2人の雄英生〜I・アイランドでの夏休み〜(轟焦凍夢小説)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
白熱の期末試験が終わり、夏休みが始まった。
2週間後には林間合宿が控えているため各々準備をしている。…筈なのだが。
「あつ〜…」
今にも棒から落ちそうなアイスを食べながら、扇風機の前に私はいた。
JKの夏休みだと言うのにパッとしない日々を私は送っている。
…というのも先日ヤオモモのお父さんがスポンサー企業から招待されたと言うI・アイランドのI・エキスポの招待券の同伴者決めジャンケンで負けてしまった。
島には行けるけど…夜のパーティーには招待券がある人しか行けないからなぁ…残念だ!
まぁみんなで海外旅行?にも行けるしいっか!万歳!
とりあえず明後日出発だから、準備始めとくか…。
その時、携帯電話が鳴った。
電話の相手は恋人の焦凍からだった。
「はい、もしもし?」
「芽瑠、家の外に出れるか。」
「出れるけど何で?」
「今、芽瑠の家の前にいる」
「はい?!」
玄関を開けると、本当に焦凍が居るもんだから驚いた。
「ど、どうしたの?突然…」
「あぁ、これを見てくれ。」
差し出されたのは逃したI・エキスポの招待券だった。
「あ、これ!どうしたの?」
「親父宛だ。行かねえみたいなんで、俺が代理で行く事にした。…で、同伴者付けられるから芽瑠を誘おうと思って。」
「ええ!そうだったんだ!嬉しい!」
まさかこんな形で行ける事になるなんて!
エンデヴァー様万歳!!!
「じゃ、行くぞ。」
「はぇ?どこに?」
「どこって…I・アイランドに決まってんだろ。」
…今からですか?!?!?!
よく見ると、焦凍の背後には大きめのキャリーケースがある。
「え、待って待って!私は明後日の便でクラスの女の子達と約束しちゃったし!何にも用意してないし無理だよ!」
「今日の飛行機なら芽瑠の分も取ってあるから大丈夫だ。明後日の便は…何とかする。」
なんとかってちょっと適当でしょ…!!
「とりあえず時間がない。行くぞ。」
焦凍は私の手を掴み、そのまま空港へと連れて行かれた。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
空港に着き、搭乗の手続きを済ませている焦凍の横で私はクラスの女子グループラインに事情を説明した。
芦戸『彼氏からの招待なんてやったじゃん!』
葉隠『断る理由ないっしょー!』
蛙水『私達の分まで楽しんで欲しいわ』
同じくジャンケンで負けた3人の反応が1番気がかりだったけれど、大丈夫みたい。
皆んなの優しさに救われた。
にしても、キャミソールに短パンにビーチサンダルって…この部屋着感満載に財布と携帯だけって…せっかくのI・アイランドへの旅なのに!
…焦凍は彼氏だしもっと可愛い格好したかったなぁ。
焦凍とは付き合って2ヶ月程経つけど、最近ようやく下の名前で呼び合うようになった。
週に何回か一緒に帰るくらいで、これといってどこか出かけた事もないので恋人らしいことは一切していない。
告白してくれたのは焦凍からだったけど…たまに不安になる。
ほんとに好きなのかなって。
ちらっと、焦凍を見るけど「どうした?」と言わんばかりの顔!
「!…もしかして飛行機乗るのに緊張しているのか?緊張をほぐすには手の中心のツボを…」
「ええーい!違うわー!」
この人、私の事何も分かってない!!
2週間後には林間合宿が控えているため各々準備をしている。…筈なのだが。
「あつ〜…」
今にも棒から落ちそうなアイスを食べながら、扇風機の前に私はいた。
JKの夏休みだと言うのにパッとしない日々を私は送っている。
…というのも先日ヤオモモのお父さんがスポンサー企業から招待されたと言うI・アイランドのI・エキスポの招待券の同伴者決めジャンケンで負けてしまった。
島には行けるけど…夜のパーティーには招待券がある人しか行けないからなぁ…残念だ!
まぁみんなで海外旅行?にも行けるしいっか!万歳!
とりあえず明後日出発だから、準備始めとくか…。
その時、携帯電話が鳴った。
電話の相手は恋人の焦凍からだった。
「はい、もしもし?」
「芽瑠、家の外に出れるか。」
「出れるけど何で?」
「今、芽瑠の家の前にいる」
「はい?!」
玄関を開けると、本当に焦凍が居るもんだから驚いた。
「ど、どうしたの?突然…」
「あぁ、これを見てくれ。」
差し出されたのは逃したI・エキスポの招待券だった。
「あ、これ!どうしたの?」
「親父宛だ。行かねえみたいなんで、俺が代理で行く事にした。…で、同伴者付けられるから芽瑠を誘おうと思って。」
「ええ!そうだったんだ!嬉しい!」
まさかこんな形で行ける事になるなんて!
エンデヴァー様万歳!!!
「じゃ、行くぞ。」
「はぇ?どこに?」
「どこって…I・アイランドに決まってんだろ。」
…今からですか?!?!?!
よく見ると、焦凍の背後には大きめのキャリーケースがある。
「え、待って待って!私は明後日の便でクラスの女の子達と約束しちゃったし!何にも用意してないし無理だよ!」
「今日の飛行機なら芽瑠の分も取ってあるから大丈夫だ。明後日の便は…何とかする。」
なんとかってちょっと適当でしょ…!!
「とりあえず時間がない。行くぞ。」
焦凍は私の手を掴み、そのまま空港へと連れて行かれた。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
空港に着き、搭乗の手続きを済ませている焦凍の横で私はクラスの女子グループラインに事情を説明した。
芦戸『彼氏からの招待なんてやったじゃん!』
葉隠『断る理由ないっしょー!』
蛙水『私達の分まで楽しんで欲しいわ』
同じくジャンケンで負けた3人の反応が1番気がかりだったけれど、大丈夫みたい。
皆んなの優しさに救われた。
にしても、キャミソールに短パンにビーチサンダルって…この部屋着感満載に財布と携帯だけって…せっかくのI・アイランドへの旅なのに!
…焦凍は彼氏だしもっと可愛い格好したかったなぁ。
焦凍とは付き合って2ヶ月程経つけど、最近ようやく下の名前で呼び合うようになった。
週に何回か一緒に帰るくらいで、これといってどこか出かけた事もないので恋人らしいことは一切していない。
告白してくれたのは焦凍からだったけど…たまに不安になる。
ほんとに好きなのかなって。
ちらっと、焦凍を見るけど「どうした?」と言わんばかりの顔!
「!…もしかして飛行機乗るのに緊張しているのか?緊張をほぐすには手の中心のツボを…」
「ええーい!違うわー!」
この人、私の事何も分かってない!!
1/6ページ