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  • キモチがいい時間

    20260919(土)20:31
    「ヨミエル。ブラッシングをもっとやってもらいたいのだが。このキモチよさをもっと味わいたいのだ」
    「わかったわかった。手を止めちまってすまなかったな」
    「ヨミエルさんッ。ボクもゴシゴシやってくださいッ!」
    「アンタのブラシはこっちよ。ほら、お腹出して」
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  • ミッションコンプリート

    20260918(金)18:14
    ココに置いてあるのはヨミエルのバッグだ。出かけ先で「ちょっと見ていてくれ」と置いて行かれたのだが…本当に見ているだけでいいのだろうか。あまりにも無防備で、ウッカリ盗まれそうなのだが…。さいわい、今日はカラダごと来ている。少しの工夫で、荷物を守るコトはできるだろう。

    「すまなかったシセル。ちょうどそこでリンネ刑事と会ってな。…おや。バッグの上に乗って、守っていてくれたのか」
    「ああ。安全を確保していたので、ダレも触れることはなかった。誘拐犯に盗られることなく、中身もブジだ。《運命更新》と言ったトコロだな」
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  • 来てくれたお礼

    20260916(水)21:36
    「シセル。ちょっといいか?」
    「(ヨミエルが呼んでいる。何か用があるのかな。すぐに行ってみよう)」
    「小さいのにいつもスナオだな。ほら、オヤツだ。オマエが好きなヤツだぜ」
    「(ホントだ!うれしい!ヨミエルと一緒にいるといいコトがあるな)」
    「コラコラ、そんなにこすり付けるなって。…本当に嬉しいんだな。こっちも選びがいがあるよ」
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  • いいニオイがするのは

    20260915(火)22:39
    「ユーレイってニオイがするのかしら。そうしたらあたしでもわかるのに」
    「ニオイか…。私のコトだが、ヨミエルに“太陽のようなニオイ”と言われたことがあるな。とても満足げだったのを覚えている」
    「たしかに、あなたはいいニオイがするわ。かがせてもらうと落ち着く。ユーレイというより、ネコは毛づくろいが大切なのね」
    「キミたちで言うシャンプーというトコロだろう。お互い、清潔でいるのはいいコトだ」
    「あら?シャンプーはまたちがうわよ。そう言えば、シセルっていつ洗ってもらったの?」
    「(しまった…!ココは急いで逃げた方がいいな)」
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  • 無意識

    20260914(月)20:07
    ペットカメラを設置してわかったんだが、夜。シセルがオレのコトを毛づくろいしてくれて。そのお返しなのかオレがシセルをなでていたんだ。他人事だって?キオクがないんだ。仕方がないだろう。朝起きたら、シセルのカオがトナリにあったんだからな。どんな時でもシセルへの愛は変わらないさ。
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  • ぐるぐるぐるぐる

    20260913(日)20:52
    「シセル。キミは寝そべっているのにマッタクの無抵抗で回されて、何のモンダイもないのか?」
    「ああ。むしろクセになりそうだな。たくさん回してくれても構わない」
    「そこまでか。ミョーなコトが好きだな。信頼と受け取っておくよ」
    「(と、グルグル回されている。ムリやりではなく、そっと押されているのがいいカンジだ。この気遣いがヨミエルの優しさだろう)」
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  • パンクな音楽を聴いてみて

    20260911(金)21:11
    「昔。オレがギターを弾く度に、大きなコエで鳴いて何かを主張してきたな、シセル」
    「そうだな。子猫の頃は、その騒がしい音を出すより私の鳴きゴエを聞いていて欲しかった気がする」
    「それは悪かったな。ミョーに構ってもらいたがってたのはそのせいか。今はどうだ?」
    「ギザギザのカレのおかげで、騒がしい音も自己主張だと知った。少しならば、譲ってもいいような気がするな」
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  • なでるタイミング

