雨レについて。

原作がああいった終わりを迎えてしまった以上、推測で書かなくてはいけない部分が多いです。

後から、解釈違いだーっ！！って怒らせてしまうのもいやなので、私なりに考えた夢主様の設定を書かせていただきます。

逆に、「ネタバレするなーっ！！」って人は、読まずにスルーしてください。


夢主様(便宜上、以下フランチェスカ)をレイグルの副官というポジションに据える以上、能力値をグーンと上げる必要がありました。

レインは、型破りの最強戦士として書かれていますが、決して努力をしていなかったわけでは無いんですよね。

単に知識や潜在能力があったとしても、同じだけ経験を積まなければ、傑出した戦士にはなれません。

原作との整合性を考えつつ、どうやってフランチェスカを強くするか、かなり考えました。その答えです。


以下、長編のネタバレを含みます！！

フランチェスカは、レイグル王とジブリタールの国境線で別れた後、セレスティアへ向かい、そこからパラレルワールドのミュールゲニアへ飛ばされます。

レインが、15〜17歳時に忽然と姿を消してしまった方の、ミュールゲニアです。
つまり、メルキュールの故郷！！

フランチェスカは、そのミュールゲニアで、レインの代わりを務めて行きます。

なので、霧の国を救い、その世界のシルヴィアに、直接魔法を習うことが出来たのです。

しかし彼女は、人間に失望していたので、ダグラス王の招集には応じず、結果、フランチェスカが助力する間も無く、その世界のレイグル王は大陸を統一します。

それを見届けてから、メルキュールと共に、元のミュールゲニアの、少しズレた時間に戻って来ました。

なのでフランチェスカは、見えない所でレインと同じだけの経験は積んでいるのです。髪の色が変わって来ているのも、そのせいです。


......という設定ですので、合わないと思ったら、潔くお帰りください！！

一応、原作5巻辺りまでの構想は練っているのですが、別次元から魔族ダダ漏れ状態になっている最終巻から、どう終わらせるか悩んでいます。

せめて、もう少し色んな謎が解けていれば......と、悔しくてたまりません。

その悔しさの落とし所を、私なりに見つけて書こうと思います。

よろしくお願いします。