11章:彼女と戦える者と終幕
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人間の体が大きく歪んだかと思えば、戦闘機へとその身を変えた。
戦闘機に装着されているガトリングが鈍い音を立てながら回転を始めたことに気づいたディセプティコン達が回避するよりも早く、ガトリングから凄まじい早さで弾丸が発射される。
当たり所が悪く倒れていく者、辛うじて回避できた者、勇猛果敢に戦おうとする者、ソレらを見つめながらティスランドはオートボットの側へと移動すると、その身を戦闘機から変形させた。
『将校殿!!』
その身をトランスフォームし終わるのと同時に所持していた刀でジャズの拘束具を破壊し、その勢いを殺さぬまま体を回転させ、背後から近づいてきた敵を一刀両断する。
ジャズが仲間を次々と解放していくたび、戦える者達が増えていく。
『ストラトス!!』
妄執に染まった声が彼の名を呼ぶ。
その声の主に向かいティスランドは不快そうに目を眇めながら告げた。
『粘着質な男は嫌われるぞ』
背後から攻撃を仕掛けてきたサウンドウェーブへと向かいティスランドは嫌悪を滲ませた声音で告げると、サウンドウェーブは銃口を向けてくる。
『強者に寄生しか出来ぬ者が!!!』
『ソレは違うな。……私たちは三人で一人なんだよ』
『戯れ言をッ!!!お前達さえ居なければ奴は完璧だったのだ!!』
赤い瞳をぎらつかせながらサウンドウェーブがそう告げた瞬間、音もなく現れたバンブルビーがサウンドウェーブの懐に飛び込む。
小柄な体を最大限に利用した戦い方をしたバンブルビーは容赦なくサウンドウェーブのスパークを打ち抜く。
『グッ……あぁ!?』
自分の身に何が起こったのか理解できなかったらしいサウンドウェーブは胸元から火花を上げながらティスランドへと向かい手を伸ばす。
ソレを見たバンブルビーがとどめを刺そうとしたが、それをティスランドは視線で制する。
『お前に彼が手を下すと思うのか?スタースクリームよりも縁の薄いお前相手に?』
因縁あるスタースクリーム以下だと告げた瞬間、サウンドウェーブのカメラアイが信じられないと言うかのように大きく見開かれた。
ノイズ混じりの音声でサウンドウェーブは何を言っているが、ソレを意図的に無視したティスランドの前でサウンドウェーブのカメラアイから光が消える。
必死の伸ばされたいた手が鈍い音を立てながら下げられ、力を失った体が地面へと倒れた。
『”良かったの?”』
『人の気持ちがわからない自己満足野郎には十分な仕打ちだ』
吐き捨てるように告げたティスランドの言葉を聞いたバンブルビーは何かを考えるかのように沈黙をしていたが、閃いたと言うかのように手を叩くと右手の中指を立てる。
それを見たティスランドはそのジェスチャーはセイもしていたことを思い出す。
一種のスラングジェスチャーだと、相手への侮辱行為だと解ってはいる。
けれどサウンドウェーブがしたことを考えれば妥当な事だと瞬時に判断するのと同時に、ティスランドも右手の中指を立てた。
ソレを見たバンブルビーは一瞬驚いたように青い目を見開いた後、どこからか歓声と拍手音を拾ってくると鳴らす。
『”歓迎するぜ!!”』
『将校殿の前ではしないようにしよう。でも、むかつく奴には積極的にしよう』
『”いいせぇ!!いいぜぇぇ!!!””最高ッ!!”』
悪いことは見つからないからこそ楽しいのだと言うかのように二体で笑ったときだった。
『先輩が必死こいて働いているってのに悪い事してる後輩はどぉーこだ?』
笑っているはずなのにその声から伝わってくるのは背筋がゾワリとするほどの恐ろしい何かを含んでおり、無意識の内にバンブルビーとティスランドは背筋を伸ばしてしまった。
