11章:彼女と戦える者と終幕
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突然現れた人間に対し、ディセプティコン達が一斉に銃口を向けてくる。
ソレを見たのと同時にセイは両手を上げながらこの場を制しているだろう者の名を呼ぶ。
「サウンドウェーブ」
恐怖故に風にかき消されそうな小さな声であったが、意中の者には届いたらしい。
『やめろ』
たった一言。
それだけで自分に向けられていた銃口が下げられた。
とりあえず命の危機を脱したセイは緩く息を吐き出すと、こちらを見つめてくるサウンドウェーブへと視線を向ける。
『……セイか。なるほど、自らの罪の意識に苛まれ、殺されに来たのか』
不快そうに目を細めたサウンドウェーブに対してセイは彼がねちっこい性格をしていることを理解すると、自分が彼に何をしたのか思い出す。
「手榴弾の事は謝罪します」
『そうか。自らの命で償うとは殊勝なことだな』
ガチャンッと金属音を鳴らしながらサウンドウェーブの銃口が向けられる。
オートボット中から殺気だった言葉が出てくるが、周りに居たディセプティコン達がそれを暴力で制していく。
銃口にエネルギーが溜められていく光を見つめながらセイは唇を動かす。
「私を殺して良いの?彼も消えてしまうのに」
彼、その言葉を聞いた瞬間、銃口の奥で鋭い光を放っていたモノが消失した。
ゆっくりと銃口が下げられ、処刑を楽しみに待っていたディセプティコン達が困惑するかのように視線を彷徨わせる。
『お前の中にまだストラトスは居るのか?』
「はい」
『代われ』
「無理です」
間髪を入れずにセイが提案を断った瞬間、サウンドウェーブの目が細められた。
「諸事情により彼と代わることは出来ません」
意味深なセイの発言にサウンドウェーブは何かを考えるかのように沈黙をする。
それほど長い時間ではなく、結論が出たらしいサウンドウェーブはゆっくりと排気をした。
『その言葉を信用できない』
「まぁ……当然ですよね」
疑いを当たり前の事のように受け入れたセイに対し、サウンドウェーブは警戒する中、セイはサウンドウェーブの武器を指さすと告げた。
「信用できないのならば私を殺せば?」
何気ない会話をするかのようにセイは告げた。
まさかの発言にサウンドウェーブの赤い目が大きく見開かれる。
「ただし、貴方が大好きなストラトスと二度と会えなくなって良いのならね」
貴方のご自由にどうぞ。
と、言うかのように軽く両手を広げながら不敵にセイは笑う。
自分でも馬鹿なことをしていることくらい解っていた。
それでもこの場を支配しているサウンドウェーブを牽制するにはこれしか手がない。
サウンドウェーブがストラトスに執着しているからこそ使える手だ。
『一つ問う。何故代われん?』
「さぁ?私には解りません」
皆目見当もつかない。と、言うかのように答えた瞬間、セイの足下近くの地面が突然爆ぜた。
ソレを見たのと同時にセイは両手を上げながらこの場を制しているだろう者の名を呼ぶ。
「サウンドウェーブ」
恐怖故に風にかき消されそうな小さな声であったが、意中の者には届いたらしい。
『やめろ』
たった一言。
それだけで自分に向けられていた銃口が下げられた。
とりあえず命の危機を脱したセイは緩く息を吐き出すと、こちらを見つめてくるサウンドウェーブへと視線を向ける。
『……セイか。なるほど、自らの罪の意識に苛まれ、殺されに来たのか』
不快そうに目を細めたサウンドウェーブに対してセイは彼がねちっこい性格をしていることを理解すると、自分が彼に何をしたのか思い出す。
「手榴弾の事は謝罪します」
『そうか。自らの命で償うとは殊勝なことだな』
ガチャンッと金属音を鳴らしながらサウンドウェーブの銃口が向けられる。
オートボット中から殺気だった言葉が出てくるが、周りに居たディセプティコン達がそれを暴力で制していく。
銃口にエネルギーが溜められていく光を見つめながらセイは唇を動かす。
「私を殺して良いの?彼も消えてしまうのに」
彼、その言葉を聞いた瞬間、銃口の奥で鋭い光を放っていたモノが消失した。
ゆっくりと銃口が下げられ、処刑を楽しみに待っていたディセプティコン達が困惑するかのように視線を彷徨わせる。
『お前の中にまだストラトスは居るのか?』
「はい」
『代われ』
「無理です」
間髪を入れずにセイが提案を断った瞬間、サウンドウェーブの目が細められた。
「諸事情により彼と代わることは出来ません」
意味深なセイの発言にサウンドウェーブは何かを考えるかのように沈黙をする。
それほど長い時間ではなく、結論が出たらしいサウンドウェーブはゆっくりと排気をした。
『その言葉を信用できない』
「まぁ……当然ですよね」
疑いを当たり前の事のように受け入れたセイに対し、サウンドウェーブは警戒する中、セイはサウンドウェーブの武器を指さすと告げた。
「信用できないのならば私を殺せば?」
何気ない会話をするかのようにセイは告げた。
まさかの発言にサウンドウェーブの赤い目が大きく見開かれる。
「ただし、貴方が大好きなストラトスと二度と会えなくなって良いのならね」
貴方のご自由にどうぞ。
と、言うかのように軽く両手を広げながら不敵にセイは笑う。
自分でも馬鹿なことをしていることくらい解っていた。
それでもこの場を支配しているサウンドウェーブを牽制するにはこれしか手がない。
サウンドウェーブがストラトスに執着しているからこそ使える手だ。
『一つ問う。何故代われん?』
「さぁ?私には解りません」
皆目見当もつかない。と、言うかのように答えた瞬間、セイの足下近くの地面が突然爆ぜた。
