◆THE STRAY CHILD
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少女は再び現われた道を走る。
向こうでやり残したことはない。
振り返らずに、急いで行かなければ。
「戻っておいで。」
周囲から聞えてくる声。
彼女は、ただ光の先を目指した。
ついに出口まで来た、というところで何かに足を引っ張られる。
「戻っておいで。」
あと、もう少しでたどり着くのに。
放そうとしても、それは足から離れない。
もがく彼女に向かって、その何かが更にのびてこようとした。
が
それは、他の何かに阻まれて少女の足から離れる。
「戻っておいで。」
それが何だったのか、確認できないまま彼女は現実の世界へと引き戻されていく。
さようなら。
最後に聞えた声は、たしかに少女の知っている声で。
彼女は、自分に向かって告げられた別れの言葉に対して振り返らずにお礼を言った。
さようなら。
お幸せに。
〆
----------
思ってたより長引き、完成後に提示予定が我慢できなかった作品でした。なんてこと。
長編ならではのGHS夢が書きたかったけれど短編集っぽくなってしまった感;夢要素増やしたかった。
迷子というテーマにはそれましたかね。
大人になった後の続きも有りきです。
誰かと現実に帰るとか、グレゴリーママ倒して君臨するハッピーエンドも有だと思います!(え)
ところで「戻っておいで。」の台詞、あなたはどっちから聞こえましたか?
非現実、あるいは現実でしょうか。
そんなこんなですが、長らく最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
向こうでやり残したことはない。
振り返らずに、急いで行かなければ。
「戻っておいで。」
周囲から聞えてくる声。
彼女は、ただ光の先を目指した。
ついに出口まで来た、というところで何かに足を引っ張られる。
「戻っておいで。」
あと、もう少しでたどり着くのに。
放そうとしても、それは足から離れない。
もがく彼女に向かって、その何かが更にのびてこようとした。
が
それは、他の何かに阻まれて少女の足から離れる。
「戻っておいで。」
それが何だったのか、確認できないまま彼女は現実の世界へと引き戻されていく。
さようなら。
最後に聞えた声は、たしかに少女の知っている声で。
彼女は、自分に向かって告げられた別れの言葉に対して振り返らずにお礼を言った。
さようなら。
お幸せに。
〆
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思ってたより長引き、完成後に提示予定が我慢できなかった作品でした。なんてこと。
長編ならではのGHS夢が書きたかったけれど短編集っぽくなってしまった感;夢要素増やしたかった。
迷子というテーマにはそれましたかね。
大人になった後の続きも有りきです。
誰かと現実に帰るとか、グレゴリーママ倒して君臨するハッピーエンドも有だと思います!(え)
ところで「戻っておいで。」の台詞、あなたはどっちから聞こえましたか?
非現実、あるいは現実でしょうか。
そんなこんなですが、長らく最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!