殊勝な態度をした二体に対し満足そうに微笑みながら先輩、ジャズは問答無用でげんこつと落とした。
戦闘機に装着されているガトリングが鈍い音を立てながら回転を始めたことに気づいたディセプティコン達が回避するよりも早く、ガトリングから凄まじい早さで弾丸が発射される。
当たり所が悪く倒れていく者、辛うじて回避できた者、勇猛果敢に戦おうとする者、ソレらを見つめながらティスランドはオートボットの側へと移動すると、その身を戦闘機から変形させた。
『将校殿!!』
その身をトランスフォームし終わるのと同時に所持していた刀でジャズの拘束具を破壊し、その勢いを殺さぬまま体を回転させ、背後から近づいてきた敵を一刀両断する。
ジャズが仲間を次々と解放していくたび、戦える者達が増えていく。
『ストラトス!!』
妄執に染まった声が彼の名を呼ぶ。
その声の主に向かいティスランドは不快そうに目を眇めながら告げた。
『粘着質な男は嫌われるぞ』
背後から攻撃を仕掛けてきたサウンドウェーブへと向かいティスランドは嫌悪を滲ませた声音で告げると、サウンドウェーブは銃口を向けてくる。
『強者に寄生しか出来ぬ者が!!!』
『ソレは違うな。……私たちは三人で一人なんだよ』
『戯れ言をッ!!!お前達さえ居なければ奴は完璧だったのだ!!』
赤い瞳をぎらつかせながらサウンドウェーブがそう告げた瞬間、音もなく現れたバンブルビーがサウンドウェーブの懐に飛び込む。
小柄な体を最大限に利用した戦い方をしたバンブルビーは容赦なくサウンドウェーブのスパークを打ち抜く。
『グッ……あぁ!?』
自分の身に何が起こったのか理解できなかったらしいサウンドウェーブは胸元から火花を上げながらティスランドへと向かい手を伸ばす。
ソレを見たバンブルビーがとどめを刺そうとしたが、それをティスランドは視線で制する。
『お前に彼が手を下すと思うのか?スタースクリームよりも縁の薄いお前相手に?』
因縁あるスタースクリーム以下だと告げた瞬間、サウンドウェーブのカメラアイが信じられないと言うかのように大きく見開かれた。
ノイズ混じりの音声でサウンドウェーブは何を言っているが、ソレを意図的に無視したティスランドの前でサウンドウェーブのカメラアイから光が消える。
必死の伸ばされたいた手が鈍い音を立てながら下げられ、力を失った体が地面へと倒れた。
『”良かったの?”』
『人の気持ちがわからない自己満足野郎には十分な仕打ちだ』
吐き捨てるように告げたティスランドの言葉を聞いたバンブルビーは何かを考えるかのように沈黙をしていたが、閃いたと言うかのように手を叩くと右手の中指を立てる。
それを見たティスランドはそのジェスチャーはセイもしていたことを思い出す。
一種のスラングジェスチャーだと、相手への侮辱行為だと解ってはいる。
けれどサウンドウェーブがしたことを考えれば妥当な事だと瞬時に判断するのと同時に、ティスランドも右手の中指を立てた。
ソレを見たバンブルビーは一瞬驚いたように青い目を見開いた後、どこからか歓声と拍手音を拾ってくると鳴らす。
『”歓迎するぜ!!”』
『将校殿の前ではしないようにしよう。でも、むかつく奴には積極的にしよう』
『”いいせぇ!!いいぜぇぇ!!!””最高ッ!!”』
悪いことは見つからないからこそ楽しいのだと言うかのように二体で笑ったときだった。
『先輩が必死こいて働いているってのに悪い事してる後輩はどぉーこだ?』
笑っているはずなのにその声から伝わってくるのは背筋がゾワリとするほどの恐ろしい何かを含んでおり、無意識の内にバンブルビーとティスランドは背筋を伸ばしてしまった。
殊勝な態度をした二体に対し満足そうに微笑みながら先輩、ジャズは問答無用でげんこつと落とした。
