9章:彼と敵とこれからと
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『ストラトス。大丈夫だ。空は貴方を待っている』
「ストラトス。私たちを信じて欲しい」
白い機体と人間の言葉にストラトスは動きを止め、2人の方へと視線を向ける。
理性はサウンドウェーブの言葉に従えと訴える。
けれどストラトスのスパークは、心はこの2人を信じろと伝えてくる。
『「貴方は空を飛べる」』
空を飛べる。
その言葉を聞いた瞬間、ストラトスのカメラアイから涙があふれ出す。
気づけば2人の手を掴んでいた。
伝わってくる2人のスパークの鼓動を感じ取った瞬間、今まで自分の中から欠けていたものが、失われていたものが満たされ埋まっていく。
『良くも俺のことを好き勝手してくれたなぁ?変態参謀様?』
全てを取り戻したのと同時にストラトスはサウンドウェーブへと向かい攻撃をする。
右腕のライフルから放たれた銃弾はサウンドウェーブを貫き、サウンドウェーブが音もなく消えていく。
3人だけになったのを確認したストラトスは居たたまれないと言うかのようにアイカメラを忙しなくカシャカシャと動かす。
『あー……悪かった。俺が完全にやらかした』
素直に謝ったストラトスに対し、文句の一つや二つくらいあるだろうとストラトスは考えていた。
『お帰りなさい。ストラトス』
「貴方のことをずっと待っていたよ」
返された言葉があまりにも優しくて、そして当然のことのように自分の帰りを待っていたことがストラトスのスパークを優しく締め付ける。
ソレを認めたくなくて、気づけばストラトスはティスランドにデコピンを、セイを指先で軽く突いた。
彼らしい行動にティスランドとセイは笑って受け入れてくれた。
無事に3人が再び会えたからと言って状況が変わるわけでもない。
『状況は最悪だ』
サウンドウェーブはストラトスが完全に自身の支配下に置かれるまでは油断していなかったらしく、装備は必要最低限のものしか与えていない。
そして稼働システムも全てセーフティーがかかっているため戦闘することは不可能だ。
『あの変態野郎が。もう2、3発撃ち込んどきゃ良かったぜ』
不服そうに排気をしたストラトスからの情報は最悪でしかない。
『つまり私と貴方ではこの状況をどうすることもでないのですね』
『ご名答』
ティスランドの言葉に対しストラトスはパチパチと拍手をする。
拍手を終えたのと同時に二機の視線がセイへと向けられた。
「……え?なに?」
引きつった顔で言葉を発したセイだったが、これから二機から言われるだろう言葉など解っている。けれど解っていたとしてもソレを受け入れることは絶対に阻止しなければならない、そう思いながら首を左右へと振る。
「いや、無理でしょ?」
『そこをなんとか』
「この世には頑張っても無理なこともありますよ」
『……解っています。けれど貴方に頼るしかもう道はないのです、セイ』
懇願の言葉にセイは自身の胸元を掴みながら告げた。
「私には、できる事なんて何もありません」
金属生命体相手に戦うことなどできるわけなど無いのだ。
「ストラトス。私たちを信じて欲しい」
白い機体と人間の言葉にストラトスは動きを止め、2人の方へと視線を向ける。
理性はサウンドウェーブの言葉に従えと訴える。
けれどストラトスのスパークは、心はこの2人を信じろと伝えてくる。
『「貴方は空を飛べる」』
空を飛べる。
その言葉を聞いた瞬間、ストラトスのカメラアイから涙があふれ出す。
気づけば2人の手を掴んでいた。
伝わってくる2人のスパークの鼓動を感じ取った瞬間、今まで自分の中から欠けていたものが、失われていたものが満たされ埋まっていく。
『良くも俺のことを好き勝手してくれたなぁ?変態参謀様?』
全てを取り戻したのと同時にストラトスはサウンドウェーブへと向かい攻撃をする。
右腕のライフルから放たれた銃弾はサウンドウェーブを貫き、サウンドウェーブが音もなく消えていく。
3人だけになったのを確認したストラトスは居たたまれないと言うかのようにアイカメラを忙しなくカシャカシャと動かす。
『あー……悪かった。俺が完全にやらかした』
素直に謝ったストラトスに対し、文句の一つや二つくらいあるだろうとストラトスは考えていた。
『お帰りなさい。ストラトス』
「貴方のことをずっと待っていたよ」
返された言葉があまりにも優しくて、そして当然のことのように自分の帰りを待っていたことがストラトスのスパークを優しく締め付ける。
ソレを認めたくなくて、気づけばストラトスはティスランドにデコピンを、セイを指先で軽く突いた。
彼らしい行動にティスランドとセイは笑って受け入れてくれた。
無事に3人が再び会えたからと言って状況が変わるわけでもない。
『状況は最悪だ』
サウンドウェーブはストラトスが完全に自身の支配下に置かれるまでは油断していなかったらしく、装備は必要最低限のものしか与えていない。
そして稼働システムも全てセーフティーがかかっているため戦闘することは不可能だ。
『あの変態野郎が。もう2、3発撃ち込んどきゃ良かったぜ』
不服そうに排気をしたストラトスからの情報は最悪でしかない。
『つまり私と貴方ではこの状況をどうすることもでないのですね』
『ご名答』
ティスランドの言葉に対しストラトスはパチパチと拍手をする。
拍手を終えたのと同時に二機の視線がセイへと向けられた。
「……え?なに?」
引きつった顔で言葉を発したセイだったが、これから二機から言われるだろう言葉など解っている。けれど解っていたとしてもソレを受け入れることは絶対に阻止しなければならない、そう思いながら首を左右へと振る。
「いや、無理でしょ?」
『そこをなんとか』
「この世には頑張っても無理なこともありますよ」
『……解っています。けれど貴方に頼るしかもう道はないのです、セイ』
懇願の言葉にセイは自身の胸元を掴みながら告げた。
「私には、できる事なんて何もありません」
金属生命体相手に戦うことなどできるわけなど無いのだ。
