑事のカンだよ」
    「言うなあ、カバネラ。そういうコトだ犯人クン。大人しく捕まってもらうぞ」
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  • この後はヤキニクです

    20240129(月)22:51
    「リンネ。先ほど、キミが飲みモノを受け取る時に店員が笑っていたのだが、いったい何があったのだろうか」
    「“モバイルオーダー”ってヤツで名前を“オニクタベタイ”にしてたからそのまま呼ばれちゃったのよ」
    「もばいるおーだー…」
    「『この後食べに行く予定です』って伝えたら『がんばってください』って。さすがにこのベンティって大きさの後だと入らないと思われたのかな?」
    「キミの胃袋の大きさなら大丈夫だ。私が保証しよう」
    「そうね。ジョードさんが待ってるし、さっさと飲んで行きましょうか」
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  • 通じて欲しい

    20240128(日)21:52
    『アンタ、また来たのか』
    「…シセル。そこに何かいるのか?オレには見えないが…話せるのならば話したいな」
    『ヨミエル…。ずっとアンタのコトを見てる。よほど気になるのだろうが…(ザンネンなことに、私にできるのはこうして教えるまでだ)』
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  • 通じていなそうで通じている

    20240124(水)22:49
    『どこに行くのですかッ。ちなみにボクはカノン様に会いに行くのですけどッ』
    「いいねえ。ラブリーな小犬クンだ。これからベイビイを祝いにジョードのところへ行くんだけど、一緒に行くかい?」
    『そこにカノン様がいるのでしたらゼヒ!』
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  • 完璧で究極のアイドル

    20240115(月)17:07
    「ボクってばココですッ!」
    「(さすが小犬クンだ。“アイドル”と呼ばれるのにふさわしい視線の独り占めだな)」
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  • 刑事バッジ

    20240103(水)22:08
    「リンネは刑事バッジを配らないのだろうか」
    「アレはジョードさんが渡すからこそ価値があるモノよ。あたしなんてまだまだだわ」
    「“トクベツ”な刑事さんからの“トクベツ”なモノか…。キミがずっと大切に着けてるのもわかるな」
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  • 飛行ツリー目撃隊

    20231225(月)23:48
    「クリスマスのツリーが飛んだ…だと…!?」
    「飛びましたともッ」
    「何なのアレ!ツリーのクセにめちゃくちゃよ!」
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  • 刑務所サンタ

    20231224(日)16:00
    「センパイがムダに舞い踊ってる間に、サンタクロース業務やっといたッス」
    「あああああッ。せっかくの舞いを見せるチャンスがッ」
    「もうみんな見飽きてますしすぐセンパイだとバレるッスよ、それ」
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  • 捜査コラボ

    20231222(金)21:09
    「雪の中の“足あと”か…。重要な手がかりになるだろうな」
    「この運転手さんはちょっと迷ったみたいね。何があったのかしら」
    「ね。ね。なるほどくん。ここにおっきなスタンプ押してみようか」
    「カゼひくからやめといた方がいいよ、マヨイちゃん」
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  • 挨拶しとく?

    20231215(金)20:47
    「ヨミエルくん、調子はどう?」
    「カバネラ警部か…。アンタが来なければいいカンジだったんだがな」
    「あれ?ジャマしちゃったカンジかな。ゴメンねー。差し入れ置いたらおいとまさせてもらうよ」
    「そうか。そういうところがいちいち律儀だよな、アンタは」
    「おホメにあずかり光栄だよ、ヨミちゃん」
    「…………」
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  • お菓子作りに挑戦 蒸しパンの巻

    20231212(火)22:21
    「蒸しパン、いい膨れ具合といい焼き色になってきたね。ミサイル、アンタにそっくりよ」
    「色ならばボクの方が素敵ですともッ」
    「(とてもいいニオイが漂ってきたな。さすが小さなレディだ。どんなお菓子も成功させる魔法を持っているようだな)」
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  • 雪の日のスタイル

    20231209(土)23:42
    「雪!雪ですよリンネ様!早くきてくださいッ」
    「ミサイルはいつでも元気ね」
    「まったくだ。私としては家の中の方が快適だと思うのだが」
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