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141.届いた果たし状 (蒼紫・恵・斎藤・張・剣心組)
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「へぇ、旦那、帰りやした・・って、うおっ!」
張は斎藤との約束通り十二時に帰って来た。
正確には部屋の柱時計が十二時を知らせる音がボーン、ボーンと鳴り始めたばかりの時であった。
張はその音に驚き柱時計の方を向いた。
「何や・・わいがおらん間にこの部屋にも柱時計入れよったんか。」
時計が鳴り終わるとシーンとする室内。
窓のカーテンがひらひらと揺れる以外は動くものがない斎藤の部屋。
張が不審に思って斎藤の机に寄ってみると、そこには文鎮で押さえた紙に伝言が書いてあった。
『遅い、昼飯に出てくる。』
「・・・・・。」
数秒後、斎藤の部屋から、
「なんやそれーー!」
と張の叫び声が聞こえた。
それが窓から二階の川路の部屋まで聞こえていて、弁当を食べていた川路が『五月蝿い!』と机を叩いたのを副官は見ていた。
その後張は斎藤が伝言を書いた紙の隙間に、
『わいもお昼に行ってきます。』
と、小さく書いた。
それはこのまま自分が黙って飯を食べに行った後、先に斎藤が帰って来た場合に何か残しておかないと絶対嫌味を言われると思ったからだ。
張は斎藤との約束通り十二時に帰って来た。
正確には部屋の柱時計が十二時を知らせる音がボーン、ボーンと鳴り始めたばかりの時であった。
張はその音に驚き柱時計の方を向いた。
「何や・・わいがおらん間にこの部屋にも柱時計入れよったんか。」
時計が鳴り終わるとシーンとする室内。
窓のカーテンがひらひらと揺れる以外は動くものがない斎藤の部屋。
張が不審に思って斎藤の机に寄ってみると、そこには文鎮で押さえた紙に伝言が書いてあった。
『遅い、昼飯に出てくる。』
「・・・・・。」
数秒後、斎藤の部屋から、
「なんやそれーー!」
と張の叫び声が聞こえた。
それが窓から二階の川路の部屋まで聞こえていて、弁当を食べていた川路が『五月蝿い!』と机を叩いたのを副官は見ていた。
その後張は斎藤が伝言を書いた紙の隙間に、
『わいもお昼に行ってきます。』
と、小さく書いた。
それはこのまま自分が黙って飯を食べに行った後、先に斎藤が帰って来た場合に何か残しておかないと絶対嫌味を言われると思ったからだ。