42章:貴方は貴方
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ガタガタと震えながら正座をするバンブルビーの姿を若葉は何とも言えない気持ちで見つめていたときだ。
大股で荒々しい足取りで近づいてきたサムとケイドの姿に気づいたバンブルビーは否定するかのように頭を左右に振りながら必死に両手を前に出して2人に何か弁明をしている。
顔を真っ赤にして怒鳴り声を上げるサム、無表情ではあるがその目に怒りを宿しているケイド。
ソレに気づいたバンブルビーがビープ音を鳴らしながら若葉を見る。
大きな目に涙を浮かべながら見つめられた瞬間、若葉は彼に抱いていた怒りが少しばかり落ち着く。
「騙されるなよ。コレはこいつの常套手段だ」
『”黙ってろ!!”』
絆されそうになっていた若葉に助言したサイドウェイズに対し、邪魔をするなと言うかのようにバンブルビーは告げるのと同時に中指を立てた。
ソレを見たサムは堪忍袋の緒が切れたらしく、荒々しい口調でバンブルビーに矢継ぎ早に言葉と発する。
そんな一人と一体をケイドが呆れたような顔して一瞥した後、自分の手には負えないと言うかのように肩を竦めると少し距離をとった。
「あのサムって人、顔真っ赤だけど大丈夫?血管切れない?」
「いつものことだから大丈夫だろ」
「いつものことなのかぁ」
必死に弁明しているバンブルビーと激昂しているサムの姿を見ていた若葉だったが、自分が何故ここにいるのか思い出す。
ゆっくりと後ろに振り返るとそこにはネメシスの姿があった。
毒気の抜けたなんとも言えない虚無感を抱いたその顔を見た若葉は苦笑を浮かべると彼に話しかける。
「えぇっと、少しばかり予定が狂ったけど」
若葉の言葉にネメシスは警戒するかのように目を細める。
「話をしませんか?」
ぎこちなく微笑みながら告げられた提案にネメシスは絶句する。言葉を探すかのように、返答を出すかのように、忙しなく視線が動く。
ソレを見た若葉は一歩前に踏み出す。
「とりあえず、その状態から人間に戻ってくれません?」
『何故だ?』
「首が痛いので」
ずっと視線を上に向け続けることは苦痛だと訴えた若葉の言葉にネメシスは何かを考えるかのように沈黙していたが、ゆっくりとその体を変形させていく。
現れたのは人間の姿になったネメシスで、その顔には理解できない存在と出会ったかのような、それこそ未知との遭遇をしたかのような形容しがたい表情だ。
「一つ聞くが正気か?」
「はい」
自分の意思でここにいて、言葉を交わすことを望んでいると答えた若葉に対し、ネメシスは眉間に深い皺を刻むと若葉の側に立って居たサイドウェイズへと視線を向ける。
「信じられねぇだろ?俺もそう思う。でも残念ながら正気なんだよなぁ」
褒めているのか貶しているのか解らない言葉で答えたサイドウェイズへと若葉は物言いたげな視線を向けたが、彼への追求は後で行うことを決めるとネメシスへと視線を戻す。
「一つ確認をしたいのですけれど良いですか?」
「なんだ?下らん事ならば答えないがな」
早く答えろ。と言うかのように視線で続きを促すネメシスを見つめながら若葉は口を開く。
「ネメシス・プライムとオプティマス・プライムは同一人物ですよね?」
ある種の確信を抱いているかのような口調で若葉は問いかけた。
大股で荒々しい足取りで近づいてきたサムとケイドの姿に気づいたバンブルビーは否定するかのように頭を左右に振りながら必死に両手を前に出して2人に何か弁明をしている。
顔を真っ赤にして怒鳴り声を上げるサム、無表情ではあるがその目に怒りを宿しているケイド。
ソレに気づいたバンブルビーがビープ音を鳴らしながら若葉を見る。
大きな目に涙を浮かべながら見つめられた瞬間、若葉は彼に抱いていた怒りが少しばかり落ち着く。
「騙されるなよ。コレはこいつの常套手段だ」
『”黙ってろ!!”』
絆されそうになっていた若葉に助言したサイドウェイズに対し、邪魔をするなと言うかのようにバンブルビーは告げるのと同時に中指を立てた。
ソレを見たサムは堪忍袋の緒が切れたらしく、荒々しい口調でバンブルビーに矢継ぎ早に言葉と発する。
そんな一人と一体をケイドが呆れたような顔して一瞥した後、自分の手には負えないと言うかのように肩を竦めると少し距離をとった。
「あのサムって人、顔真っ赤だけど大丈夫?血管切れない?」
「いつものことだから大丈夫だろ」
「いつものことなのかぁ」
必死に弁明しているバンブルビーと激昂しているサムの姿を見ていた若葉だったが、自分が何故ここにいるのか思い出す。
ゆっくりと後ろに振り返るとそこにはネメシスの姿があった。
毒気の抜けたなんとも言えない虚無感を抱いたその顔を見た若葉は苦笑を浮かべると彼に話しかける。
「えぇっと、少しばかり予定が狂ったけど」
若葉の言葉にネメシスは警戒するかのように目を細める。
「話をしませんか?」
ぎこちなく微笑みながら告げられた提案にネメシスは絶句する。言葉を探すかのように、返答を出すかのように、忙しなく視線が動く。
ソレを見た若葉は一歩前に踏み出す。
「とりあえず、その状態から人間に戻ってくれません?」
『何故だ?』
「首が痛いので」
ずっと視線を上に向け続けることは苦痛だと訴えた若葉の言葉にネメシスは何かを考えるかのように沈黙していたが、ゆっくりとその体を変形させていく。
現れたのは人間の姿になったネメシスで、その顔には理解できない存在と出会ったかのような、それこそ未知との遭遇をしたかのような形容しがたい表情だ。
「一つ聞くが正気か?」
「はい」
自分の意思でここにいて、言葉を交わすことを望んでいると答えた若葉に対し、ネメシスは眉間に深い皺を刻むと若葉の側に立って居たサイドウェイズへと視線を向ける。
「信じられねぇだろ?俺もそう思う。でも残念ながら正気なんだよなぁ」
褒めているのか貶しているのか解らない言葉で答えたサイドウェイズへと若葉は物言いたげな視線を向けたが、彼への追求は後で行うことを決めるとネメシスへと視線を戻す。
「一つ確認をしたいのですけれど良いですか?」
「なんだ?下らん事ならば答えないがな」
早く答えろ。と言うかのように視線で続きを促すネメシスを見つめながら若葉は口を開く。
「ネメシス・プライムとオプティマス・プライムは同一人物ですよね?」
ある種の確信を抱いているかのような口調で若葉は問いかけた。
