※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
155.記憶の刻印(7) (斎藤・夢主)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後武尊は緊張の連続であった。
ズボンを脱がして引き締まった大腿とふくらはぎの筋肉に改めて感嘆し、太ももの傷をまじまじと見せてもらい、更に黒シャツを脱がして胸筋腹筋背筋の見事なまでに鍛え上げられた身体に絶句した。
「すごい・・・やせて見えるのにこんな筋肉の量・・・(しかも弾力性としなやかさが絶妙・)。」
「今まで何度も見てるだろう、いったい今まで何を見ていたんだ。」
「(うっ、)何も・・・見てなかったみたいですね・・・それどころじゃなかったですから。」
「だろうな、せっかく見せつけていたのにな。」
「え?・・・ええー!?」
「欲を処理するだけなら脱ぐ必要はないだろう?」
「ん・・・う~ん・・、そういうもんですか?」
「脱いで脱がせるのは全身で相手を感じたいからだ。」
「なるほど・・・その論理なら分かります。」
斎藤にあれだけ裸で抱かれておきながら何も見えていなかった事にかなり恥ずかしい思いをしたがそれ以上に感銘深いというか見れば見るほどたくましさに惚れ惚れしてしまうと武尊は思った。
それでも見るだけの武尊の手を斎藤は取って武尊の視線の先に持って行って一ヶ所一ヶ所触れさせた。
いよいよ残り一枚・・・斎藤のフンドシを目の前に流石にそれは・・と躊躇した武尊を斎藤は早く取れと急かすのだがどうしても勇気が出なかった武尊はひとまずうつ伏せに寝てもらった。
「お尻・・・先に見せて・・・。」
流石に斎藤を武尊にするには心の準備がどうしても出来なかった武尊はそう言う事で時間を稼いだ。
散々他の部位も触らせられた後だったので、武尊は思わずそこに手を伸ばした。
そう言えば前側はよく視界に入っていたけど後ろは見たことがほとんどなかったと武尊は思った。
きゅっと引き締まった小さく硬い尻。
伸ばした指先が斎藤の尻に触れた瞬間武尊の頭に昨日の尻たたきの刑にされた事を思い出した。
(ふ・・ふふ・・・・・・。)
腕枕をして自らの頭を乗せて目を閉じてくつろいでいる斎藤を確認して武尊はにっ、っと口角を上げた。
(リベンジチャーーーンス、到来!)
まさかの好機に笑いが漏れてしまいそうになった。
(あれだけ私のお尻を叩いたんだから私がする事に文句言わせないんだから。)
と、黒い笑みを浮かべた武尊はすでに斎藤の尻を叩くことしか頭になかった。
すっと手を上げると・・・かなり勢いよくその手を振り下ろした。
パン!
武尊の尻の音と違って脂肪がないだけ乾いた音がした。
(どうだ、参ったか、同じ痛み、思い知れー!)
と、手にかなりの衝撃を受けながら武尊は思った。
痛いと悲鳴をあげずとも顔ぐらいしかめるだろうと思って武尊は斎藤の顔を見ると、斎藤は武尊の方を見てにやりと笑っていた。
その顔にギクっとしていたら斎藤は、
「なんだ、昨日のお返しか?いいぞ、好きなだけ叩いてみろよ。」
と余裕の笑いをかましていた。
(い、痛くないの?!)
と思いつつも武尊は、
「こんないい機会もうないもん、じゃ、お返しという事で遠慮なくたたかせてもらいます。泣いても知りませんよ?」
と、斎藤の承諾も得た事だと思いっきり昨晩の御礼も込めて力の限りパンパンパン・・と連続で十回ほど叩いた。
だが、音はそこで止まった。
「何だ、もう終わりか?」
相変わらず余裕の口ぶりで斎藤は武尊を見ながらフンと笑った。
「痛った・・い。」
痛みを訴えたのは武尊の方だった。
鍛え上げられている斎藤の尻の筋肉は皮膚の表面こそは薄らと赤身を帯びたものの、武尊ごときの叩きには鉄壁の防御を見せ逆に叩いた武尊の手のひらが真っ赤になるほどだった。
(硬い!硬すぎる!いったいどんな尻してんの!!)
