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131.憧れの苗字 (斎藤・夢主)
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この角を曲がると藤田家まですぐだ。
武尊は、はっと現実に戻り、
「斎藤さん・・・、こんなに普通に帰ってきていいんでしょうか。」
と、武尊が聞いた。
「何がだ。」
「だって・・・あんな事した後なのに私も斎藤さんもいつもと変わらなく帰って来てる。・・・時尾さんに申し訳ない事をしたのに罪悪感が薄まっている自分が情けない・・。」
と、武尊はしょぼんと肩を落とした。
「俺は武尊にした行為についてはいつだって後悔したことはないぞ。武尊もこの際堂々としたらどうだ。」
「何を言っているんですか斎藤さん!んもー、笑っている場合じゃないですよ!」
ああ、もう、と思いながらも気が付けば【藤田】の表札の前。
(あ~~、着いちゃった・・。)
と武尊は表札を見上げて足を止め、ため息をついた。
だが武尊は【藤田】という文字を見ながら別の事を考えていた。
(もし・・もしもだけど、私が斎藤さんと結婚したら・・)
【斎藤武尊】
その強さに憧れてやまない男の苗字・・・。
【斎藤武尊・・・。ひゃぁ~】
武尊はもう一度その名を頭の中で呟くが、こっ恥ずかしくなって慌てて斎藤の後を追いかけて家に入った。
2014.1.30
武尊は、はっと現実に戻り、
「斎藤さん・・・、こんなに普通に帰ってきていいんでしょうか。」
と、武尊が聞いた。
「何がだ。」
「だって・・・あんな事した後なのに私も斎藤さんもいつもと変わらなく帰って来てる。・・・時尾さんに申し訳ない事をしたのに罪悪感が薄まっている自分が情けない・・。」
と、武尊はしょぼんと肩を落とした。
「俺は武尊にした行為についてはいつだって後悔したことはないぞ。武尊もこの際堂々としたらどうだ。」
「何を言っているんですか斎藤さん!んもー、笑っている場合じゃないですよ!」
ああ、もう、と思いながらも気が付けば【藤田】の表札の前。
(あ~~、着いちゃった・・。)
と武尊は表札を見上げて足を止め、ため息をついた。
だが武尊は【藤田】という文字を見ながら別の事を考えていた。
(もし・・もしもだけど、私が斎藤さんと結婚したら・・)
【斎藤武尊】
その強さに憧れてやまない男の苗字・・・。
【斎藤武尊・・・。ひゃぁ~】
武尊はもう一度その名を頭の中で呟くが、こっ恥ずかしくなって慌てて斎藤の後を追いかけて家に入った。
2014.1.30