    20260910(木)19:07
    「なでようと思うといつも準備万端だよな、シセル。かわいいモンだな」
    「私としては。かわいいよりカッコいいと言われたいモノだが、キミになでられるとそれもいいというキブンになるな。フシギなものだ」
    「ふふ。オレとしてはカッコいいシセルも知っているから、それでいいさ。いつでもなでさせてくれよ」
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  • 走るおスシ

    20260908(火)16:02
    「…今。ありえないモノが走っていった気がするのだが」
    「おスシね。走ってるってコトは新鮮かもよ」
    「(それはないだろう)」
    「ま。それはともかく、お店に入りましょ。ワクワクドキドキが待っているわ」
    「食事にスリルを求めるとは…。あるイミ。楽しみであるな」
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  • 台風コロッケ

    20260907(月)22:25
    「今日は台風ね。コロッケを買いに行ってくるわ」
    「こんな吹き飛ばされそうな雨や風の中、わざわざ買いに行くとは…。よっぽど有名でよっぽど美味しいにちがいないな」
    「ううん。寂れた商店街のおばちゃんが作る、知るヒトこそ知るコロッケよ。いつでも買えるわ」
    「(と、言いつつ目が真剣だ。よっぽどの信念があるのだろう)そのマダムにもおどろきだな。こんな日でもコロッケを作るのか」
    「台風の日こそ美味しく食べるべきよ。シセルも着いてきてみればわかるわ。まさしくイノチがけね!」
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  • カメラで撮る

    20260906(日)21:20
    シセルのあらゆるコトを覚えていたい。運命が変わって、シセルの飼い主ではなくなったからか、余計にそう思うようになった。あの大人びた様子は小さなカラダでも残っていて、その鱗片を見せる度に周りにはかしこいと言われている。だが。オレとしては、そればかりでなく油断したトコロもいいと思っている。だからこそ、カメラを構えるのだ。「撮られてしまったか」と少しハズかしそうにゴマかしているのもいい。愛しい相棒を忘れないよう、一瞬一瞬を撮っていこう。
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  • 初抱っこ

    20260905(土)16:42
    ネコというものに今まで触れ合ってこなかったせいか、どう相手すればいいのかわからない。わからないんだが、アイツはアイツなりに一生懸命にゃーにゃー鳴き、ノドをゴロゴロ鳴らして、足元をウロウロしている。とうとうヒザに小さな手をかけてよじ登ろうとしてくるので、恐る恐るやはり小さなカラダを支えて抱き上げた。と言っても、どう抱えてやるのか正解なのか分からず、鏡を見るとどうにも窮屈そうに思える。支える場所がおかしい?どうやってやったら、コイツは安心する?そんな戸惑いを感じることなく、コイツはゴロゴロとノドを鳴らしてカラダを擦り付けてきた。「大丈夫か?」というコエかけに、目を見つめ大きなコエでにゃーと返して。それでわかった。ああ。ひとりぼっちだったコイツは、ひたすらに愛が欲しいのだ。愛すべき存在を失ったオレと同じだ。ギュッと抱きしめると、小さな振動と鼓動、そして温もりを感じた。
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  • イスの所有権

    20260904(金)20:37
    大きなノビをし終えたヨミエルが、イスから立ち上がってリビングの方向に歩いて行った。あの様子からすると休憩のためにコーヒーを淹れるのだろう。つまり、この時。あのイゴコチのよさそうなイスは主人を失うことになる。せっかくなので、私が座るとしよう。デスク脇のベッドの上でノビを済ませると、狙いを付けて飛び乗った。私の重みに、クッションがいい反応をしてくれる。すっぽりと収まるこのカンジ。前にもヨミエルがいない時に座ったが、クセになりそうだ。ココをあらたな休憩場所にしてもいいかもしれない。そう、毛づくろいをしながら考えていたら、コーヒーカップを片手に戻ってきたヨミエルと目が合った。
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  • 箱収納

