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124.赤報隊準隊士 (蒼紫・夢主・緋村・薫・操・左之助・月岡)
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(背中が痛い、泣きたい、このまま気を失いたい・・)
だけど武尊にも意地があった。理由も知らないで殴られたのでは納得がいかない。
くっそぉ・・と心の中で言いながら何とか立ち上がろうと膝をついた。
「大丈夫か。」
蒼紫がもういいだろうと武尊に近づいて来た。
「大丈夫じゃないけど・・・起きなきゃ。って、蒼紫・・手土産は無事?」
手ぶらな蒼紫を見て大事な手土産が心配な武尊だった。
「大丈夫だ。向こうに置いて来た。俺に摑まれ、武尊。」
との返答にとりあえず安堵し、蒼紫に助けられながら武尊はよろよろと立ち上がった。
「右頬に三本傷・・十六夜丸か。」
目だけが険しく武尊を見る剣心に武尊は、
「先程二回も自己紹介しましたが土岐武尊です、どうも・・・。貴方は私から抜刀斎と言われたいですか、それとも緋村さんと呼ばれたいですか?こういう扱いうけるんだったらどっちでもいいんですけど。師匠から言われてあなたに会いに来ましたがとりあえず今日は挨拶だけにしておいた方が良さそうですね・・。」
「ちょっと大丈夫?土岐さん。左之助と何かあったの?」
武尊の所へ駆け寄ろうとする薫を剣心の片手がまだ制したままだ。
来られない薫に向かって武尊は痛みをこらえながら、
「さあ・・・私は面識はないんですけど・・・いや・・よくわかりません。」
と答えた。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
武尊の答えに蒼紫と剣心は武尊の様子を見ていた。
なんか微妙に気まずい空気を打開しようと薫は、
「とりあえず、折角きてくれたのにこんな所じゃ話も出来ないわよね。剣心、土岐さんを客間の方へお願いするわ、私お茶を入れてくる・・・・
「結構です。」
大きな声で武尊は断った。
薫は武尊の強い口調に驚いて立ち止った。
「・・今日は私も落ち着いて話が出来そうじゃないので帰ります。十日後以降、日を改めてまた来ます。皆さんにと思って持って来た手土産は蒼紫に預かってもらってますのでよかったら召し上がって下さい。・・では、失礼します。」
武尊は会釈すると蒼紫の腕を離して来た道を戻って行った。
だけど武尊にも意地があった。理由も知らないで殴られたのでは納得がいかない。
くっそぉ・・と心の中で言いながら何とか立ち上がろうと膝をついた。
「大丈夫か。」
蒼紫がもういいだろうと武尊に近づいて来た。
「大丈夫じゃないけど・・・起きなきゃ。って、蒼紫・・手土産は無事?」
手ぶらな蒼紫を見て大事な手土産が心配な武尊だった。
「大丈夫だ。向こうに置いて来た。俺に摑まれ、武尊。」
との返答にとりあえず安堵し、蒼紫に助けられながら武尊はよろよろと立ち上がった。
「右頬に三本傷・・十六夜丸か。」
目だけが険しく武尊を見る剣心に武尊は、
「先程二回も自己紹介しましたが土岐武尊です、どうも・・・。貴方は私から抜刀斎と言われたいですか、それとも緋村さんと呼ばれたいですか?こういう扱いうけるんだったらどっちでもいいんですけど。師匠から言われてあなたに会いに来ましたがとりあえず今日は挨拶だけにしておいた方が良さそうですね・・。」
「ちょっと大丈夫?土岐さん。左之助と何かあったの?」
武尊の所へ駆け寄ろうとする薫を剣心の片手がまだ制したままだ。
来られない薫に向かって武尊は痛みをこらえながら、
「さあ・・・私は面識はないんですけど・・・いや・・よくわかりません。」
と答えた。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
武尊の答えに蒼紫と剣心は武尊の様子を見ていた。
なんか微妙に気まずい空気を打開しようと薫は、
「とりあえず、折角きてくれたのにこんな所じゃ話も出来ないわよね。剣心、土岐さんを客間の方へお願いするわ、私お茶を入れてくる・・・・
「結構です。」
大きな声で武尊は断った。
薫は武尊の強い口調に驚いて立ち止った。
「・・今日は私も落ち着いて話が出来そうじゃないので帰ります。十日後以降、日を改めてまた来ます。皆さんにと思って持って来た手土産は蒼紫に預かってもらってますのでよかったら召し上がって下さい。・・では、失礼します。」
武尊は会釈すると蒼紫の腕を離して来た道を戻って行った。