白熊cafe
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『あの、これ。一生懸命作ったので、よかったら食べてください!』
スズネはペンギンくんに向かってチョコの袋を差し出した。
ペンギン「え!?僕に!?」
今日はバレンタイン。
だからなのか、しろくまカフェには常連さんが勢ぞろいしていた。
そんな中で手作りらしきチョコを手渡すだなんて思わなかったので、その場にいた全員に衝撃が走る。
ペンギン「嬉しいなぁ。しかもウィスキーボンボンだなんて。…えぇと。もしかしてだけど、これって僕のためだけに」『それでこれは、パンダくんに!』
わざわざ好みのチョコを用意していたので、もしかしてと一瞬思ったが検討違いだったようだ。
スズネはそれぞれに別のプレゼントを用意していた。
パンダ「うわぁ!笹チョコだ~♪すごくおいしそう。ありがとね、スズネちゃん。」
『これは、グリズリーさんに。お口に合えばいいんですけど。』
グリズリー「心配するなよ。お前から貰えたってだけで十分嬉しいんぜ?」
『そ、そう言っていただけるとありがたいです!』
グリズリー「お、メイプルクッキーもあるのか!」
チョコを手渡していくスズネは愛らしく、誰もが照れくさそうにする仕草に勘違いしてしまいそうになった。
ナマケモノさんには既に試作品の時に直接食べてもらったことがあるらしい。
何気に【あーん】をしていたということなので、数名が何かモヤモヤした感覚になる。
だが天然なパンダくんが、その話に便乗して【あーん】をしてもらおうとしたので一目散に一同で抑え込むことに必死になることになった。
ラマ「それにしても、これほどの量をそれぞれの好みに合わせて作るなんて。大変だったんじゃないですか?」
『せっかくだからと作り始めたら張り切りすぎちゃいました。好みはしろくまさんに聞いたんです!喜んでいただけて良かった。』
グリズリー「…しろくまに?」
『だって、一番料理得意だから。それに、皆さんの好みも知ってそうでしたし。』
スズネの言ってることは正しい。
だが、判断が正しいとは言えない。
なにせ、冗談を言うのが好きな奴だ。よくあのしろくまが素直に協力したなと、話を聞いていた皆は少し不思議に思った。
しろくま「僕だって、スズネちゃんの迷惑になるようなことまではしないよ。」
しろくまが、拗ねたような口調をしたところでチョコを配り終えたらしい。
スズネは最後に残っていたチョコの袋をしろくまに手渡した。
『しろくまさんにも、これ。先日教えてもらったさくさくクッキーの、生地の余りで作ってみたものですけど。』
しろくま「ふふ、貰えなかったらどうしようかと思ってたよ。ありがとう。」
『しろくまさんは本当に料理上手ですし、モテモテですから、いらないかな~とも思ったのですが。』
複雑そうな顔をしながら、一瞬こちらを見られた気がしたペンギンくんはギクリとした。
しろくま「これは、アザラシクッキー!」
『他に貰ったチョコと一緒にでも食べてください。』
しろくま「いや、これは我が家の家宝に」『食べてくださいってば!』
それでも、特別扱いされるような言い回しが嬉しかったようだ。
スズネは楽しそうに笑っている。
しろくま「それなら、これに合うコーヒーを早速いれてくね。皆で食べよう。」
「「賛成ー!!」」
『それなら私も一緒に』「とその前に。」
しろくま「これ、僕からのお返し。」
そう言って、しろくまはスズネに動物製氷機をプレゼントした。
飲み物の上に、流氷に乗ったしろくまやペンギンが浮かんでいるように見えるデザインの氷が作れるとてもオシャレな代物である。
『えっこれ。』
しろくま「好きそうだから買っちゃった。あげるの待ちきれなかったし、海外は男女関係なく贈り物する日だからね。」
『あ、ありがとうございます!』
嬉しそうに贈り物を見つめるスズネを見ながら、客はしろくまのやり口に感心していた。
グリズリー「こいつぁ、ホワイトデーのレベルが一気に上がったな。」
パンダ「僕も頑張っちゃうぞ~!」
しろくま「コーヒーできたよ。」
パンダ「…とりあえず、チョコ食べてから!」
