2人の雄英生〜I・アイランドでの夏休み〜(轟焦凍夢小説)
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「芽瑠、そろそろ着陸するぞ」
焦凍の呼びかけに目を覚ます。
どうやら飛行機に搭乗してからは私はすぐに寝てしまったらしい。
窓際に座っている私は、外に目をやると目的地である巨大人工移動都市I・アイランドが見えた。
世界中の超有名科学者達が住んでいるこのサイエンスハリウッドの様なこの島に行けるなんて一つ夢が叶った様な気持ちになり、胸が高鳴った。
「すごい…!楽しみだなぁ」
期待に胸を膨らます私の顔を見て焦凍も薄らと微笑んでいた。
空港を出てると、スーツを着た人たちが私たちの前に現れた。
「エンデヴァー様より、焦凍様とご同伴者様である芽瑠様のホテルへの送迎を承っております。」
「お願いします。行くぞ。」
言われるがままに着いていくとリムジンに乗せられ、ホテルへと向かった。
さすがNo.2ヒーローの息子だなぁ…
ホテルに到着し、チェックイン済ませ部屋へと向かった。
「…って、一緒の部屋なの?!」
「嫌なのか?」
「いや…そうじゃないけど」
「ならいいだろ。」
付き合って2ヶ月しか経ってなくてろくに恋人らしい事もしていないのに初めてのデートでお泊まりって!
いつもと変わらずツンとした態度の彼を見て軽くため息をつく。
とりあえず荷物を置いて、せっかくなので外に観光に来た私たちは都心部へとたどり着いた。
個性の使用を自由とされているI・アイランドでは個性を使用したショーやイベント、さらにI・エキスポに招待されたであろうプロヒーロー達もおり、とても賑わっていた。
「わぁ〜あっちこっちに雑誌で見たことあるヒーローばっかり…!!」
「すごい人だな。」
「あの…焦凍、まず服を買いたいんだけどいいかな?」
「あぁ、分かった。」
昨日飛行機に乗る前に母に荷物を送ってもらう様に頼んだけれど、到着は早くて今日の夕方になるようなので今日の観光用に1着買うことにした。
ショッピングモールに入って、服を選ぶ。
すると、1つの白レースのノースリーブワンピースが目に入った。
(可愛い…!)
ワンピースを持ってレジに向かおうとすると、店の前で待っていたはずの焦凍が現れた。
「それにするのか?」
「うん!そうだよ」
じっと私の持つワンピースを見つめるので不思議に思っていると、彼はようやく口を開いた。
「それ、俺が買う。」
思ってもいなかったことを言われたので、驚いた。
「いやいいよ!申し訳ないし…」
彼は私からワンピースを取ると、会計を済ませワンピースの入った袋を私に渡した。
「いや…準備もろくにさせないで来させちまったから…」
少し申し訳なさそうに目線を逸らしながら、差し出す彼の姿が見慣れなくて私は吹き出した。
「ううん、誘ってくれてありがとう。ワンピース…大切にするね!」
このワンピースは彼から貰った初めてのプレゼントで、とても大切な物になった。
着替えを済ませ、私たちはランチするためにエキスポ内のカフェへと向かった。
焦凍の呼びかけに目を覚ます。
どうやら飛行機に搭乗してからは私はすぐに寝てしまったらしい。
窓際に座っている私は、外に目をやると目的地である巨大人工移動都市I・アイランドが見えた。
世界中の超有名科学者達が住んでいるこのサイエンスハリウッドの様なこの島に行けるなんて一つ夢が叶った様な気持ちになり、胸が高鳴った。
「すごい…!楽しみだなぁ」
期待に胸を膨らます私の顔を見て焦凍も薄らと微笑んでいた。
空港を出てると、スーツを着た人たちが私たちの前に現れた。
「エンデヴァー様より、焦凍様とご同伴者様である芽瑠様のホテルへの送迎を承っております。」
「お願いします。行くぞ。」
言われるがままに着いていくとリムジンに乗せられ、ホテルへと向かった。
さすがNo.2ヒーローの息子だなぁ…
ホテルに到着し、チェックイン済ませ部屋へと向かった。
「…って、一緒の部屋なの?!」
「嫌なのか?」
「いや…そうじゃないけど」
「ならいいだろ。」
付き合って2ヶ月しか経ってなくてろくに恋人らしい事もしていないのに初めてのデートでお泊まりって!
いつもと変わらずツンとした態度の彼を見て軽くため息をつく。
とりあえず荷物を置いて、せっかくなので外に観光に来た私たちは都心部へとたどり着いた。
個性の使用を自由とされているI・アイランドでは個性を使用したショーやイベント、さらにI・エキスポに招待されたであろうプロヒーロー達もおり、とても賑わっていた。
「わぁ〜あっちこっちに雑誌で見たことあるヒーローばっかり…!!」
「すごい人だな。」
「あの…焦凍、まず服を買いたいんだけどいいかな?」
「あぁ、分かった。」
昨日飛行機に乗る前に母に荷物を送ってもらう様に頼んだけれど、到着は早くて今日の夕方になるようなので今日の観光用に1着買うことにした。
ショッピングモールに入って、服を選ぶ。
すると、1つの白レースのノースリーブワンピースが目に入った。
(可愛い…!)
ワンピースを持ってレジに向かおうとすると、店の前で待っていたはずの焦凍が現れた。
「それにするのか?」
「うん!そうだよ」
じっと私の持つワンピースを見つめるので不思議に思っていると、彼はようやく口を開いた。
「それ、俺が買う。」
思ってもいなかったことを言われたので、驚いた。
「いやいいよ!申し訳ないし…」
彼は私からワンピースを取ると、会計を済ませワンピースの入った袋を私に渡した。
「いや…準備もろくにさせないで来させちまったから…」
少し申し訳なさそうに目線を逸らしながら、差し出す彼の姿が見慣れなくて私は吹き出した。
「ううん、誘ってくれてありがとう。ワンピース…大切にするね!」
このワンピースは彼から貰った初めてのプレゼントで、とても大切な物になった。
着替えを済ませ、私たちはランチするためにエキスポ内のカフェへと向かった。