    20260902(水)21:42
    「シセルさんッ。見てくださいッ!!スゴイでしょう?!」
    「! すさまじいイキオイで箱に飛び込んで、止まることなく滑って行った小犬クンか。やんちゃっぷりが収まりきれていないようだ」
    「シッポがふくらんでるわよ、シセル。箱ってそんなにいいのかしら。ミサイルだけじゃなくて、シセルも入ってるコトがあるわよね」
    「入れるならば入ってみたい…そんなキモチといったトコロだろうか」
    「それにしては、見る度にどこかしらだいぶハミ出してるわよ」
    「私としてはキレイにピッタリと入っているツモリなのだが…おかしいな」
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  • 刑事よりはネコ

    20260901(火)21:14
    「訪問者が帰ったが、何か変わったトコロはないか…」
    「キミは注意深いな、シセルくん。そしてかしこい。刑事としてやっていけるんじゃないか?」
    「エモノを追い詰めるハンターのようなキンチョー感か。たしかに似ているが、私としては気の向くままに過ごすことが性に合ってるな」
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  • プチ演奏会

    20260831(月)21:26
    「部屋の真ん中に、ドッシリとピアノが構えている。ダレか弾くのだろうか」
    「あたしを見ても弾けないわよ」
    「私も音を出さないこともないが…“弾く”にはほど遠いな」
    「お困りのようだね。どうしたんだい、ベイビイ」
    「カバネラさん!せっかくピアノが用意されてるのに、ダレも弾けなくて…」
    「そんなのカンタンだよ。ボクがラブリーに演奏してみせよう」

    「踊るような音。踊るような指遣い。ラブリーなオトコは音楽までラブリーなのだな」
    「ちゃんと聴いたの初めてカモ。スゴいわね」
    「アイツは何でもできるからな。めったに弾かないのがもったいないぐらいだ」
    「ジョードさん!来ていたんですね!」
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  • 健康グッズ

    20260830(日)21:36
    ヨミエルが面白いモノを買った。分厚い板のようなもので、乗ってスイッチを入れるとブルブルと激しく震えるのだ。どこかしらを鍛えると言っていたようだが、私としては。この揺れがクセになる。ヨミエルがやらない時は、私が自ら乗り、スイッチを入れてもらう。「ハマッているな」と言われ「そのうちムキムキになるのかもしれないな…」と考えこまれた。そのようなモノなのだろうか。ココロなしか、楽しみな気がする。
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  • 夏と言えばかき氷

    20260829(土)21:19
    「夏と言えばかき氷よね。シセル。ちょちょいとやっちゃってくれる?」
    「コレは《チカラ》がいりそうなモノだな。見るからに大きな氷が、回す度に大きな音で削られていく。コツはいるが、慣れれば楽しいものだ。それにしても…こんな硬いモノからこんなにフワフワに仕上がるのか」
    「そこがかき氷のミリョクよね。シセルもいっしょに食べる?冬のイモとはちがった美味しさよ」
    「旬のモノは食べておかないといけないな。ヒンヤリとして、この天気の中でいただくのはキモチがよさそうだ」
    「ボクもいただきますッ!ひゃー冷たい!!」
    「(アタマから行くとは…!それこそ夏をマンキツしていると言えるのかもしれない)」
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  • 夜中の不安

    20260828(金)22:24
    今でこそ、フィアンセが生きているのがキセキだと思う。アイツがいなければ、運命と立ち向かっていなければ、実現しなかった。だが、時々。背中の傷跡の痛みと共に、そのキセキが消えてしまわないかと強烈な不安に襲われる時がある。トナリに寝ているカノジョの呼吸を確かめ、カラダに触れて温度を確かめ、カオにかかっている髪の毛を払ってやって、ようやく安心できるのだ。まだ外は暗いが、夜明けは必ずやってくる。安定した寝息を聞いて、オレもベッドに潜り直すのだった。
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  • いつまでも共に

