6話:友の幸せを願っている

夢小説設定

この小説の夢小説設定
名前入力をお願いします
苗字入力お願いします

セツナに名前を呼ばれたような気がしたバンブルビーは歩みを止めると、今まで歩いてきた道を振り返る。
 けれどそこには誰も居なかった。
 夜のとばりに包まれた静かな闇夜が満ちる森林しかなく、探していた姿がないことにバンブルビーは少しだけ落胆しながら視線を落とす。

 『B-127?どうしたのだ?』

 『”いいえ””それは違います”』

ラジオ音源を探し出したバンブルビーはオプティマスへと異を唱えれば、尊敬すべき人は意外そうに目を見張った。

 『”私の””名前は”・・・”バンブルビー”』

名付けてくれたチャーリーの音声を利用してバンブルビーは自分には誇るべき名前があるのだ、と告げるかのように誇らしげに告げる。

 『そうか・・・お前は良き友を得たのだな?』

地球に来て知らぬ間に人間と円滑なコミュニケーションを取っていたバンブルビーの成長をオプティマスは褒める。
 子どもだと思っていたのだが、気づけばこの幼い戦士は成長をしていて、ちゃんと任務を全うできるようになっていた。それはきっとバンブルビーと名前をつけた人物がそうなるように導いてくれたからだということをオプティマスは知っていた。

 『”大切な人”』

 『うん?』

 『”私の””大切な人”』

ガチャガチャとラジオ音源を探しながらバンブルビーは何かを伝えようとしている。
 オプティマスはバンブルビーが伝える言葉を理解するためか、黙って青い目をバンブルビーへと向けていたときだ

 『”私の””可愛いイタズラ蜂さん?”』

聞こえてきた音声が若い声であった事にオプティマスは目を見張る。
 
 『・・・”今、キスした?””ほっぺにね”』

男の声、そして少女の声、を出した直後、バンブルビーは自分の両頬をそっと手で覆う。
 その意味を理解したオプティマスは何とも言えない気持ちになる。
 まだまだ未熟なバンブルビーにはそういった事はまだ早いような気がしたが、嬉しそうに目を細めている可愛い部下の姿を見たオプティマスにはそれを口にすることは出来なかった。
13/13ページ
スキ