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153.記憶の刻印(5) (斎藤・夢主)
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「ここに来たのはな・・。」
と、斎藤が話し出した。
武尊が斎藤を見上げると、
「武尊を俺の気が済むまで抱くためだ。」
斎藤は真剣な顔でそう言った。
「東京の家では先日の奴らが奇襲をかけてきたら抱いているどころではなくなるからな。残り少ない時間をそんなことで無駄にしたくはない。抱きつくすまで武尊を抱かないととてもじゃないが開拓使などには行けん。」
斎藤はそう言うと、腕枕をしていない方の手を持ってきて指先に武尊の髪を絡めた。
「たとえ武尊が壊れても・・・いや、壊すつもりで来たんだが・・・。」
武尊は斎藤にそう言われて先ほど本当におかしくなってしまうほど責めを思い出した。
まさかこの後あの続きが・・・と思うと武尊はちょっとびくつきながら、
「気は済んだ・・・の・・?」
と声を小さくして聞いた。
斎藤は絡めていた指でやさしく武尊の髪をすきながら、
「いや、あれはあれでもういい。だが武尊が先ほどみたいな犯され方が好きならいくらでもしてやるぞ。」
と目を細めて言った。
斎藤の恐ろしい申し出に武尊は首を横にフルフルと振った。
「もう無理、絶対無理。」
怯える目をする武尊に斎藤はまたククッと笑うと、髪を撫でていた手を今度は武尊ののどに当て、まるで猫ののどを撫でるかのようにしながら、
「本当か?口ではそう言うが武尊の身体は俺のもので歓喜するぞ。自覚出来るように手伝ってやろうか。」
斎藤は自分の言葉に無言で首を横に振り続ける武尊を見て早速今からでも可愛がってやろうかという意地悪い心が少し芽生えたが他にやりたい事があったのでここは武尊を休ませてやる事を優先することにした。
武尊が何と答えていいのか考えあぐねていると斎藤はただ笑って再び指を武尊の髪に戻すと愛おしそうに無言ですき続けた。
武尊はそんな斎藤の指に気持ちがよくなり静かに目をつむった。
「武尊・・・髪をこうされるのは好きか。」
「うん・・・気持ちがいい・・・。」
「だろうな、顔がそう言っている。飯も食ったし眠いなら寝ていいぞ、今夜は勘弁してやる。」
武尊は一瞬目を開けて斎藤に微笑んだ。
「かなわんな。」
斎藤も思わずふっと笑うと武尊を守るようにして眠りについた。
2014. 6.17
と、斎藤が話し出した。
武尊が斎藤を見上げると、
「武尊を俺の気が済むまで抱くためだ。」
斎藤は真剣な顔でそう言った。
「東京の家では先日の奴らが奇襲をかけてきたら抱いているどころではなくなるからな。残り少ない時間をそんなことで無駄にしたくはない。抱きつくすまで武尊を抱かないととてもじゃないが開拓使などには行けん。」
斎藤はそう言うと、腕枕をしていない方の手を持ってきて指先に武尊の髪を絡めた。
「たとえ武尊が壊れても・・・いや、壊すつもりで来たんだが・・・。」
武尊は斎藤にそう言われて先ほど本当におかしくなってしまうほど責めを思い出した。
まさかこの後あの続きが・・・と思うと武尊はちょっとびくつきながら、
「気は済んだ・・・の・・?」
と声を小さくして聞いた。
斎藤は絡めていた指でやさしく武尊の髪をすきながら、
「いや、あれはあれでもういい。だが武尊が先ほどみたいな犯され方が好きならいくらでもしてやるぞ。」
と目を細めて言った。
斎藤の恐ろしい申し出に武尊は首を横にフルフルと振った。
「もう無理、絶対無理。」
怯える目をする武尊に斎藤はまたククッと笑うと、髪を撫でていた手を今度は武尊ののどに当て、まるで猫ののどを撫でるかのようにしながら、
「本当か?口ではそう言うが武尊の身体は俺のもので歓喜するぞ。自覚出来るように手伝ってやろうか。」
斎藤は自分の言葉に無言で首を横に振り続ける武尊を見て早速今からでも可愛がってやろうかという意地悪い心が少し芽生えたが他にやりたい事があったのでここは武尊を休ませてやる事を優先することにした。
武尊が何と答えていいのか考えあぐねていると斎藤はただ笑って再び指を武尊の髪に戻すと愛おしそうに無言ですき続けた。
武尊はそんな斎藤の指に気持ちがよくなり静かに目をつむった。
「武尊・・・髪をこうされるのは好きか。」
「うん・・・気持ちがいい・・・。」
「だろうな、顔がそう言っている。飯も食ったし眠いなら寝ていいぞ、今夜は勘弁してやる。」
武尊は一瞬目を開けて斎藤に微笑んだ。
「かなわんな。」
斎藤も思わずふっと笑うと武尊を守るようにして眠りについた。
2014. 6.17