◆浮気松
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《💔十四松の場合》
スマイル0円の十四松は、スズネのことも笑顔にしてくれていた。
下の世界も悪くない。
そう思わせてくれるほどに、二人の時間は幸せで満たされていた。
『あ、また怪我してる。無理しないでって言ったのに。』
「だって…。」
怪我の大半は兄弟喧嘩と野球なのだが、彼女と出会ってからは余計に増えた。
彼女といて大はしゃぎしているのも原因の一つだが、他の子に目が移ったりするたびに「戒め!」と自分を痛め付けてるのが一因となっていた。
とんでもない癖が移ってしまったものである。
『って、それ食べちゃっても平気なの?』
「へーきへーき!!」
十四松はそう言いながら18禁本を極秘で食べた。
彼女とはそれはもう純粋で清い関係でいたのであって、昔の黒歴史とかイヤミとか…なるべくヤバいものは近づけさせないようにと気を付けていた。
なのになんでこんな本買っちゃったかなぁと後悔しながら跡形もなく片付ける。
『えっと、ジュースいる?』
「わぁい。」
ありがとー、とお礼を言ってグビグビ飲み込んだ。
『顔色悪いよ、少し休んでいこう。』
大好きなスズネが気遣ってくれるのが嬉しくて、幸せで。
やっぱり余計なことは考えないようにしなくちゃと、鐘を頭でついてでも煩悩を消そうと決意していた。
そこまでしなくても良いとは彼女も思っているはずなのだが。
とにかく浮かれていた十四松は、今の幸せを逃がさないことに必死であった。
嫌われたり、悲しませたりしないためにも…と。
過去は断ち切る。未練は無くす。他の女の子には目もくれないようにする!
そんで彼女と両思い!!
「僕、頑張るからね!」
「何してるか知らないけど…無理はしないでね?」
ー 天使は嫉妬に溺れない、ただ熱に浮かれるだけである。
スマイル0円の十四松は、スズネのことも笑顔にしてくれていた。
下の世界も悪くない。
そう思わせてくれるほどに、二人の時間は幸せで満たされていた。
『あ、また怪我してる。無理しないでって言ったのに。』
「だって…。」
怪我の大半は兄弟喧嘩と野球なのだが、彼女と出会ってからは余計に増えた。
彼女といて大はしゃぎしているのも原因の一つだが、他の子に目が移ったりするたびに「戒め!」と自分を痛め付けてるのが一因となっていた。
とんでもない癖が移ってしまったものである。
『って、それ食べちゃっても平気なの?』
「へーきへーき!!」
十四松はそう言いながら18禁本を極秘で食べた。
彼女とはそれはもう純粋で清い関係でいたのであって、昔の黒歴史とかイヤミとか…なるべくヤバいものは近づけさせないようにと気を付けていた。
なのになんでこんな本買っちゃったかなぁと後悔しながら跡形もなく片付ける。
『えっと、ジュースいる?』
「わぁい。」
ありがとー、とお礼を言ってグビグビ飲み込んだ。
『顔色悪いよ、少し休んでいこう。』
大好きなスズネが気遣ってくれるのが嬉しくて、幸せで。
やっぱり余計なことは考えないようにしなくちゃと、鐘を頭でついてでも煩悩を消そうと決意していた。
そこまでしなくても良いとは彼女も思っているはずなのだが。
とにかく浮かれていた十四松は、今の幸せを逃がさないことに必死であった。
嫌われたり、悲しませたりしないためにも…と。
過去は断ち切る。未練は無くす。他の女の子には目もくれないようにする!
そんで彼女と両思い!!
「僕、頑張るからね!」
「何してるか知らないけど…無理はしないでね?」
ー 天使は嫉妬に溺れない、ただ熱に浮かれるだけである。