160.空はいつまでも蒼く (斎藤・夢主)
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(あの武尊がな・・・・強くなったな。)
幕末自分は流されていくだけだと悲観していた武尊が前を向いて歩くと宣言した。
斎藤は目を細めて微笑むと腕をほどいた。
武尊は立ち上がり、斎藤はその後ろ姿に声をかけた。
「嗚呼、死ぬまで生きろ。武尊自身で選んだ道をな。」
その声はいつもの斎藤の声。
武尊が振り返ると斎藤はフッと笑っていた。
「うん。」
武尊も斎藤を見て自然に微笑んだ。