※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
155.記憶の刻印(7) (斎藤・夢主)
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武尊は斎藤の靴下を見て、いくら斎藤がさらさら足だからと言って三日も同じ靴下を履くのはちょっと・・・、と思ってしまったのだった。
事が始まってしまったら下手をすれば朝になってしまうかもしれない・・・ならば今の内に洗っておこう、そう思ったのだった。
「何でこんなことが気になるのかな?というか、私が同じ足袋三日も履きたくないだけなんだけど・・。」
と、言って裏口に転がっていた石鹸を拾って井戸で自分の靴下と合わせて二足洗ったのであった。
「なるようになるしか・・・ないんだよね。もうこうなったら・・・はぁ~(ためいき)。」
武尊は洋館の壁沿いから高く青い空を仰いで盛大にため息をついた。
十分に絞った靴下を片手に持ち振り回しながら戻る最中に、
「『見ろ』ったって・・・この間見たじゃん・・・でも見たけどあんまり記憶にないような・・・・・・・・ああいうのって見ちゃってもいいのかなぁ(見過ぎて穴があくってことはないと思うんだけど)・・・でも私のは自分以上に斎藤さんの方が良く知ってるよね・・・・・・それだけ見られてるってことか。」
自分で言ってて恥ずかしくなってうなだれながら二度目のため息をつき、階段を上る武尊の足は重かった。
そして斎藤がいる部屋に入る前に書斎へ入って椅子を一つ持った。
事が始まってしまったら下手をすれば朝になってしまうかもしれない・・・ならば今の内に洗っておこう、そう思ったのだった。
「何でこんなことが気になるのかな?というか、私が同じ足袋三日も履きたくないだけなんだけど・・。」
と、言って裏口に転がっていた石鹸を拾って井戸で自分の靴下と合わせて二足洗ったのであった。
「なるようになるしか・・・ないんだよね。もうこうなったら・・・はぁ~(ためいき)。」
武尊は洋館の壁沿いから高く青い空を仰いで盛大にため息をついた。
十分に絞った靴下を片手に持ち振り回しながら戻る最中に、
「『見ろ』ったって・・・この間見たじゃん・・・でも見たけどあんまり記憶にないような・・・・・・・・ああいうのって見ちゃってもいいのかなぁ(見過ぎて穴があくってことはないと思うんだけど)・・・でも私のは自分以上に斎藤さんの方が良く知ってるよね・・・・・・それだけ見られてるってことか。」
自分で言ってて恥ずかしくなってうなだれながら二度目のため息をつき、階段を上る武尊の足は重かった。
そして斎藤がいる部屋に入る前に書斎へ入って椅子を一つ持った。