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134.欲張りな狼 (斎藤・夢主)
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部屋へ戻って早速続きを・・と、筆を取る武尊に斎藤は風呂敷に気が付き武尊に聞いた。
「神谷道場の誰か来たのか。」
「あ、そうでした。それ、斎藤さんが出勤する五分ぐらい前に蒼紫が来て持って来てくれたんです。」
「・・・。」
「近くに用事があるみたいで置いてすぐ帰りましたよ。」
「何かされなかったか。」
「されてませんって!いくら蒼紫だって私は斎藤さんのものだって知ってるから手なんか出しませんって!って・・・あ。」
っと、本人の目の前で大声を出してその恥ずかしいセリフに武尊は思わず自分の口を手で塞いだ。
斎藤はそれを聞いて満足そうにフッと笑うと気が済んだのか
「よくわかってるじゃないか。」
と、武尊の所へ行って髪をくしゃっとする。
その感触にぶるっときながらも武尊は慌てて斎藤を制した。
「もー!今日はダメですからね!明日は恵さんの所へ行くんだし、時尾さんと一緒にお茶会にも行くんですから今日中にこれ終わらせないといけないんですから!!」
ぶーっとブーイングして武尊は机に向かった。
斎藤もそれなら仕方ない・・と思いながら机の書類を手に取り・・・二人はそれぞれに集中して自分の仕事に没頭した。
(あともう少しで終わる・・。)
と武尊が思った時、ノックがして総務の人間が斎藤を呼びに来て斎藤はそのまま部屋を出て行った。
ちらりとその様子を見た武尊はそのまま集中を切らさずついに書き上げた。
「終わった~!」
と思いっ切り伸びをして斎藤の机の方を見た。
「あ、まだ戻ってなかった。」
武尊は立ち上がって首や肩をまわしながら窓辺へ行って外の景色を眺めた。
「あーあ、今日もまた一日が終わる・・・早いなぁ・・。」
傾く夕日が部屋の片隅を少し照らす。
武尊は部屋を振り返ると蒼紫が持って来た重箱が目についた。
そして何かを思いつくと、
「・・・まだ紙、あまってたよね。」
と呟くと机に戻り、筆を取って何かを書き始めた。
「神谷道場の誰か来たのか。」
「あ、そうでした。それ、斎藤さんが出勤する五分ぐらい前に蒼紫が来て持って来てくれたんです。」
「・・・。」
「近くに用事があるみたいで置いてすぐ帰りましたよ。」
「何かされなかったか。」
「されてませんって!いくら蒼紫だって私は斎藤さんのものだって知ってるから手なんか出しませんって!って・・・あ。」
っと、本人の目の前で大声を出してその恥ずかしいセリフに武尊は思わず自分の口を手で塞いだ。
斎藤はそれを聞いて満足そうにフッと笑うと気が済んだのか
「よくわかってるじゃないか。」
と、武尊の所へ行って髪をくしゃっとする。
その感触にぶるっときながらも武尊は慌てて斎藤を制した。
「もー!今日はダメですからね!明日は恵さんの所へ行くんだし、時尾さんと一緒にお茶会にも行くんですから今日中にこれ終わらせないといけないんですから!!」
ぶーっとブーイングして武尊は机に向かった。
斎藤もそれなら仕方ない・・と思いながら机の書類を手に取り・・・二人はそれぞれに集中して自分の仕事に没頭した。
(あともう少しで終わる・・。)
と武尊が思った時、ノックがして総務の人間が斎藤を呼びに来て斎藤はそのまま部屋を出て行った。
ちらりとその様子を見た武尊はそのまま集中を切らさずついに書き上げた。
「終わった~!」
と思いっ切り伸びをして斎藤の机の方を見た。
「あ、まだ戻ってなかった。」
武尊は立ち上がって首や肩をまわしながら窓辺へ行って外の景色を眺めた。
「あーあ、今日もまた一日が終わる・・・早いなぁ・・。」
傾く夕日が部屋の片隅を少し照らす。
武尊は部屋を振り返ると蒼紫が持って来た重箱が目についた。
そして何かを思いつくと、
「・・・まだ紙、あまってたよね。」
と呟くと机に戻り、筆を取って何かを書き始めた。