    20260827(木)23:35
    「何をされても動じないな、シセル。お互い慣れているからか。いつもの習慣になってきたな」
    「(それはそうだろう。肉球を触られるのも、こうして鼻でキスするのも。長く暮らしているこそだ)」
    「…オレにとって。キミだけが味方なんだ、相棒。いつまでも一緒にいてくれ」
    「(モチロンだ、ヨミエル。何よりもキミになでられるのが1番なのだ。どんな時でも側にいよう)」
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  • 世界イヌの日

    20260826(水)22:31
    「今日は《世界イヌの日》ですってシセルさんッ!つまりボクの日ですともッ!」
    「よかったな、ミサイル。アンタが主役だ。小さなレディにたっぷりなでてもらうといい」
    「モチロンですともッ!!カノン様ッ。思いっきりなでてくださいッ!ホメてくれてもいいんですよッ!」
    「いつも言うコトを聞いてエラいね、ミサイル。オヤツあげちゃおうかな」
    「おおおおッ!!かむとジワリと旨みが美味しいヤツですねッ!いただきますともッ!!」
    「食べ過ぎはダメよ…と言いたいところだけど、今日はトクベツね。いっぱいあげていいわよ、カノン」
    「ありがとうございますリンネ様ッ!幸せですともッ!!」
    「(小犬クンのシッポがすさまじいスピードで振られている。よっぽど嬉しいのだろうな。見ていると、私まで嬉しくなる。全ての愛はカレのためにあるものだ。レディたちの相手はミサイルに任せるとするか)」
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  • 大きな大きなオムレツ

    20260825(火)17:14
    「大きなオムレツね。色といい、テカリ具合といい。ウワサ通り食べがいがあるわ」
    「それでもキッチンチキンのニクよりも手軽そうであるな。あれなら安全だ」
    「ツブされるよりお腹の中に収めたいものね。頭上はシセルに任せるわ。じっくり味わうわよ」
    「ああ。そうだな(わんぱくに食べるとはこういうコトだろう。それにしても…天にも昇るという評判。もしもの時のために気を付けていた方がいいな)」
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  • 選択肢はあるのか

    20260824(月)17:50
    いよいよ明日だ。明日の陽が上がる頃。オレは他の国に行って、新たな人生を歩むことになる。ヤツらとのトリヒキはカクジツに進めている。なんて言ったって、ヤツらをアヤツってやったのだから。シセルはオレの気を知らないで、ぐっすりと寝ている。そろそろ起こさなければならない。無防備にハラを広げているそのスガタに、あまりにも切ないキモチになった。コイツはオレの計画を知ったら止めてくるだろうか。それとも、一緒に歩んでくれるだろうか。「どっちだろうな、相棒」思わずこぼしたコトバが聞こえたのか、シセルはきゅっと身を縮めた。
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  • リズムゲーム

    20260823(日)00:50
    ヨミエルがテレビで何かしらのゲームをやっている。音楽に合わせてモノが飛んでくるのだが、つい手を出してしまうな。「キミも才能があるのか?」と聞かれたが、ヨミエルの成績はどうなのだろう。後ろにいたヨミエルを見ると「オレとしてはまあまあだな」と肩をすくめられる。またテレビに向き合うと、ちがう音楽とモノが飛び始めた。コレもキョーミが湧いてくる。この日はヨミエルが止めるまで、トコトン付き合あったのだった。
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  • おやすみ、シセル

    20260821(金)21:32
    「おねえちゃん。シセルちゃん寝ちゃったの?」
    「そうみたい。好きな時に寝られるなんて、なんかうらやましいわね」
    「自由な睡眠はネコの特権だな。そっと見守るのもいいモンだぜ」
    「さすがヨミエルさん。長く付き合ってるだけありますね。あたしも寝ようかな」
    「カノンも眠くなってきちゃった。ミサイルも寝てるもんね。ヨミエルさんはどう?」
    「オレはエンリョしておくよ。ジョード刑事と話がある」
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  • 猫吸い回復