武尊は心の中で叫んだ。
「じゃあそろそろこれを取ってもらおうか。」
と、斎藤は仰向けにひっくり返り上半身を起こした。
武尊は視界に入った白い布がまぶしかった。
武尊はまだサラシを巻いているとはいえ、斎藤も武尊もフンドシ一丁の姿。
「ま・・まだまだ・・・まだ一の顔をゆっくり見てない・・。」
武尊は無意識に斎藤の腰を膝立ちでまたがった。
そしてゆっくりと膝でうわずっていき、斎藤はそれに合わせて後ろに伸ばして上半身を支えていた手を曲げ、上向きに寝た。
武尊は斎藤に覆いかぶさるように顔を近づけた。
「まだ一の顔をゆっくり見てないもの・・・。」
と、武尊は両手で斎藤の頬に触れた。
ちくちくと無精ひげが痛い。
武尊は斎藤の瞳を見るとそこから視線が外せなかった。
「どうした、そんなに見つめて。惚れ直したのか?」
斎藤がからかうように言うと武尊は、
「うん・・・見納めと思うと・・・もっともっと見ていたくなって・・・。」
と目を伏し目がちにして言った。
「阿呆が・・・。」
「うん、阿呆だもの・・・。」
と武尊は斎藤の頬に手を当てたまま、自分の額と斎藤の額にこっつんこした。
そしてそのまま鼻と鼻をこするようにして斎藤に唇を合わせた。
ズボンを脱がして引き締まった大腿とふくらはぎの筋肉に改めて感嘆し、太ももの傷をまじまじと見せてもらい、更に黒シャツを脱がして胸筋腹筋背筋の見事なまでに鍛え上げられた身体に絶句した。
「すごい・・・やせて見えるのにこんな筋肉の量・・・(しかも弾力性としなやかさが絶妙・)。」
「今まで何度も見てるだろう、いったい今まで何を見ていたんだ。」
「(うっ、)何も・・・見てなかったみたいですね・・・それどころじゃなかったですから。」
「だろうな、せっかく見せつけていたのにな。」
「え?・・・ええー!?」
「欲を処理するだけなら脱ぐ必要はないだろう?」
「ん・・・う~ん・・、そういうもんですか?」
「脱いで脱がせるのは全身で相手を感じたいからだ。」
「なるほど・・・その論理なら分かります。」
斎藤にあれだけ裸で抱かれておきながら何も見えていなかった事にかなり恥ずかしい思いをしたがそれ以上に感銘深いというか見れば見るほどたくましさに惚れ惚れしてしまうと武尊は思った。
それでも見るだけの武尊の手を斎藤は取って武尊の視線の先に持って行って一ヶ所一ヶ所触れさせた。
いよいよ残り一枚・・・斎藤のフンドシを目の前に流石にそれは・・と躊躇した武尊を斎藤は早く取れと急かすのだがどうしても勇気が出なかった武尊はひとまずうつ伏せに寝てもらった。
「お尻・・・先に見せて・・・。」
流石に斎藤を武尊にするには心の準備がどうしても出来なかった武尊はそう言う事で時間を稼いだ。
散々他の部位も触らせられた後だったので、武尊は思わずそこに手を伸ばした。
そう言えば前側はよく視界に入っていたけど後ろは見たことがほとんどなかったと武尊は思った。
きゅっと引き締まった小さく硬い尻。
伸ばした指先が斎藤の尻に触れた瞬間武尊の頭に昨日の尻たたきの刑にされた事を思い出した。
(ふ・・ふふ・・・・・・。)
腕枕をして自らの頭を乗せて目を閉じてくつろいでいる斎藤を確認して武尊はにっ、っと口角を上げた。
(リベンジチャーーーンス、到来!)
まさかの好機に笑いが漏れてしまいそうになった。
(あれだけ私のお尻を叩いたんだから私がする事に文句言わせないんだから。)
と、黒い笑みを浮かべた武尊はすでに斎藤の尻を叩くことしか頭になかった。
すっと手を上げると・・・かなり勢いよくその手を振り下ろした。
パン!
武尊の尻の音と違って脂肪がないだけ乾いた音がした。
(どうだ、参ったか、同じ痛み、思い知れー!)
と、手にかなりの衝撃を受けながら武尊は思った。
痛いと悲鳴をあげずとも顔ぐらいしかめるだろうと思って武尊は斎藤の顔を見ると、斎藤は武尊の方を見てにやりと笑っていた。
その顔にギクっとしていたら斎藤は、
「なんだ、昨日のお返しか?いいぞ、好きなだけ叩いてみろよ。」
と余裕の笑いをかましていた。
(い、痛くないの?!)
と思いつつも武尊は、
「こんないい機会もうないもん、じゃ、お返しという事で遠慮なくたたかせてもらいます。泣いても知りませんよ?」
と、斎藤の承諾も得た事だと思いっきり昨晩の御礼も込めて力の限りパンパンパン・・と連続で十回ほど叩いた。
だが、音はそこで止まった。
「何だ、もう終わりか?」
相変わらず余裕の口ぶりで斎藤は武尊を見ながらフンと笑った。
「痛った・・い。」
痛みを訴えたのは武尊の方だった。
鍛え上げられている斎藤の尻の筋肉は皮膚の表面こそは薄らと赤身を帯びたものの、武尊ごときの叩きには鉄壁の防御を見せ逆に叩いた武尊の手のひらが真っ赤になるほどだった。
(硬い!硬すぎる!いったいどんな尻してんの!!)
武尊は心の中で叫んだ。
「じゃあそろそろこれを取ってもらおうか。」
と、斎藤は仰向けにひっくり返り上半身を起こした。
武尊は視界に入った白い布がまぶしかった。
武尊はまだサラシを巻いているとはいえ、斎藤も武尊もフンドシ一丁の姿。
「ま・・まだまだ・・・まだ一の顔をゆっくり見てない・・。」
武尊は無意識に斎藤の腰を膝立ちでまたがった。
そしてゆっくりと膝でうわずっていき、斎藤はそれに合わせて後ろに伸ばして上半身を支えていた手を曲げ、上向きに寝た。
武尊は斎藤に覆いかぶさるように顔を近づけた。
「まだ一の顔をゆっくり見てないもの・・・。」
と、武尊は両手で斎藤の頬に触れた。
ちくちくと無精ひげが痛い。
武尊は斎藤の瞳を見るとそこから視線が外せなかった。
「どうした、そんなに見つめて。惚れ直したのか?」
斎藤がからかうように言うと武尊は、
「うん・・・見納めと思うと・・・もっともっと見ていたくなって・・・。」
と目を伏し目がちにして言った。
「阿呆が・・・。」
「うん、阿呆だもの・・・。」
と武尊は斎藤の頬に手を当てたまま、自分の額と斎藤の額にこっつんこした。
そしてそのまま鼻と鼻をこするようにして斎藤に唇を合わせた。