5章:全てはこの為に
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ケイドと無事に合流をすることが出来たミソラはディセプティコンから無事に逃げられたことをとりあえず喜ぶことにした。
「全員無事だな。よし、ならビー達と合流してすぐにここから」
「おい!!なんか来るぞ!?」
ケイドが次の方針を伝えていたとき、何かに気づいたらしいジミーが空を指さす。
皆がその方向を見ると、空に浮かぶ無数の物体がある。
「軍事ドローンか!?全員伏せろ」
姿勢を低くして隠れとというかのようにケイドが手を振るのと同時に、全員が物陰に隠れてドローンをやり過ごす。
軍事ドローン、ということから今度はTRFが自分達を追ってきたのだと悟ったミソラは次々と現れる敵にうんざりした気持ちになる。
「アレが戻ってくる前に隠れるぞ。着いてこい」
近くにある建物へと向かいケイドが小走りで移動する。
ドアを閉め、上へと続く階段を上っていたときモーター音が窓越しに聞こえてくる。ドローンが戻ってきたのだと誰もが理解すると身を潜める。
「数が多いな」
「ドローンには親機が居るはず。ソレを壊せば他のドローンは動かなくなる!!」
イザベラの指摘にミソラは外を飛ぶドローンを観察するが、どれも同じ形をしている。恐らく親機は安全な場所に待機させていると判断したミソラは銃を構えているケイドへと声を潜めながら話しかけた。
「ケイドさん。親機の場所は私が見つけます。だから撃ち落として下さい」
ゆっくりと深呼吸をして意識を集中させる。
オールスパークの力を使いドローンの親機の場所を特定しはじめる。少しずつ探索範囲を広げていった時だ。
ガラスの砕け散る音が聞こえた直後、隠れていた建物の中にドローンが飛び込んでくる。
「逃げろ!!」
ミソラの手をイザベラが掴んで走り出す。
「待って、また親機の場所を見つけてない!!」
止ってと言うかのように前を歩くイザベラに向かいミソラは主張すると、イザベラは何を言っているのだと言いたげな顔をして振り返った。
「そんなもの後で良い!!今は逃げることに専念しろ!イザベラ、絶対に手を離すなよ!?ミソラは隙を見せたら一瞬で逃げるぞ!!」
「解ってる!!この短時間でミソラのやりそうなことくらい予想できるようになったから!」
「よし!偉いぞ!!!」
妙に馬の合った掛け合いをしているケイドとイザベラに対しミソラは何とも言えない顔をして足を動かすことしか出来ない。
いつの間に仲良くなったのだ?そう思いながら必死にドローンから逃げ続けた末、部屋の中に隠れるがそれは完全に悪手だった。
出入り口は一つだけ、退路はどこにもない。
その事に気づいたミソラの顔から血の気が引いていく中、ゆっくりとドローンが姿を現す。
「全部撃ち落とせば問題ない!!」
ケイドが銃撃戦を始めるがドローンはその攻撃を躱し、容赦なく攻撃をしてくる。一機だけでも苦戦しているというのに、次々とドローンがやって来ては攻撃を始めてきた。
「ッ!?」
イザベラの顔近くを弾が掠める。
このままでは彼女の身か危険だと判断したミソラは意を決した顔をすると勢いよく立ち上がった。
「こっちよ!!」
声を上げた瞬間、ドローンの銃口が一斉にミソラへと向けられる。
「全員無事だな。よし、ならビー達と合流してすぐにここから」
「おい!!なんか来るぞ!?」
ケイドが次の方針を伝えていたとき、何かに気づいたらしいジミーが空を指さす。
皆がその方向を見ると、空に浮かぶ無数の物体がある。
「軍事ドローンか!?全員伏せろ」
姿勢を低くして隠れとというかのようにケイドが手を振るのと同時に、全員が物陰に隠れてドローンをやり過ごす。
軍事ドローン、ということから今度はTRFが自分達を追ってきたのだと悟ったミソラは次々と現れる敵にうんざりした気持ちになる。
「アレが戻ってくる前に隠れるぞ。着いてこい」
近くにある建物へと向かいケイドが小走りで移動する。
ドアを閉め、上へと続く階段を上っていたときモーター音が窓越しに聞こえてくる。ドローンが戻ってきたのだと誰もが理解すると身を潜める。
「数が多いな」
「ドローンには親機が居るはず。ソレを壊せば他のドローンは動かなくなる!!」
イザベラの指摘にミソラは外を飛ぶドローンを観察するが、どれも同じ形をしている。恐らく親機は安全な場所に待機させていると判断したミソラは銃を構えているケイドへと声を潜めながら話しかけた。
「ケイドさん。親機の場所は私が見つけます。だから撃ち落として下さい」
ゆっくりと深呼吸をして意識を集中させる。
オールスパークの力を使いドローンの親機の場所を特定しはじめる。少しずつ探索範囲を広げていった時だ。
ガラスの砕け散る音が聞こえた直後、隠れていた建物の中にドローンが飛び込んでくる。
「逃げろ!!」
ミソラの手をイザベラが掴んで走り出す。
「待って、また親機の場所を見つけてない!!」
止ってと言うかのように前を歩くイザベラに向かいミソラは主張すると、イザベラは何を言っているのだと言いたげな顔をして振り返った。
「そんなもの後で良い!!今は逃げることに専念しろ!イザベラ、絶対に手を離すなよ!?ミソラは隙を見せたら一瞬で逃げるぞ!!」
「解ってる!!この短時間でミソラのやりそうなことくらい予想できるようになったから!」
「よし!偉いぞ!!!」
妙に馬の合った掛け合いをしているケイドとイザベラに対しミソラは何とも言えない顔をして足を動かすことしか出来ない。
いつの間に仲良くなったのだ?そう思いながら必死にドローンから逃げ続けた末、部屋の中に隠れるがそれは完全に悪手だった。
出入り口は一つだけ、退路はどこにもない。
その事に気づいたミソラの顔から血の気が引いていく中、ゆっくりとドローンが姿を現す。
「全部撃ち落とせば問題ない!!」
ケイドが銃撃戦を始めるがドローンはその攻撃を躱し、容赦なく攻撃をしてくる。一機だけでも苦戦しているというのに、次々とドローンがやって来ては攻撃を始めてきた。
「ッ!?」
イザベラの顔近くを弾が掠める。
このままでは彼女の身か危険だと判断したミソラは意を決した顔をすると勢いよく立ち上がった。
「こっちよ!!」
声を上げた瞬間、ドローンの銃口が一斉にミソラへと向けられる。