    20260820(木)21:25
    「ねえ、シセルちゃん。ネコのいいニオイを吸うと元気になるらしいんだけど、吸ってもいい?」
    「ベツに構わない。好きにしてもらおう」
    「ありがとうシセルちゃん。お日様のニオイだね!」
    「(そう言えば、ヨミエルにもよく吸われていたな。疲れ切っていたのが元気になるから、フシギなモノだ)」
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  • 気になる

    20260819(水)22:54
    「何だ?今、何かが動いたような…」
    「お。何ですか?行ってみましょうか…何もありませんでしたよ!」
    「(そんなハズはないと思うのだが…気になるな)」
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  • 愛する飼い主

    20260818(火)16:15
    「おねえちゃん、ミサイルをあずけてくれてありがとう。お泊まり楽しかったよ」
    「コチラこそありがとうね、カノン。久しぶりにのびのび過ごせたわ」
    「あのね。ミサイル、泊まった時は毎朝なでるのをねだってくるんだよ。おねえちゃんのトコロもそうなの?」
    「え。あたしの時はムシだけど。どういうコト、ミサイル」
    「すみません、リンネ様ッ!あまりにもカノン様のことが好きでしてッ!」
    「(運命が更新される前のコトを思うと、ミサイルのキモチがわかる気がする。何せ、ずっと待っていたのだからな)」
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  • 赤いスカーフ

    20260817(月)21:58
    私のこの赤いスカーフか?ヨミエルにもらった、大切なモノだ。“シセル”という名前を付けてもらった後、カレのパートナーだという証として首輪、リボンと試したのだが、今までなにも着けていなかった私としては違和感があったのだ。しばらく考えたヨミエルが「コレならどうだ?」と差し出してきたのは、カレのスーツと同じ色のスカーフだった。私はジッとして着けるのを待った。ほどよい締め付けと、オシャレな見た目。何より、赤という色がいい。ありがとうというキモチを込めてにゃおと鳴くと、ヨミエルは私のアタマを大きな手でなでてくれた。
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  • カサは広げて使うモノ

    20260816(日)22:52
    「シセルさん。リンネ様の部屋にあるカサってフシギですよね。伸び縮みして使いにくそうです」
    「カサか。そう言えば…小さいころに、畳んであったモノを敵だとカンちがいしてパンチで追い払おうとしていた時期があったな」
    「ボクならホエで追い払いますねッ。任せてくださいッ!」
    「ピクリとも動かないカサはなかなかに強敵だったな。広がらないのでカタチもちがう。ヨミエルは笑っていたな」
    「キミがあまりにも必死なモンで、微笑ましく見守らせてもらったよ。今は使い方はわかるかな?」
    「ああ。おカゲで、くしゃみをするリンネを雨から守ることができた。レディを濡れたままにするのは主義に反する。キミの教えの通りだ」
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  • 小さい穴は通れる?

    20260815(土)22:06
    「このスキマは近道だな。私は先に行っていよう。ミサイルは後から着いてくるといい」
    「あっ。あっ。待ってくださいシセルさんッ。ボク、通れませんッ!」
    「そんなコトはないと思うのだが。こちらからアンタの必死なカオが見えるな。あとひと息。カラダをねじ込むだけだ、ミサイル」
    「そんなッ!カノン様ッ。助けてくださいッ!」
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  • ファーストコンタクト、カサ

    20260813(木)21:00
    「シセル、濡れちまうだろう。コッチにおいで。カサに入るんだ」
    「(何だろう、コレ。冷たいのが降ってこなくなった。うれしい!)」
    「ベンリだろう?キミやオレみたいに雨の日にサンポしたいのなら、コレが必須さ」
    「(ヨミエルの近くにいると、ホントにフシギなコトがいっぱい起こるね。大好き!)」
    「ふふ。まだ子猫だから、知らないコトがたくさんあるんだな」
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  • 作業中の定位置

