◆月の姫君

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主人公1
主人公

『他にはどんな生き物がいるんですか!?』

竹谷「おいおい、喜んで手伝ってくれるのは嬉しいがあんまり騒ぎすぎるなよ。臆病なやつもいるからな。」


鈴音は生物委員会が育てている虫や蛇をはしゃいで見回っていく。


一平「恐くないんですか?」

『たしかに前は大きかったし怖かったのもいたけど、孫兵さんから話を聞いてるうちに興味わいちゃって。』

虎若「安全な生き物だったけど、上にのってた時は土井先生が大慌てしてたね。」

三治郎「でもあれ、楽しそうだったな。」

孫兵「あの頃から、ジュンコとは仲良くしてくれてたよな。」

虎若「あれ、絞められかけてませんでした?」


好奇心が旺盛だったのだろう。
小さい体の特権というべきか、鈴音は小さな体のうちにやれることをやってそれなりに楽しんでいた。
同じように小さい生き物と遭遇したりヘムヘムにくっついたり隠れたり。


三治郎「だけどあれから万が一のことを考えて、保険委員や土井先生から近づくの禁止されちゃったんだよね。」

孫兵「生物委員会にも来れないのに、僕にはジュンコがいるから全然会えなくなっちゃって。」

『そうなんですよ!だけどもう大きさ的にも問題ないってことで、こうして生物委員会にも来れるようになって嬉しいです。』

三治郎「僕も嬉しいよ!」


彼女は元々小さかったからか、小さな生き物を見つけやすかった。
今でも見方が同じなのか、脱走した生き物を見つけるのに大活躍をしていく。
楽しそうに生物を探し回ったり触れ合ったりする鈴音を見て、竹谷達は微笑ましく思うのだった。


孫兵「僕達と一緒に生物委員会に入ってくれたらいいのに。」

竹谷「そうだなぁ。」
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