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130.忘れ物 (斎藤・夢主)
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「お待たせしました、斎藤さん。終わりました。」
実際ものの1分も経たないぐらいで着替え終わった武尊だが上司に待ってもらったのだ。
短い時間であったが、斎藤は武尊に言われた通りに一度もチラ見をすることなくおとなしくしていた。
武尊はそんな些細な斎藤の気配りが嬉しかった。
そして自分や斎藤の制服に変なものが付いてないか、一応目で確認した武尊は、
「じゃ、帰れる時は帰りましょう斎藤さん。」
と言って何か忘れ物がないか、部屋をぐるっと見まわした。
扉近くで待っている武尊の所へ行った。
武尊がドアノブに手をかけようとすると、
「忘れ物だ。」
と斎藤が言った。
何の忘れ物だろうと武尊は伸ばした手を引っ込め斎藤の方を振り返ると、そこには斎藤の胸板が目の前にあり武尊は斎藤に抱きしめられた。
「斎藤さん・・?」
胸板に顔を押し付けられたまま武尊はその意味を問うと、
「一番肝心な事を忘れていた。惚れた女を抱くときは・・・。」
と、斎藤は言い、腕の力を少し緩めた。
必然的に武尊は斎藤の顔を見上げるわけで、そこへ斎藤は口づけを落とした。
「!」
触れ合う唇と唇。
武尊は一瞬身体を強張らせたものの、すぐに武尊は斎藤に身体をゆだねた。
斎藤は武尊に愛おしさを込めてする口付けに武尊が応える。
何度も角度を変えて斎藤は武尊の唇をついばんだ。
めずらしく舌を挿入してこない斎藤に武尊が悪戯的にぺろりと舌を出して斎藤の唇を舐めた。
「・・・。」
斎藤は口付けを止め、武尊を強く見て言った。
「・・・ほう、それはまだ欲が足らなくてこの場で犯して欲しいという合図か?折角手加減してやったのにいらん気遣いだったか。」
斉藤のそんな言葉にびびったのは武尊の方だ。
斉藤があまりにも可愛い・・・というか洋画のようなスマートな口付けをするので、こちらも可愛くお返ししちゃおうかな、ぐらいの気持ちでしたことが、またことの始まりに繋がるなんて、いくら斎藤の事が好きでも今からは勘弁して-!と、心の中で叫ぶ武尊だった。
そしてもう一つ、
「手加減!?あれで手加減してたんですか!」
と、あんなに激しく後ろからしてたんじゃないんですか?と驚きのあまり武尊は開いた口が塞がらなくなりそうだった。
「手加減してなければ今頃目が覚めてると思うなよ。」
「・・・・。」
複雑な表情をする武尊を斎藤はぎゅっと抱きしめ、
「冗談だ、昼飯はカマボコだけでは足らんだろう。帰って飯を食うぞ。」
と言って、最後に武尊の頭をクシャクシャっといじると武尊を解放した。
実際ものの1分も経たないぐらいで着替え終わった武尊だが上司に待ってもらったのだ。
短い時間であったが、斎藤は武尊に言われた通りに一度もチラ見をすることなくおとなしくしていた。
武尊はそんな些細な斎藤の気配りが嬉しかった。
そして自分や斎藤の制服に変なものが付いてないか、一応目で確認した武尊は、
「じゃ、帰れる時は帰りましょう斎藤さん。」
と言って何か忘れ物がないか、部屋をぐるっと見まわした。
扉近くで待っている武尊の所へ行った。
武尊がドアノブに手をかけようとすると、
「忘れ物だ。」
と斎藤が言った。
何の忘れ物だろうと武尊は伸ばした手を引っ込め斎藤の方を振り返ると、そこには斎藤の胸板が目の前にあり武尊は斎藤に抱きしめられた。
「斎藤さん・・?」
胸板に顔を押し付けられたまま武尊はその意味を問うと、
「一番肝心な事を忘れていた。惚れた女を抱くときは・・・。」
と、斎藤は言い、腕の力を少し緩めた。
必然的に武尊は斎藤の顔を見上げるわけで、そこへ斎藤は口づけを落とした。
「!」
触れ合う唇と唇。
武尊は一瞬身体を強張らせたものの、すぐに武尊は斎藤に身体をゆだねた。
斎藤は武尊に愛おしさを込めてする口付けに武尊が応える。
何度も角度を変えて斎藤は武尊の唇をついばんだ。
めずらしく舌を挿入してこない斎藤に武尊が悪戯的にぺろりと舌を出して斎藤の唇を舐めた。
「・・・。」
斎藤は口付けを止め、武尊を強く見て言った。
「・・・ほう、それはまだ欲が足らなくてこの場で犯して欲しいという合図か?折角手加減してやったのにいらん気遣いだったか。」
斉藤のそんな言葉にびびったのは武尊の方だ。
斉藤があまりにも可愛い・・・というか洋画のようなスマートな口付けをするので、こちらも可愛くお返ししちゃおうかな、ぐらいの気持ちでしたことが、またことの始まりに繋がるなんて、いくら斎藤の事が好きでも今からは勘弁して-!と、心の中で叫ぶ武尊だった。
そしてもう一つ、
「手加減!?あれで手加減してたんですか!」
と、あんなに激しく後ろからしてたんじゃないんですか?と驚きのあまり武尊は開いた口が塞がらなくなりそうだった。
「手加減してなければ今頃目が覚めてると思うなよ。」
「・・・・。」
複雑な表情をする武尊を斎藤はぎゅっと抱きしめ、
「冗談だ、昼飯はカマボコだけでは足らんだろう。帰って飯を食うぞ。」
と言って、最後に武尊の頭をクシャクシャっといじると武尊を解放した。