ーーーーーーーーー
嫁コレから好みのチョコ、原作からさくさくクッキーを参考にしました。
スズネはペンギンくんに向かってチョコの袋を差し出した。
ペンギン「え!?僕に!?」
今日はバレンタイン。
だからなのか、しろくまカフェには常連さんが勢ぞろいしていた。
そんな中で手作りらしきチョコを手渡すだなんて思わなかったので、その場にいた全員に衝撃が走る。
ペンギン「嬉しいなぁ。しかもウィスキーボンボンだなんて。…えぇと。もしかしてだけど、これって僕のためだけに」『それでこれは、パンダくんに!』
わざわざ好みのチョコを用意していたので、もしかしてと一瞬思ったが検討違いだったようだ。
スズネはそれぞれに別のプレゼントを用意していた。
パンダ「うわぁ!笹チョコだ~♪すごくおいしそう。ありがとね、スズネちゃん。」
『これは、グリズリーさんに。お口に合えばいいんですけど。』
グリズリー「心配するなよ。お前から貰えたってだけで十分嬉しいんぜ?」
『そ、そう言っていただけるとありがたいです!』
グリズリー「お、メイプルクッキーもあるのか!」
チョコを手渡していくスズネは愛らしく、誰もが照れくさそうにする仕草に勘違いしてしまいそうになった。
ナマケモノさんには既に試作品の時に直接食べてもらったことがあるらしい。
何気に【あーん】をしていたということなので、数名が何かモヤモヤした感覚になる。
だが天然なパンダくんが、その話に便乗して【あーん】をしてもらおうとしたので一目散に一同で抑え込むことに必死になることになった。
ラマ「それにしても、これほどの量をそれぞれの好みに合わせて作るなんて。大変だったんじゃないですか?」
『せっかくだからと作り始めたら張り切りすぎちゃいました。好みはしろくまさんに聞いたんです!喜んでいただけて良かった。』
グリズリー「…しろくまに?」
『だって、一番料理得意だから。それに、皆さんの好みも知ってそうでしたし。』
スズネの言ってることは正しい。
だが、判断が正しいとは言えない。
なにせ、冗談を言うのが好きな奴だ。よくあのしろくまが素直に協力したなと、話を聞いていた皆は少し不思議に思った。
しろくま「僕だって、スズネちゃんの迷惑になるようなことまではしないよ。」
しろくまが、拗ねたような口調をしたところでチョコを配り終えたらしい。
スズネは最後に残っていたチョコの袋をしろくまに手渡した。
『しろくまさんにも、これ。先日教えてもらったさくさくクッキーの、生地の余りで作ってみたものですけど。』
しろくま「ふふ、貰えなかったらどうしようかと思ってたよ。ありがとう。」
『しろくまさんは本当に料理上手ですし、モテモテですから、いらないかな~とも思ったのですが。』
複雑そうな顔をしながら、一瞬こちらを見られた気がしたペンギンくんはギクリとした。
しろくま「これは、アザラシクッキー!」
『他に貰ったチョコと一緒にでも食べてください。』
しろくま「いや、これは我が家の家宝に」『食べてくださいってば!』
それでも、特別扱いされるような言い回しが嬉しかったようだ。
スズネは楽しそうに笑っている。
しろくま「それなら、これに合うコーヒーを早速いれてくね。皆で食べよう。」
「「賛成ー!!」」
『それなら私も一緒に』「とその前に。」
しろくま「これ、僕からのお返し。」
そう言って、しろくまはスズネに動物製氷機をプレゼントした。
飲み物の上に、流氷に乗ったしろくまやペンギンが浮かんでいるように見えるデザインの氷が作れるとてもオシャレな代物である。
『えっこれ。』
しろくま「好きそうだから買っちゃった。あげるの待ちきれなかったし、海外は男女関係なく贈り物する日だからね。」
『あ、ありがとうございます!』
嬉しそうに贈り物を見つめるスズネを見ながら、客はしろくまのやり口に感心していた。
グリズリー「こいつぁ、ホワイトデーのレベルが一気に上がったな。」
パンダ「僕も頑張っちゃうぞ~!」
しろくま「コーヒーできたよ。」
パンダ「…とりあえず、チョコ食べてから!」
ーーーーーーーーー
嫁コレから好みのチョコ、原作からさくさくクッキーを参考にしました。
7/7ページ