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132.金色の光を纏う少年 (斎藤・夢主・時尾)
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その晩武尊は夢を見た。
見事な満月の夜。
広い平原に武尊はいた。
武尊が月に見入っていると、平原のずっと向こうにいつの間にか小さな子供が月の光を浴びて夜空を仰ぎ見ていた。
武尊の所からその子までは遠くて、しかもその子は背を向けて立っていたので顔は見えなかったけれど、その子が月光色に輝く髪をみずら風に結い、古代の服装をしている事が武尊には分かった。
武尊がこの時代に珍しいとその子供に注目していると、その子供の周囲が不意に明るくなり、月の光が・・・粒子になって空から降って来た。
子供はその光に包まれる中、不思議な事に子供は見る見るうちに少年、そして青年の姿へと変わっていった。
十六夜、光り輝く少年の姿はまさに幻想・・・・。
武尊は光のスペクタクルにずっと見入っていた。
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2014.02.05