    20260811(火)18:07
    ヨミエルがぱそこんに向かい合って何かをしている時。私は何をしているか知りたくて、デスクに飛び乗り、ヨミエルの手元に落ち着くのだ。腹にデコボコとした感触があって、それもいいかと思っていると。ヨミエルが私のカラダを持ち上げ、自分のヒザの上に下ろす。それだとよく見えないので上半身を伸ばせば、ちょうどヨミエルのウデに収まる。ココもなかなかイゴコチがいい。マクラにピッタリだとアゴを乗せ、カタカタという音に身を任せ。今日もヨミエルと一緒の時を過ごすのだった。
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  • キミが1番

    20260810(月)21:26
    「この生活も、お互い慣れてきたじゃないか。シセル。上手く通じ合うようになったな」
    「(それはそうだろう。それなりに長く暮らしてるのだからな)」
    「なで方も上達しただろう。どうだ?」
    「(外にサンポに行った時に構ってもらうことがあるが、キミのなで方が1番だ。“わかっている”…そうかんじる時がある。とても幸せな瞬間だ、ヨミエル)」
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  • お気に入りの

    20260807(金)23:19
    「ダレにだって譲れないモノはある。主義主張だったり、ルーティンだったり、さまざまだ」
    「小さい頃のキミは、お気に入りのオモチャを離さなかったな。唸ってタイヘンだったよ」
    「それは…あまりにもエモノに似ていたからだ。取られたくなくて必死だったのを覚えている」
    「シッポをパンパンにふくらませていたな。思わず笑ってしまったよ。あの頃のオレとしては久しぶりで、助けられたキブンだった。結局、オヤツと引き換えだったかな」
    「ああ。今はアレほど必死にならないな。キミは私の欲しいモノを与えてくれる。それで満足だ」
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  • なでなでゴロゴロ

    20260806(木)21:31
    シッポを立て、今日もシセルはオレになでられにくる。目を細めて、なでられたい場所をこすりつけてくるのに応えてやっていると、体勢を変えてさらに密着してきた。ゴロゴロとノドも鳴らして幸せそうだ。こうしていると、シセルに幸せを分けてもらっているようで、安心できる。オレは存在していてもいいんだ。近づいてきた額に鼻を付け息を吸えば、太陽のような落ち着くニオイがした。
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  • シャッターを切る

    20260805(水)22:41
    「美味しそうなゴハンね。撮らずにはいられないわ」
    「はいッ。美味しそうですともッ!」
    「今さらだが…アンタ。何でいるのだ?」
    「リンネ様があまりにも楽しそうだったものでッ!それにシャッターチャンスは逃しませんッ!」
    「(ピンチもチャンスも落とさない…あるイミ、小犬クンのイジのようなものだな)」
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  • 数を学ぶ

    20260804(火)20:41
    数は無限だ。美味しいオヤツを待つ時や、その量。それぞれで使い道がある。リンネが「12秒後にスレちがう」と言った時。なぜか数えられたのは、今思えばヨミエルの教育のタマモノがあったからだろう。小犬クンに任せたら、たどり着かなかったにちがいない。なぜならカレは3以上は数えられないのだから。「トクをするために教えるんだぞ」と言ったヨミエルには感謝したい。トクどころか、運命を変えられたのだから。
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  • ソファーの下でホエる

    20260803(月)20:55
    ソファーの下にまたチュウチュウが入ったので追いかけてホエてやりましたともッ!ヤツら、いつの間にか入って当たり前のカオしているんですよッ。いつかこのウチを乗っ取るにちがいありませんッ。今日もカノン様がなだめに来ましたが、ボクは許しませんからねッ。ボクの勝ちですともッ。足音を立てて意気揚々と出たらカノン様が優しくなでてくれました。勝利のハグはいいものですねッ!
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  • おやすみの場所

    20260801(土)21:44
    「(もう寝る時間なのはわかっている。私もベッドで眠るとするか。ココチいいポジションは、もう少しヨミエルの側だな)」
    「どうしたんだ、シセル。今日は特に甘えん坊だな」「(どうしたというワケではないのだが、ここならよりカレの愛情を感じる。安心してユメに浸れるだろう)」
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