39章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
母の状態が悪いことを若葉以上にメガトロンは知っている。恐らくラチェットからの定期報告で嫌と言うほど理解していると解った上で若葉は口にした。
意図的に傷つける発言をしたのだ。
「今の状況で母と赤ちゃんの両方を救える手段は閣下にはないのでしょう?」
解った上で問う。
答えを出すことができず、何かを堪えるかのようにきつく結ばれているメガトロンの唇が答えを無言のまま伝えてくる。
「ならば創造主に縋るしかないでしょう?」
「ソレを選べばお前は!!」
「解っています。何もかも、全部解っています……解った上で私は選んだの」
先が無いことも解った上でその手を掴んだ。
2人と1人と自らを天秤にかけた。
釣り合わないはずの天秤が釣り合ったのは誰かの思惑が関与していて、ソレが自分の首を締め上げると解っていても若葉はソレを選んだ。
「若葉!」
「もういいだろう、メガトロン。全ては若葉嬢が決めたことだ」
若葉の肩へと腕を回し自身へと引き寄せたネメシスが聞き分けの悪い子供をたしなめるかのような口調で話しかける。
柔らかな口調とは裏腹に彼の浮かべる表情にはメガトロンがこの状況を覆す術を持たぬ事を嘲笑していた。
そのことに気づいたメガトロンが反論しようとしたときだ。
エラー表示が視界に表示される。
ソレを消去しようとしたメガトロンだったが、次々と現れるエラー表示が視界を埋め尽す。
片手で目元を覆うのと同時に四肢の自由が失われ、崩れ落ちそうになる体をショックウェーブとサウンドウェーブが支えながら椅子へと座らせた。
「……ッ」
自身に起きた不調を伝えようとするが声にはならない。
歪む視界の中でメガトロンはまるでこうなることが解っていたかのように冷静に対処した2人に気づく。
なけなしの力を使いショックウェーブの上着を掴むのと同時に、その手を誰かがやんわりと掴むと引き離す。
「参謀達を恨むな。私からの命令だ」
メガトロンの手を掴んだのはフォールンだ。
彼はその顔から一切の表情を消しており、そんな彼に対してショックウェーブとサウンドウェーブが目礼をしたことでメガトロンは気づく。
「サウンドウェーブに命じてお前の機能を著しく低下させるウイルスを作成させた。そしてそれをショックウェーブが投与した」
最初に激昂したときからずっと自分に触れていた参謀2人。
アレすらもフォールンの作戦だったのだ。
ソレに気づいた時にはすでにウイルスが体内に廻り手遅れな状態だったことにメガトロンは怒りで顔を歪ませる。
「無駄だ」
吐き捨てるかのようにそう告げたフォールンはメガトロンに背を向けるとセンチネルに話しかける。
2人の間で交わされる会話は若葉に関する事だ。
まるで物のように自分のことを扱われていることに気づいた若葉の目が何かを諦めるかのように静かに伏せられるのを見た瞬間、メガトロンのスパークが大きく震えた。
このままでは駄目だ。
そう思うのと同時に体を無理矢理動かすと周りの者達が驚愕した眼差しを向けてくる中、メガトロンは若葉へと向かいながら手を伸ばす。
「若葉」
ノイズ混じりの音声は酷く聞きにくいものだったが若葉の元に確かに届く。
自分の名を呼んだメガトロンに向かい若葉が泣きながら手を伸ばす姿を見つめながらメガトロンの意識はシャットダウンした。
意図的に傷つける発言をしたのだ。
「今の状況で母と赤ちゃんの両方を救える手段は閣下にはないのでしょう?」
解った上で問う。
答えを出すことができず、何かを堪えるかのようにきつく結ばれているメガトロンの唇が答えを無言のまま伝えてくる。
「ならば創造主に縋るしかないでしょう?」
「ソレを選べばお前は!!」
「解っています。何もかも、全部解っています……解った上で私は選んだの」
先が無いことも解った上でその手を掴んだ。
2人と1人と自らを天秤にかけた。
釣り合わないはずの天秤が釣り合ったのは誰かの思惑が関与していて、ソレが自分の首を締め上げると解っていても若葉はソレを選んだ。
「若葉!」
「もういいだろう、メガトロン。全ては若葉嬢が決めたことだ」
若葉の肩へと腕を回し自身へと引き寄せたネメシスが聞き分けの悪い子供をたしなめるかのような口調で話しかける。
柔らかな口調とは裏腹に彼の浮かべる表情にはメガトロンがこの状況を覆す術を持たぬ事を嘲笑していた。
そのことに気づいたメガトロンが反論しようとしたときだ。
エラー表示が視界に表示される。
ソレを消去しようとしたメガトロンだったが、次々と現れるエラー表示が視界を埋め尽す。
片手で目元を覆うのと同時に四肢の自由が失われ、崩れ落ちそうになる体をショックウェーブとサウンドウェーブが支えながら椅子へと座らせた。
「……ッ」
自身に起きた不調を伝えようとするが声にはならない。
歪む視界の中でメガトロンはまるでこうなることが解っていたかのように冷静に対処した2人に気づく。
なけなしの力を使いショックウェーブの上着を掴むのと同時に、その手を誰かがやんわりと掴むと引き離す。
「参謀達を恨むな。私からの命令だ」
メガトロンの手を掴んだのはフォールンだ。
彼はその顔から一切の表情を消しており、そんな彼に対してショックウェーブとサウンドウェーブが目礼をしたことでメガトロンは気づく。
「サウンドウェーブに命じてお前の機能を著しく低下させるウイルスを作成させた。そしてそれをショックウェーブが投与した」
最初に激昂したときからずっと自分に触れていた参謀2人。
アレすらもフォールンの作戦だったのだ。
ソレに気づいた時にはすでにウイルスが体内に廻り手遅れな状態だったことにメガトロンは怒りで顔を歪ませる。
「無駄だ」
吐き捨てるかのようにそう告げたフォールンはメガトロンに背を向けるとセンチネルに話しかける。
2人の間で交わされる会話は若葉に関する事だ。
まるで物のように自分のことを扱われていることに気づいた若葉の目が何かを諦めるかのように静かに伏せられるのを見た瞬間、メガトロンのスパークが大きく震えた。
このままでは駄目だ。
そう思うのと同時に体を無理矢理動かすと周りの者達が驚愕した眼差しを向けてくる中、メガトロンは若葉へと向かいながら手を伸ばす。
「若葉」
ノイズ混じりの音声は酷く聞きにくいものだったが若葉の元に確かに届く。
自分の名を呼んだメガトロンに向かい若葉が泣きながら手を伸ばす姿を見つめながらメガトロンの意識はシャットダウンした。
