※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
123.対面 (剣心・薫・左之助・蒼紫・夢主)
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茶色がかった短髪に端整な顔付き。
すらりとした体格の警官の服を着た男。
剣心は武尊の顔・・、いや正確には右頬の三本の傷が見え、それと過去の記憶が一致した瞬間、
「薫殿!」
と、洗濯物を放り投げ叫び薫の前に飛び逆刃刀に手をかけ構え武尊を睨んだ。
剣心には鵜堂刃衛や雪代縁の時に薫を結果的に守れなかったという負い目がある。
二度と失態やヘマは許されない。
この逆刃刀に誓って必ず薫を・・・愛する者を守る。
先程の穏やかな口調とはまるで別人のような気迫で武尊を睨んだ。
(ああ・・・やっぱり顔見知りだったんだ。)
武尊はこうなるかもしれないという事は、と予測はしていた。
でもこうして明らかに敵意丸出しで構えられると心が痛い。
(斬られるか・・・・。)
と思いつつも武尊は剣心を凝視したまま立っていると、
「てめぇー!」
という声と共に左之助が剣心の横を擦り抜け、武尊へ突進していった。
「左之!待つでござる!」
剣心は左之助を止めようと叫んだ。
左之助の右手はここのところの連戦で無理を重ね負傷中であるが自分の背中を預けることが出来る男。が、それでも十六夜丸は自分が人斬り抜刀斎だった頃の自分と渡り合ったほどの腕前。左之助には無理だと。
剣心が思った時は左之助はすでに左手の拳を武尊に向かって繰り出している所だった。
すらりとした体格の警官の服を着た男。
剣心は武尊の顔・・、いや正確には右頬の三本の傷が見え、それと過去の記憶が一致した瞬間、
「薫殿!」
と、洗濯物を放り投げ叫び薫の前に飛び逆刃刀に手をかけ構え武尊を睨んだ。
剣心には鵜堂刃衛や雪代縁の時に薫を結果的に守れなかったという負い目がある。
二度と失態やヘマは許されない。
この逆刃刀に誓って必ず薫を・・・愛する者を守る。
先程の穏やかな口調とはまるで別人のような気迫で武尊を睨んだ。
(ああ・・・やっぱり顔見知りだったんだ。)
武尊はこうなるかもしれないという事は、と予測はしていた。
でもこうして明らかに敵意丸出しで構えられると心が痛い。
(斬られるか・・・・。)
と思いつつも武尊は剣心を凝視したまま立っていると、
「てめぇー!」
という声と共に左之助が剣心の横を擦り抜け、武尊へ突進していった。
「左之!待つでござる!」
剣心は左之助を止めようと叫んだ。
左之助の右手はここのところの連戦で無理を重ね負傷中であるが自分の背中を預けることが出来る男。が、それでも十六夜丸は自分が人斬り抜刀斎だった頃の自分と渡り合ったほどの腕前。左之助には無理だと。
剣心が思った時は左之助はすでに左手の拳を武尊に向かって繰り出している所だった。